蓮華座
昨日1月2日は新年の恒例となっている大仏へのお参り.この大仏は,近年分派を繰り返した浄土真宗の一派,浄土真宗東本願寺派本山本願寺によって建設された,世界でも有数の大きさのブロンズ製大仏立像.当然,阿弥陀如来です.
周囲に畑や山林しかないという条件を考慮しても圧倒的な大きさで目立ち,近くで見るとますますその巨大さに圧倒されます.しかし表面のブロンズのパネルの仕上げは非常に精緻で滑らかであるため継ぎ目が目立たず,間近に見ても美しい造形を保っています.施工は川田工業.うまいものです.胎内には建設工事の様子を記録した写真が多数展示されています.
私はこの仏像の蓮華座の造形に魅せられており,毎年訪れるたびに蓮華座の写真を撮っています.見るたびに思うのは,表面のブロンズの適度な粗さが独特の風合いと質感を与えていることです.ハスの花びらと言うよりは,竜など架空の動物の体の一部のように見えるのが不思議なところです.
最近は仏教国の外国人観光客の来場が多く,様々な国の言葉が聞かれるようになってきました.中には大仏そっくりの顔かたちと髪の毛の人も!
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