いづこも同じとは限らない秋の夕暮れ
関東地方では秋から冬は夕暮れが早く,午後3時には早くも日が傾きだして光は黄色からオレンジ色となり,4時過ぎには地平線近くの雲や山の端に太陽が隠されて日没となるというパターンになります.従って午後の散歩は3時台に終えるのがお勧め.しかし3時台に歩き始めると,日中の気温によってはまだ汗ばむほどなので,衣服の調節をこまめに行うことが必要になります.
秋の夕暮れはいづこも同じと誰かが歌に詠んだようですが,そのようなことはありません.秋の夕暮れ時,私のように歌の作者に同調して寂寥感を探しながら散歩しているおじさんもいれば,騒ぎながら集団下校している小学生もいれば,日課として犬の散歩をしている人もいます.土手の草刈り作業をしている人たちとも出会いました.みなそれぞれに人生があり,それぞれの夕暮れがあり,今日一日がどういう日であったか,どういう風に今日を終えたいか,考えながら生きているのだろうと思います.
しかし,夕日に染まる風景は確かに同じように見えるものですね.
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