Refsort/Ruby v3.23 Released
辞書参照型ソーティング・フィルタ Refsort/Ruby (新しいほうから *1 *2 *3 *4 *5)を先月頭に出したばかりで,しかもこれで改訂はしばらく休むと宣言したばかりなのですが,永年潜んでいたバグを発見してしまったので,その修正がてら細々とした変更も加えたバグフィックス版 v3.23 をリリースしました.
バグというのは,キーフィールドのみを出力する -u オプション指定時に,出力フィールド区切り記号を指定する -O オプションが効いていなかった点です.複数のフィールドをキーにする機会は少ないのでこのバグの発見が遅れました.またこれ以外にも軽微なバグを発見したので修正しました.これら以外の修正は,不必要に例外処理を用いてコードが長くなっていた部分を改めた程度です.
実はデータの内部構造を大きく変更してコードを簡略化するための開発を別途行っており,こちらは早ければ来月,遅くとも年明けの1月中にはリリースできると思います.内部的にはかなり大きな修正なのですが,ユーザーから見た場合の変更は一切ありません.ただし Ruby の大きな改訂が12月25日に予定されている(3.0 系列にジャンプアップ)ので,その影響を確かめる必要もあります.そんなこんなでなかなか改訂作業を休むことができません.
一方,Excel とのインターフェースである Refsort on Excel は9月に v2.11 をリリース済みで,その後の変更はありません.
Refsort/Ruby とそれに関するコンテンツのアーカイブを Microsoft One Drive に置いています.画面右側コラムの "Archive" の中の "Refsort/Ruby Archive" をクリックしていただくと,私の OneDrive 上に設けたライブラリが開きますので,そこから過去分も含めてファイルをダウンロードすることができます.Refsort 本体の "refsort.rb" は "refsort_v323.rb" というファイル名でアップロードされていますので,ダウンロード後に適宜 "refsort.rb" に変更するとよいでしょう.改行コードも CR/LF になっていますので,適宜変更してお使いください.Refsort on Excel v2.11 や 日本鳥類目録 v7 に準拠した辞書ファイルもこのアーカイブに収録されています.
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