神宿る巨木
昨日の記事の続きです.筑波山神社拝殿からちょっと下ったあたりで,斜面が切り開かれて,建物の基礎工事が行われていました.表示を見ると,護国寺の別院(大御堂)の本堂を建て替えているようです.筑波山の3合目当たりの南側が開けた斜面なので眺望は大変良く,完成したら人気が出るお寺になりそうです.その周囲に,何本かの巨大な樹木が立っていました.
その中にひときわ目を引く一本がありました.どうやらスダジイの巨木のようです.しめ縄だったと思しき縄が巻き付けてありますので,ご神木の一種なのかもしれません.とにかく大きくて節くれだっていて力強く,まるでジブリのアニメに出てくる巨木のようです.何かの精霊が宿っていると思わずにはいられません.光の条件は悪かったものの,つい何枚も写真を撮ってしまいました.背景右側の白い石垣のようなものが,護国寺別院の擁壁ですので,そのすぐわきに立っていることになります.
この辺りは一昔前に比べると民家がなくなって駐車場になったりして,開発が進んでいる様子が気がかり.まさかこれらの巨木たちを切ることはないと思いますが.
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