アイガモ農法
今日は早朝から野鳥の調査.近隣の地区で定められた経路に沿って歩きながら目撃した鳥を記録していきます.今シーズン2回目.
途中,小川のすぐ横の水田で多数のアイガモを発見.水田の周囲には網が張ってあり,アイガモが逃げ出さないようにしてあるのだろうと思いますが,同時に,アイガモが夜間安全に休めるように小屋も隣接して作ってあります.イタチなどの襲撃を防ぐためでしょう.小屋と水田の間を出入りするアイガモもちらほら.
アイガモが放されている水田を見るのはこれが初めてだったので,非常に興味深く観察しました.そのとき思ったのですが,そう広くもない区画の水田を網で囲い,シェルターも用意しなければならないのであれば,アイガモ農法の効率はあまり良くないのではないか?
もっと広い区画で管理しなければ,とてもではありませんが採算は取れないのではないかと思いますが,実際はどうなのでしょう?今回目撃したアイガモは40羽ほどですが,それが 1ha に満たない区画に放されています.これはいかにも狭すぎるでしょう.最低でも 10ha 程度の区画で管理すべきと思いますが,日本の農地利用の実態から難しいのかもしれません.
周囲には野生のカルガモもちらほらいたので,むしろ野生のカモ類をうまく利用する手法は開発できないものかとも思いました.
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