NASを導入しました
昨晩から涼しい北東気流が吹き出して,湿度が高いことを除けば今朝は快適な気温になりました.暑さにめげてもう1か月もブログの更新をサボっていたのですが,この程度の気温であればなんとか記事を書く気にもなろうというものです.
実は今週から新しいNASの運用を始めました.昨年10月にこのブログで報告した通り,それまで FreeNAS をインストールして運用していた NAS Box が障害を起こして動かなくなり,それ以来 NAS の無い生活をしていました.その間専用 NAS を物色していたのですが,目を付けていた Synology DS718+ の値段が結構下がってきたので,思い切って導入することにしたのです.
この NAS のドライブベイは2つ.従って RAID5 などの運用はできないのですが,Synology Hybrid RAID (SHR) という仮想化された RAID は使えるらしいので,そのオプションを選択し,かつファイルシステムは先進的と言われておりデフォルトでもある btrfs を選択.これで FreeNAS の ZFS と同様気楽にスナップショットをとることができる,はずです.
Windows PC や Linux マシンとのファイルのやり取りには,とりあえず SMB を使用しています.これまでは WiFi ルータにおまけのように付いていた簡易 NAS 機能を使っていたのですが,こいつはあろうことかセキュリティ・リスクが高い SMB_1 しか解釈できなかったのに対して,この NAS の導入により SMB_3 をデフォルトにすることができるので,ルータの NAS 機能は運用を停止し,Windows の機能からも SMB_1 を無効化してしまいました.
ベンチマークテストは走らせていないのですが,高速の誉れ高いファイルコピー・ツールである FastCopy で Winodws PC のユーザー領域のバックアップを取ってみると,だいたい 90 MB/s 程度の速度が出ていますので,NAS としては十分な性能です.
実はこの NAS は多機能で,いろいろなアプリケーションをインストールして,ネットワーク越しにインテリジェントなバックアップやファイルの同期ができたり,仮想 OS や docker をホストしたり,メールサーバや Web サーバーとしても運用できるようにもなっています.そのために RAM も目一杯追加したのですが,これらのお楽しみはこれからおいおい試みていくつもりです.
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