いよいよ冬
週が明けたらもう12月.いよいよ冬の到来です.気圧配置も典型的な冬型が多く現れるようになり,北西の季節風が地表を乾かすようになってきました.
当地には蓮田が多いのですが,初冬は年末需要のための収穫作業が盛ん.寒いなか水に浸かりながらの大変過酷な労働ですが,水田よりは実入りがいいらしく,蓮田への転作が徐々に進んでいるように見えます.
通りすがりの者の勝手な感想ですが,肥料の過剰投入による富栄養化が心配なのと,防鳥網への野鳥の羅網を防ぐ工夫が必要だと思います.カモ類やオオバンがよく羅網して死んでいますが,千葉県野田市で飼育・放鳥されたコウノトリが霞ヶ浦で羅網して死亡したり(2018年8月),佐賀県では世界的な希少種クロツラヘラサギがやはり蓮田で羅網して死んでいます(2016年2月).
佐賀県の蓮田では NPO や JA が対策を検討し,防鳥網を直置きすることによって羅網を防げているらしいので,工夫のしがいはあると思います.
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