最強のひっつき虫
気圧配置が典型的な冬型になり,北西風は強いものの関東地方では乾燥した晴れの日が続くようになってきました.空気の乾燥とともに植物は冬支度を急速に進めています.紅葉した葉を次々に落とすのもそのため.葉柄の付け根に特殊な分離層を作り,葉が簡単に落ちるように周到に準備をしたうえで落としています.
一方,種子を風と共に飛ばしたり,微細なかぎ爪を発達させて動物にくっつけて分布域を広げるのもこの季節.我が家の周辺の休耕田では,今年はオオオナモミがたいそう繁茂しており,ひっつき虫の本番を迎えています.こういうところを歩くときは,できるだけ表面がつるつるしたナイロン系のアウターを着ていくに限りますが,足元はなかなかそうも行きませんね.靴下と靴の間に入り込むと最悪です.
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