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2019/02/02

やっぱりよく出来ていたミッドナイト・ラン

ミッドナイト・ラン ユニバーサル 思い出の復刻版 ブルーレイ [Blu-ray] - ロバート・デ・ニーロ(出演),チャールズ・グローディン(出演)

NHK BS で放送されたものを録画して楽しみました.もともと非常に有名で人気の高い作品だそうですが,実は私は今回初めて観ました.もともとロバート・デ・ニーロは好きな俳優の一人なのですが,その若いころの代表作と言っても良いこの作品を観ることができて,大変幸せに思います.

いわゆるロードムービーの一種なのですが,犯罪サスペンスのコメディとして作られており,ロードムービーとしても,サスペンス・コメディとしても楽しむことができます.この映画を理解するためには,アメリカの司法制度独特の保釈金専門金融ビジネスを理解する必要があり,その知識が無かった私は,一体こいつは警官なのか?それとも探偵なのか?それとも?と訳が分からなくなりましたが,Wikipedia のこの記事を読んで納得.さらに州をまたいだ犯罪を取り締まる専門組織 FBI の役割も理解しておく必要があります.

そういう中途半端な予備知識で観始めたのですが,ロバート・デ・ニーロがほろっと笑う笑顔はこの頃からのものであることがよくわかります.私はこの笑顔が大好き.各所に用意されたギャグ,テンポの速い軽快な展開で楽しめるのですが,主人公がなぜ警官を辞めてこのような商売をしているのかが徐々にわかってくると,がぜん主人公を応援したくなってくるという仕掛けになっていて,まあとにかくよく出来たシナリオです.連れ戻される被告人の会計士との会話が徐々に意味を帯びていき,最後は爽快な結末につながるのですが,このあたりの主人公の感情の移ろいも非常にうまく描写されていると感じました.

タイトルの “Midnight Run” とは「ちょろい仕事」というような意味だそうですが,簡単に片付くはずの仕事が次から次へとトラブルに巻き込まれて紆余曲折を重ね,何とかギリギリのところで期限に間に合う,というハラハラ感を観客に味あわせるという思惑は残念ながらハズレ.そのハラハラ感よりも別の重要な期待が盛り上がってくるので,まあ仕方ないですね.

ロバート・デ・ニーロの近作では,3年前だか,飛行機の中で観た “The Intern” は,現在の私の境遇に重なるものがあって,大変楽しむことができました.

今頃なぜ NHK BS で放送されたのか,このポストのタイトルをクリックして現れる Amazon Japan の作品のページを見るとよくわかります.“吹替映画史上最高傑作” と評される TV 朝日放映版に追加収録を行った完全版吹替がブルーレイで発売されたそうで,それに触発されたものではないでしょうか?私も買ってみようかと思います.

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