ススキの花
当地ではススキの開花が終盤に差し掛かっています.写真は昨日の散歩の途中で見かけた株.葯がぶら下がっているのが良くわかります.
ススキの株は成長に時間がかかるため,遷移の初期には他の植物に負けているように見えるのですが,草原では次第に優占種となっていくのだそうです.
そう言えば,我が家に隣接する斜面は20年前はセイタカアワダチソウに占拠されており,まるでセイタカアワダチソウの森のようになっていたのですが,土壌の栄養分を吸い尽くしたのか,はたまたアレロパシーの影響か,ここ10年ほどでずいぶんとススキが優占してきました.沼田眞先生の主張のとおりとなっています.
ススキが優占する草原も,自然遷移に任せるとしだいにアカマツなどが優占してくるそうです.野焼きを行うのはその遷移を遷移初期にリセットするためだとか.なるほど.上の写真は阿蘇外輪山のものです.
| 固定リンク | 0
「自然」カテゴリの記事
- 暑い夕方の月(2024.09.06)
- IOC List v14.2 Released(2024.08.27)
- 田んぼの近況(2024.06.07)
- ジューンベリーも実った(2024.05.24)
- クワの実がなった(2024.05.23)
「四季折々」カテゴリの記事
- 暑い夕方の月(2024.09.06)
- ジューンベリーも実った(2024.05.24)
- クワの実がなった(2024.05.23)
- バラの花を見てきました(2024.05.15)
- オオヨシキリがさえずり出した(2024.05.09)
コメント