キクイモ
初秋の今頃,河原や耕作放棄地などで黄色い花をつけているのがキクイモ.クズに覆い隠されそうになっても,その高い背丈のおかげで花を突出させることができています.電車の車窓からこの花が一面に咲いているのを見ることもありますので,日本に定着した代表的な外来植物の一つであることは間違いありません.
イモというからには,地下にデンプンを蓄えた塊茎か塊根があると思うのですが,自分で掘り出して確認したことはありません.
ところがWikipediaの記事によれば,キクイモの根茎にはデンプンは含まれておらず,多糖類のイヌリンを含む食物繊維が主成分であるとのことです.もちろん食用になり,飼料や果糖の原料にもされているそうです.
イヌリンは人間の消化器官そのものでは消化できず,大腸内の腸内細菌によってはじめて代謝され,かつ低カロリー.またカルシウムやマグネシウムの吸収を促進し,腸内細菌(特にビフィズス菌)の活動を増進させるとのことです.
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