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2017年4月

2017/04/30

はや晩春

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4月も今日で最後.昨日までは最高気温がせいぜい20度前後で,朝晩は結構肌寒かったのですが,今日は朝からぐんぐん気温が上がり,24度くらいまで上がったようです.

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ソメイヨシノの花ははとっくに散り,ヤエザクラヤマザクラの花も終わり,ツツジが盛りを迎えてきました.晩春というよりは,すでに初夏という風情になってきています.今年は思いの外シャガの開花が早く,上の写真は今から一週間ほど前のものです.普通シャガは,空気が湿り気を帯びてくるころに咲くものだと思っていましたが,まだ空気は乾燥していてさわやかなので,今年はちょっと変な感じです.

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わが家の庭では早春の花は全て終わり,代わって晩春の花が咲き始めています.そうこうするうちに初夏の花が咲き始めますから,ここしばらくは花が絶えることはありません.

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Refsort/Ruby 2.51 Released

辞書参照型ソーティングフィルターをスクリプト言語 Ruby で実装した Refsort/Ruby の開発を10年以上続けています(例えば新しいほうから順に *1 *2 *3 *4 *5 *6 *7 *8 *9 *10).もう仕様は落ち着いていて機能の追加をするつもりはなく,細々とバグのメンテナンスを行っている状態です.

前回のリリースは昨年2016年の7月だったのですが,今回の変更は,Windows用のRuby実行環境である Rubyinstaller の更新が滞ったことに端を発しています.この Rubyinstaller に代わって,別の作者が更新を買って出て,Rubyinstaller2 なるものをリリースし始めました.

ところが,この作者の実装はエンコーディングに癖があって,Windows なのにデフォルトの外部エンコーディング Encoding.default_external を強引に UTF-8 に決め打ちしているのです.欧州のユーザ,特に Rails の開発者にとって,エンコーディングは UTF-8 しか眼中にないらしく,他のエンコーディングを使う理由は無いでしょ!と問答無用のノートが付けられています.

しかし,これは Ruby レファレンスマニュアルの記述とは食い違いますし,これまで作成してきたスクリプトの中には動かなくなるものが出てきます.そして,現に Refsort/Ruby がそうなってしまうのです.そこで,文句を言いつつも,この実行環境でも問題なく動くように修正したものが今回の Refsort/Ruby です.

繰り返しになりますが,機能の追加は何もなく,Ruby の最新版 v2.4.1p111 で動作することを確認しています.

また近日中にユーザーズガイドを改訂してアップする予定です.

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2017/04/24

IOC List v7.2 Released

IOC World Bird List v7.2 が2017年4月22日にリリースされました.前回 v7.1 のリリースが2017年1月8日だったのですが,これはやや変則的に普段よりも早い周期でリリースされたもので,今回はその周期を元に戻す形になっています.

今回は定性的には特に目立つ変更はありません.今回収録されたのは科が 240,属が 2,295,現生種が 10,681,絶滅種が 159,亜種が 20,087 です.前回 v7.1 でアナウンスされたように,最新の研究の進展に伴い,旧来の鳥類分類体系を書き換える時期に来ていること,そのため,2017年中を目標に新たな分類体系に移行する予定であることは変わりないようです.そのためか,前回同様,上目 (Superorder) の PALEOGNATHAE(古顎類)NEOGNATHAE(新顎類)や,系統群であるNEOAVES がリストの最上位の階層にこっそりと載っています.

定量的には,亜種の整理統合が継続して行われており,今回も200弱の亜種が統合されて減少しています.以前は新しい亜種をどんどん掲載していく時期もあったのですが,さすがに現在はその揺り戻しが来ている時期になっています.また,研究の進展によって,絶滅種がわずかずつながら増えていっているのも興味深いところです.


IOC 本家の Master List を編集して,Refsort/Ruby 用の辞書ファイルを作りましたので,このブログサイトと,Microsoft One Drive 上に設けた “IOC List Archive„ にアップロードしておきます.

今回もこの辞書ファイルの正式なエンコーディングは UTF-8 です.従って,Linux 上で使う分には問題は生じませんが,Windows 上で使う際には,入力ファイルは UTF-8 でエンコードされ(辞書ファイルと入力ファイルのエンコーディングを揃える),かつ最初の行に

#!E -*- coding: UTF-8 -*-

というおまじないを書いておかないとエンコーディングの解釈がうまくいきませんのでご注意ください.

しかし,Windows 上でのデフォルトのエンコーディングである US-ASCIIWindows-31J でも手間なく使えるように,エンコーディング指定なしの汎用 US-ASCII 版もアップしておきます.これはどのようなプラットフォームであっても,そのプラットフォームのデフォルトの Locale が無条件で US-ASCII を解釈できることを利用したものです.ただし,欧文のアクセントウムラウトを含む文字は,それらを含まない最も近い文字に置き換えられています.正版はあくまで UTF-8 なので,特に人名を含む種や,種の Authority を見るときにはご注意ください.


このオリジナル英語版の辞書ファイルに続いて,和名追加版2種と,IOC Master List の Excel ファイルに和名を追加したものも同時にリリースしました.和名追加版の辞書ファイルについても,UTF-8 でエンコードしてあるものが正版ですが,Windows などでの使い勝手を考慮して Windows-31J でエンコードしたものも同時にアップしてあります.ただし人名や地名のアクセントやウムラウトなどは,それらを含まない最も近い文字に置き換えてありますのでご注意ください.

和名追加版の辞書ファイルのうち,UTF-8 でエンコードしてある ioclist_v72ju.ref は,Linux などで UTF-8 でエンコードした入力ファイルをソートするときに使うことを想定しています.Linux 上で使う際には,入力ファイルの最初の行に上記のようなエンコーディング指定を書く必要はありませんが,Windows 上で使う場合には,入力ファイルは UTF-8 でエンコードされ(辞書ファイルと入力ファイルのエンコーディングを揃える),かつ入力ファイルの最初の行に

#!E -*- coding: UTF-8 -*-

というエンコーディングを指定しておく必要があります.

逆に,Windows 上で Shift-JIS や Windows-31J でエンコードされた入力ファイルを,Windows-31J でエンコードされた辞書ファイル ioclist_v72jw.ref を用いてソートする際には,入力ファイルの冒頭にエンコーディングの指定は必要ありませんが,この辞書ファイルを Linux 上で使う場合には,入力ファイルは Windows-31J でエンコードされ(辞書ファイルと入力ファイルのエンコーディングを揃える),かつ入力ファイルの冒頭に

#!E -*- coding: Windows-31J -*-

とエンコーディングを指定しておく必要があります.要するに,どのような場合でも辞書ファイルと入力ファイルのエンコーディングを揃え,かつそれぞれの入力ファイルのエンコーディング指定を冒頭に書いておくのが無難です.

これらのファイルをダウンロードするには,従来通りこのブログの右側のコラムで “自作ソフト„ の中から個々のファイルをクリックしても良いのですが,前述のとおり,Microsoft One Drive 上に設けた IOC List 専用のフォルダからもダウンロードできます.それには,このブログ右側のコラムの最上段の “Archive„ の中の “IOC List Archive„ をクリックしてください.そうすると One Drive のフォルダに入ることができますので,あとは適当に選んでダウンロードしてください.今後は One Drive のみに集約していく予定です.


I am pleased to announce that I have posted reference files for Refsort/Ruby compiled directly from the latest IOC World Bird List v7.2. It contains 10,681 extant species, 159 extinct species and 20,087 subspecies, respectively. Please try it out, and enjoy its capability and speed.

Note that the reference file "ioclist_v72u.ref" is encoded in UTF-8 in order to retain all European accents and umlauts with complete fidelity as they are in the IOC Master List. Therefore, your input file should be encoded in UTF-8 as well, and should contain a magic comment on the top of the file such as;

#!E -*- coding: UTF-8 -*-

For those who want to use Refsort/Ruby in universal ASCII environments, I have posted another reference file "ioclist_v72a.ref" encoded in 7-bit ASCII. Note that characters with accents and umlauts have been simplified to their nearest neighbors. So please be careful in particular when you refer to authorities of species.

I have also posted two reference files (encoded in UTF-8 and Windows-31J, respectively) which include Japanese names. If you want to refer to Japanese names, please see those files. In order to sort a list properly using these reference files, you need to align the encoding of the input file to that of the reference file, and you should add a magic comment specifying the encoding of the input file in the first line of the file, such as UTF-8, US-ASCII or Windows-31J.

A master list in Excel format containing a column of Japanese names has been posted as well. This would be more convenient.

You can download an appropriate file by clicking a link listed on the right column of this page, but you can also access files and folders built in my area of Microsoft One Drive by clicking “IOC List Archive„.

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2017/04/16

奉獣

直前の記事と同じ稲荷神社の境内に,祠の前に向かい合って対になった狐の石像が置かれています.狐と言うには耳が尖っておらず,だいぶ丸みを帯びた頭をしていて,これでは狐だかなんだかよくわからない獣ですが,神の使いである狐の像を奉納することを “奉獣” と言うようで,稲荷神社の狐の像にはよくこの言葉が書かれています.

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尤も,奉獣とは別に狐に限らないわけで,狛犬や,牛などの像も神社でよく見かけますので,稲荷神社の専売特許ではないと思います.

損耗の具合や地衣類の付き方などからかなり古いものと思われ,周囲の観音像や地蔵像の古さから推測するに,少なくとも200年程度は経っているのではないかと思います.

子供のころは,薄暗い稲荷神社で狐の像を見ると,非常に怖かったことを思い出します.

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久しぶりの子安地蔵

自宅近くの目立たない稲荷神社の境内にはいくつかの石像が置かれています.今からちょうど3年前に紹介した子安地蔵を,新調したカメラで撮ってみました.光線の具合が前回とは異なるので,微妙な陰影などは再現できていないのですが,撮像素子のフォーマットが大きくなった分は良くなっているのではないかと思います.

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前回も書いた通り,このお地蔵さんの碑文によると “文政四年巳年九月” に奉納された石像です.西暦では1821年,シーボルトが来日したのが1823年8月(文政六年七月ころ)です(前回の記事で文政五年と書いたのは間違いでした)ので,幕末に向けて世の中がざわつき始めたころと言ってもよいと思います.今から約200年前のことです.

おそらく子供の健やかな成長を祈って奉納されたものだと思いますが,お地蔵さんの表情が実に良いですね.

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2017/04/14

FreeNAS Corralの開発がとん挫

このブログで断続的に報告している FreeNAS の新しいバージョン Corral ですが,唐突に公式のフォーラムで開発のとん挫と Technology Preview への格下げが発表されました.今後の開発は,現在の安定版である 9.10 系列をもとに Corral に盛り込まれた要素を移植する形で再開され,その最初の成果は 9.10.3 として5月にリリースされる予定だというものです.

フォーラムでは,これまで何とか Corral を動かそうと苦闘してきたユーザたちから様々な反応が寄せられています.中には,この決定を非常に残念に思う,これまでの努力は何だったんだ?という否定的なものもありますが,大部分は開発チームの決断に理解と賛同を示したものです.

私自身,これまで書いてきたように,Corral は未完成な状態でリリースされたと感じており実戦投入できずにいたものですから,今回の決定をむしろ歓迎しています.フォーラムでもコメントされているように,Corral で実現しようとした数々の新機能は,そのほとんどが 9.10 系列で実現されるはずで,これまで Corral を動かそうとしてきた努力は無駄にはならないはずです.

より深堀りすると,とん挫の原因の一つは GUI のフレームワークとして採用された MontageJS の開発チームが解散してしまうという不幸に見舞われ,MontageJS の開発が大幅に遅延してしまったということがあるようです.これでは Corral の開発もうまく行かないのは当然です.

また,開発のリーダーだった jkh という人物が Corral のリリースとほぼ同時に開発元企業を辞めたのですが,彼が Corral のリリース期限に自分の転職時期を合わせてしまい,転職時期は動かせないため開発を急ぎ,事前の内部テストが不十分な状態でリリースを宣言してしまったのではないか?という疑問も付きまといます.

いずれにせよ,私はこれまで通り 9.10.2-U2 を使い続け,9.10.3 が出た段階でそちらに乗り換えればよいだけの話なので,大した影響はないのですが,それにしても,ソフトウェア開発のプロジェクトマネジメントは一筋縄ではいかないという一例を目の当たりにしました.

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2017/04/09

FreeNAS Corral 10.0.3, not yet!

FreeNAS Corral こと 10.0 がリリースされたことはすでにお伝えしましたが,いろいろと不具合が多くてまだ実戦に投入できる段階ではありませんでした.この週末に,10.0.3 という新しい安定板がリリースされたので,今度こそは稼働できるか?と期待を込めてインストールしてみました.

結果ははずれ.ブートしてみたのですが,いつまで経っても立ち上がってきません.しかたがないので,サーバーに直接キーボードとディスプレイをつないでブートしてみると,どうやら Network Plugin を読み込むところでスタックしているようです.私のマシンのネットワークチップは,やや古い Intel 82579V という少々珍しいものなのですが,このドライバが読み込めていないようです.しかし 9.10.2-U2 や 10.0.0 ではちゃんと読み込めていたので,どうもヘン.

いずれにせよ,10.0.3 もまだ実戦投入は無理という結論を出さざるを得ませんでした.残念.

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2017/04/02

わが家の庭にも春が来た

昨日は一日中小雨がぱらつき,真冬と同じくらい寒かったのですが,今日は雲が多いながらも日差しがあり,また気温も10度以上に上がって,外を歩いていても全然寒さを感じませんでした.

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コブシは当地でもすでに盛りを過ぎ,ソメイヨシノが今にも咲きそうになっていますが,昨日の寒さのおかげでまだ開花していません.それでも春の花が一斉に咲き始めており,猫の額ほどのわが家の庭でも,そこここに春の姿を見ることができます.カメラを新調したので試し撮りをやってみましたが,なにぶん重量が大幅に増え機能も増え,カメラの癖もまだわからないので,これから慣れていくつもりです.

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レンギョウは先週あたりから一斉に咲き始めました.

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クリスマスローズは花期が長いので,まだまだ咲き誇っています.それにしても “クリスマス” という名前は変えたほうが良いですね.

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FreeNASのブートドライブが劣化

FreeNAS Corral こと,FreeNAS 10.0 がリリースされたことは先々週にお知らせしましたが,やはり世界各地で果敢な人柱たちが阿鼻叫喚の騒ぎを起こしながらバグ出しをしてくれたおかげで,10.0.2 という暫定バージョンでとりあえず落ち着いているようです.

私自身はすでに申し上げているように,9.10 系列の最新安定板 9.10.2-U2 で運用しているのですが,週末の夜になって異変が発生しました.私はブートドライブに超短尺の USB スティックを使っているのですが,このドライブにエラーが起きているとシステムが警告を出してきたのです.いろいろ調べてみると,やはりこのドライブの checksum が異常です.

仕方ないので,昨日土曜日は早朝から新しい USB スティックを使ってシステムを再インストールしました.その後,SambaNFS のファイル共有環境を整え,元通り使えるようになりました.

問題を起こした超短尺 USB スティックは ADATA 製で,一応この業界では名の通ったブランドなのですが,子細に構造を調べてみると,microSD カードを超短尺 USB スティックに差し込んで使うタイプのものでした.このタイプの USB スティックは回路が異常に発熱して自分で壊れてしまう経験を何度もしており,今回もそれで逝ってしまったのではないかと推測しています.

捨ててしまうには惜しいので,物理フォーマットをやり直してエラーの出た領域を除外し,普通のデータ交換用などさし障りのない用途に使おうと思っています.

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