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2019年4月

2019/04/22

ノウサギと遭遇

昨日自宅の周辺を散歩していたところ,公園のはずれでニホンノウサギに遭遇.あまり人を恐れず 10 m くらいの距離を保って新緑の草を食べています.新しく瑞々しい草が豊富に生えている時期なので,きっとおいしいのでしょう.なかなか逃げようとしません.

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この辺りの畑ではノウサギの足跡がごく普通に通年で見られるので,個体数はそれなりにあると思われるのですが,日中姿を見ることはほとんどなく,昼下がりに全身の姿を見られたのは幸運でした.

二ホンノウサギは世界中に分布しているノウサギ属 (hare)の仲間で,「ピーターラビット」や「ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」に代表されるアナウサギ属 (rabbit)の仲間とは異なります.家畜化されペットとして売られているカイウサギは実はアナウサギの系統です.

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2019/04/21

ウラシマソウ

今日の散歩でもう一つ目についたのは,雑木林の林床にたくさん頭をもたげていたウラシマソウです.長い髭のようなものがびろーんと出ているさまが面白いですね.これを浦島太郎が持っていた釣り竿の釣り糸に見立てて,ウラシマソウという名前が付いたそうです.

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ウワミズザクラ

このところ自宅の周辺を散歩していなかったので,今日は久しぶりに一回りしてみました.すると,春の花はすでにほとんどが終わり,初夏の花が沢山咲いていました.

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まず目についたのはウワミズザクラ.試験管ブラシの花という異名を持つ集合花ですが,近づいてよく観察してみると大変美しい造形であることがわかります.普通,この花は高いところに付いているので,下から見上げる形になるのですが,たまたま斜面の低いところにこの木が生えており,人間の目の高さに樹冠が来ていたので,良い写真を撮ることができました.

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IOCが鳥類分類の目を入替え

IOC が他の代表的な鳥類分類目録との統合をめざして作業中であることは既報の通りですが,4月17日付で興味深い記事が載りました.目(もく)の順序を大幅に入れ替えることを検討しているようです.最新の遺伝子解析に基づいて鳥類の進化系統が書き換えられつつあるので,それに合わせて改訂するというのがお題です.

すでにドラフト版が掲示されており,それを見ると,まあ!何ということでしょう,これまでの目の順序とは大幅に入れ替わっていることがわかります.さらに APODIFORMES(アマツバメ目)CAPRIMULGIFORMES(ヨタカ目)に統合されてしまう予定です.従来ヨタカ目は目としては例外的に側系統とされてきたのですが,アマツバメ目と統合されて単系統として扱われるのでしょうか?またこの統合に伴い,目の数が従来の40から39に減少することになります.

以下に目についての新旧の順序を示しますのでご覧ください.新分類のうち2番目の数字は旧分類における番号を示します.

旧分類順

PALEOGNATHAE      
  1 STRUTHIONIFORMES ダチョウ目
  2 RHEIFORMES レア目
  3 APTERYGIFORMES キーウィ目
  4 CASUARIIFORMES ヒクイドリ目
  5 TINAMIFORMES シギダチョウ目
NEOGNATHAE      
  6 ANSERIFORMES カモ目
  7 GALLIFORMES キジ目
NEOAVES      
  8 GAVIIFORMES アビ目
  9 SPHENISCIFORMES ペンギン目
  10 PROCELLARIIFORMES ミズナギドリ目
  11 PODICIPEDIFORMES カイツブリ目
  12 PHOENICOPTERIFORMES フラミンゴ目
  13 PHAETHONTIFORMES ネッタイチョウ目
  14 CICONIIFORMES コウノトリ目
  15 PELECANIFORMES ペリカン目
  16 SULIFORMES カツオドリ目
  17 ACCIPITRIFORMES タカ目
  18 OTIDIFORMES ノガン目
  19 MESITORNITHIFORMES クイナモドキ目
  20 CARIAMIFORMES ノガンモドキ目
  21 EURYPYGIFORMES ジャノメドリ目
  22 GRUIFORMES ツル目
  23 CHARADRIIFORMES チドリ目
  24 PTEROCLIFORMES サケイ目
  25 COLUMBIFORMES ハト目
  26 OPISTHOCOMIFORMES ツバメケイ目
  27 MUSOPHAGIFORMES エボシドリ目
  28 CUCULIFORMES カッコウ目
  29 STRIGIFORMES フクロウ目
  30 CAPRIMULGIFORMES ヨタカ目
  31 APODIFORMES アマツバメ目
  32 COLIIFORMES ネズミドリ目
  33 TROGONIFORMES キヌバネドリ目
  34 LEPTOSOMIFORMES オオブッポウソウ目
  35 CORACIIFORMES ブッポウソウ目
  36 BUCEROTIFORMES サイチョウ目
  37 PICIFORMES キツツキ目
  38 FALCONIFORMES ハヤブサ目
  39 PSITTACIFORMES オウム目
  40 PASSERIFORMES スズメ目

新分類順

PALEOGNATHAE        
  1 1 STRUTHIONIFORMES ダチョウ目
  2 2 RHEIFORMES レア目
  3 3 APTERYGIFORMES キーウィ目
  4 4 CASUARIIFORMES ヒクイドリ目
  5 5 TINAMIFORMES シギダチョウ目
NEOGNATHAE        
GALLOANSERES        
  6 7 GALLIFORMES キジ目
  7 6 ANSERIFORMES カモ目
NEOAVES        
  8 30 CAPRIMULGIFORMES ヨタカ目
  9 27 MUSOPHAGIFORMES エボシドリ目
  10 18 OTIDIFORMES ノガン目
  11 28 CUCULIFORMES カッコウ目
  12 19 MESITORNITHIFORMES クイナモドキ目
  13 24 PTEROCLIFORMES サケイ目
  14 25 COLUMBIFORMES ハト目
  15 22 GRUIFORMES ツル目
  16 11 PODICIPEDIFORMES カイツブリ目
  17 12 PHOENICOPTERIFORMES フラミンゴ目
  18 23 CHARADRIIFORMES チドリ目
  19 21 EURYPYGIFORMES ジャノメドリ目
  20 13 PHAETHONTIFORMES ネッタイチョウ目
AEQUORNITHES        
  21 8 GAVIIFORMES アビ目
  22 9 SPHENISCIFORMES ペンギン目
  23 10 PROCELLARIIFORMES ミズナギドリ目
  24 14 CICONIIFORMES コウノトリ目
  25 16 SULIFORMES カツオドリ目
  26 15 PELECANIFORMES ペリカン目
  27 26 OPISTHOCOMIFORMES ツバメケイ目
TELLURAVES        
  28 17 ACCIPITRIFORMES タカ目
  29 29 STRIGIFORMES フクロウ目
  30 32 COLIIFORMES ネズミドリ目
  31 34 LEPTOSOMIFORMES オオブッポウソウ目
  32 33 TROGONIFORMES キヌバネドリ目
  33 36 BUCEROTIFORMES サイチョウ目
  34 35 CORACIIFORMES ブッポウソウ目
  35 37 PICIFORMES キツツキ目
  36 20 CARIAMIFORMES ノガンモドキ目
AUSTRALAVES        
  37 38 FALCONIFORMES ハヤブサ目
  38 39 PSITTACIFORMES オウム目
  39 40 PASSERIFORMES スズメ目

それぞれの目の中の科や属の順序については言及がありませんのでそれらは従来のまま保たれると仮定しても,目の順序が入れ替わるので,例えば図鑑やフィールドガイドの掲載順も大幅に変更されることが予想されます.

別に IOC がどう意見を言おうと従来のままでもいいのではないか(変更に伴う労力は大変なものなので)という声が聞こえてきそうですが,変更の根拠が研究の進展に基づく部類体系の改訂となると,そう開き直る事もできないのではないかと思います.

ひょっとすると,今年7月にリリース予定の IOC List v9.2 で一部の変更が決行されるかもしれないので,要注意です.

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2019/04/09

慶應元年のお狐様

お花見の散歩のついでに近くのお寺に立ち寄った話の続きです.さらについでに,お寺のすぐ裏手の高台にある小さな稲荷神社にも行ってみました.ここには古い観音像と地蔵像があって,その味わい深さからいつも写真に撮らせてもらっているのですが,実はお稲荷さんだけあって,キツネの石像もちゃんとあるのです.

Aroundtorinji_apr2019_0114m

側面に彫られている碑文を読むと,奉献されたのは慶應元年乙丑(きのとうし)の五?月.グレゴリオ暦では1865年.もう明治の直前で,慶應という元号はたった4年間しか続きませんでした.

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境内には手洗い用の石造りの桶もあって,こちらは正面に一対のキツネのレリーフが奇麗に彫られています.奉献時期は不明.地域の人たちのための小ぢんまりとした稲荷神社なのですが,江戸時代から綿々と続く歴史があることには感激させられます.

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2019/04/07

アオダイショウがこんなところに!

お寺の墓地のはずれを歩いていると,すぐ隣を歩いていた家人がびっくりして後ずさりました.何と,芽吹き始めたアジサイウツギ?の枝の間に大きなアオダイショウが丸まって日向ぼっこをしています.

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目は開けているようで,当然私達にも気が付いていると思われるのですが,ピクリともしません.何枚か写真を撮って立ち去りましたが,滑らかでつやの良い鱗が整然と生えている様は見事としか言いようがありません.実に美しいものです.

害獣のネズミを捕食することから英語では Japanese Rat Snake と呼ばれ,人間の近くで暮らすヘビとして親しまれて?いますが,特に木登りが得意で,野鳥の卵や雛を襲うことも多いので,特に有難く思われているわけでもありません.

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墓地で見つけた古い石像

桜を見に行ったついでに,近くにあるお寺の境内と墓地を散策.ここにも大きなソメイヨシノがあって見事に満開になっていましたが,目を引くのは同時期に満開になるミツマタの花.これもなかなか見事.

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墓地の中を歩いていると,たまに非常に古い石像や石碑に出くわすことがあります.この地域の歴史を感じさせるものなので,いつも興味深く拝見しています.今日の収穫は下の写真です.とあるお墓にあったものですが,碑文の日付は “元禄十四年巳年” と読めます.これはグレゴリオ暦では1701年,江戸時代の前期,今から320年ほど前に作られたものであることがわかります.かなり古いですが石像の状態は非常に良く,ハスのつぼみを持った観音像が優雅.

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ちなみに,この年の3月に江戸城内の松の廊下で,赤穂藩主の浅野内匠頭吉良上野介に切り付ける事件が起きています.そう思ってこの石像を観ると,いろいろと思いを巡らすことができます.

このお墓は,どうもこのお寺の代々の住職のお墓のようですので,そのころにはすでにこのお寺は存在し機能していたと思われます.このお寺のすぐ隣には小さな稲荷神社があり,そこには延宝六年(1678年)の日付の観音像もあるので,この辺りにはそのころには人が住み,集落があり,人々の日々の営みがあって,お寺や神社もあったことがわかります.

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桜並木を散歩

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今朝は例年通り近所の桜並木を散歩してきました.ここは田んぼの縁に造成された堤防兼道路に植えられた桜の並木.長さは 1km ほどもあるので,全長を通して往復するのはけっこう時間がかかります.特にカメラを抱えて写真を撮りながらだと,なかなか先へ進めません.

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今日は花曇りのお天気で,花の写真を撮るにはベストの条件です.ソメイヨシノは満開のちょっと手前,オオシマザクラヤマザクラは咲き始めといったところ.何枚も撮ってはみたものの,風が強かったこともあって,なかなかうまくいきません.また今回使ったカメラの悪い癖なのですが,桜の花を見上げて空を視野に入れた構図にすると必ず大幅に露出不足になってしまいます.確かにシロ飛びは無いのですが,あまりにローキーなので必ずレタッチが必要になり,効率が悪いことこの上ありません.困ったものです.他のカメラに乗り換えるべきか悩み始めています.

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2019/04/02

ようやくお花見

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当地でもようやくソメイヨシノが7分咲きほどになりました.一昨日から上空に寒気が入り,雷雨があったり,気温が真冬並みだったりしているのですが,それでも今を逃すときれいな花を見ることができないと思い,今日は歩いて行けるところにある古いワイン・シャトーを散歩.

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ここは昨年末まで本格的なレストランや地ビールの居酒屋などがあったのですが,それらはすべて閉店となり,今ではワイン造りの博物館と庭園があるだけになってしまいました.それでも明治時代に作られた本格的なシャトーはなかなかもの.レンガ造りの醸造場も写真に映えます.園内には今でも小規模なブドウ畑が残されており,手入れが行われています.収穫したブドウでワインを作り続けているそうですが,私はまだ飲んだことはありません.

ソメイヨシノの花とこれらの背景がうまく組み合わさって,良い眺めを楽しむことができました.

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