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2019/12/05

Refsort/Ruby v2.99 & Refsort on Excel v1.90 Released

つい先月,辞書参照型ソーティングフィルタの Refsort/Ruby(新しいほうから *1 *2 *3 *4 *5)v2.98 をリリースしたばかりなのですが,その後気が変わって新しいオプションを新設したので,最新版 v2.99 をリリースしたいと思います.

今回の改訂内容は以下の通りです.

  1. 新しいオプション "--reverse" または "-z" を設けた.これは,辞書によらない並べ替えを行う "-a","-e","-t" オプションと併用した時,降順の並べ替えを行うもの.降順になってもソートの安定性(並べ替えの順位が等しいものは入力の順番を崩さずに出力する)は保たれる.
  2. 例外処理のロジックの微調整と,エラー時のメッセージを小修正した.

今回の目玉は (1) の "-z" オプションの新設です.特に "-e" オプションを用いて数値の大小に基づく並べ替えを行うとき,従来は昇順にしか並べ替えを行うことができなかったのですが,今後は降順も選ぶことができます.数値が大きい順番に並べ替えたいという場合は多いと思いますので,活用していただければと思います.

また,この Refsort 本体の改訂に合わせて,Refsort on Excel も改訂し,この新しいオプションをコントロールパネル上で選べるようになりました.もともと数値の大小に基づく並べ替えでは Excel そのものの並べ替え機能を使えばよいので,これまで必要性を感じていなかったのですが,コメントを無視するなどの Refsort 固有の機能も発揮させるため,コントロールパネルに追加しました.

今回の改訂に合わせて,オプション間の整合性のチェックのロジックも見直し,ある機能を選択したとき,それと相容れない機能のチェックボックスは無効化して選べないようにするなど,若干の使い勝手の改善も行いました.

今月 25 日に,毎年恒例の Ruby の改訂版リリースが行われ,さらに年明け後しばらくすると,世界の鳥類を網羅した IOC List の v10.1 もリリースされるはずですので,それらが出そろった段階で,ユーザーズガイドも改訂してリリースしたいと思います.

これらのソフトウェアのアーカイブを Microsoft One Drive に置いています.画面右側コラムの “Archive” の中の “Refsort/Ruby Archive” をクリックしていただくと,私の OneDrive 上に設けたライブラリが開きますので,そこから過去分も含めてファイルをダウンロードすることができます.お試しください.

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