Refsort on Excel v1.50
先週 v1.40 をリリースしたものの,いくつかの制約(フィールド内にカンマを含むことができない,辞書ファイルのコメントを出力できない,インデント付きのラベルを出力できない)を含む仕様だったので,これを何とか解消しようと開発を継続してきました.いろいろなテクニックを仕入れては試してみたのですが,どうにも出力の場合分けが複雑になってしまい,どうしたものかと悩んでいました.
しかし天啓がひらめき,というよりも開き直りが先に出て,いっそのこと Refsort の特別版を作り,これとうまく役割分担して VBA の負担を減らしてはどうか?と思いつき,やってみたら非常にすんなりとやりたいことが実現してしまいました.
まず Refsort の特別版ですが,“refsort_ex.rb” という名前にしました.これは Refsort v2.94 の派生版で,出力の書式を少々修正し,通し番号や辞書ファイルのコメントを含めてすべてのフィールドをタブで区切って出力することにしました.こうすることで,VBA のほうではほとんどすることが無くなります.しかも Refsort の修正箇所はわずか10行程度です.元のスクリプトが汎用性を考慮して作ってあったので,こういうことができたのです.われながら感心しました.
Excel の VBA のほうは,入力を Refsort に渡すときに,フィールドをタブで区切った文字列で渡すことに統一し,また出力のフィールド区切りはタブに固定するようコマンドラインオプションで指示する,インデント付きラベルの指定を許可するなどの修正を加えました.プログラム自身は,Refsort の出力ファイルを処理する部分が大幅に簡略化され,使いにくい VBA の正規表現は全く使っていませんし,スピードも十分に出ているので大変満足しています.
これを v1.50 としてリリースすることにします.Excel のブックと Refsort のスクリプトが同梱されたパッケージになっています.これで仕様は落ち着くと思いますので,今後は細かなバグの潰し込みに注力していくつもりです.使用方法は改訂してアップする予定の Refsort/Ruby ユーザーズガイドをご覧ください.
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