Refsort/Ruby v3.00 Released
昨年12月に,辞書参照型ソーティングフィルタの Refsort/Ruby(新しいほうから *1 *2 *3 *4 *5)v2.99 をリリースして間もないのですが,Refsort に仕様上の欠点が見つかりましたので,それを改良した改訂版 v3.00 をリリースしたいと思います.なお,バージョン表記が 2.00 台から 3.00 台へと上がっていますが,抜本的に新しくなった部分は何もありません.単に 2.99 まで来たので 0.01 を加えて 3.00 にしただけです.
今回の改訂内容は以下の通りです.
- 従来は,陽にフィールド区切り記号を指定するときに空白文字を含めることを許しておらず,空白文字が含まれている場合には警告を出して自動的に取り除くようにしていた.しかし,これでは対応できない場合がごく普通に存在することに気づいたので,空白文字を含めることができるようにした.なおこの場合でも従来通り,非空白文字の区切り記号に隣接する任意の個数の空白文字は無視される.
この変更によって新たに可能になった事例を,新しいユーザーズガイドの 11.4「複雑なフィールド構成から即席の辞書ファイルを作る」で紹介していますので,参考にしてください.
昨年末12月25日に Ruby 2.7.0 がリリースされ,さらに1月25 日に IOC List v10.1 がリリースされ,Refsort の基盤となるものがともに更新されましたので,ここらで Refsort を v3.00 に更新するのもタイムリーではないかと思います.今回はこれらの改訂をすべて反映させたユーザーズガイドも併せてリリースしていますので,ぜひそちらもご覧ください.
これらのソフトウェアのアーカイブを Microsoft One Drive に置いています.画面右側コラムの “Archive” の中の “Refsort/Ruby Archive” をクリックしていただくと,私の OneDrive 上に設けたライブラリが開きますので,そこから過去分も含めてファイルをダウンロードすることができます.Refsort 本体の “refsort.rb” は “refsort_v300.rb” というファイル名でアップロードされていますので,ダウンロード後に適宜 “refsort.rb” に変更するとよいでしょう.改行コードも CR/LF になっていますので,適宜変更してお使いください.
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