筑波山神社拝殿
昨日,10月2日は朝から快晴に恵まれました.気温は高めながら湿度は低く,これならちょっと遠出をするには絶好のお天気と思いたち,まだ行ったことが無かった筑波山神社に参拝してきました.
筑波山の3合目くらいに位置するこの神社は,大変立派な山門と,これまた立派な本殿からなっていますが,実はご神体は筑波山本体.筑波山は双耳峰で,男体山,女体山のそれぞれの山頂に小さな本殿があり,これらはすでに何度もお参りしていたのですが,俗に筑波山神社と呼ばれる麓の拝殿にはこれまで一度もお参りしたことが無かったのでした.
山体自身がご神体というのは富士山と同じで,日本の山岳信仰ではごく当たり前の建付けなのですが,奈良時代からの歴史のある信仰なので,男体山,女体山の使い分けや,男女川(みなのがわ),さらに歌垣など,この山にはいろいろと特異な歴史があります.
拝殿の周囲にはスギやスダジイの巨木が多く,歴史ある神社の風格を作り出しています.拝殿そのものも千木がなかなか良くて立派なのですが,目立つのは拝殿正面にぶら下がっている巨大な鈴.これはどうやって鳴らすのか,綱はつながっていないのでわからないのですが,下から見上げると鈴の中にはちゃんと玉があったので,鳴らそうと思えば鳴るのでしょう.
おや?と思ったのは,「魚がし」と書かれ大きな賽銭箱.築地の魚市場の関係者が奉納したものでしょうか?青銅張り?なのでしょうか,大変立派なものがデーンと置かれていました.
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