稲穂もそろそろ見納め
わが家周辺の田んぼは早植え早刈りが主流で,ほとんどの田んぼではすでに稲刈りが終了し,もみ殻や稲わらを焼く匂いを夜通し感じるのが初秋の風物詩となっています.しかし,中には遅植え遅刈りの田んぼもあり,そういう田んぼでは穂が垂れた稲が稲刈りを待っています.
早刈りの田んぼでは,稲刈りが終わると切り株から二番穂がすくすくと育ち,それがさらに実を付けて霜が降りる頃に立ち枯れ,初冬に鳥たちの貴重な食糧になっています.しかし,最近では稲刈り直後に切り株を耕して二番穂が生えないようにしている田んぼもあり,このほうが地力が落ちずに良いのでしょう.
私の個人的な希望は,二番穂が立ち枯れたところで水を入れて冬季湛水をやってくれることなのですが,水田漁業などもうはるか昔に廃れてしまったので,どこもやるところはありませんね.殺風景な田んぼの風景が稲刈りから春の代掻きまで続きます.
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