カワセミの行動
昨日の散歩のときのスナップ.カンムリカイツブリがいたのと同じ川に,カワセミもよく現れます.この時は枯れた木の上で休んでいる感じでしたが,ときどき上を見ています.
しばらくしてヨシの茎に留まりなおしましたが,まだ上のほうを気にしています.するともう一羽のカワセミが鳴きながらこのカワセミのところへ飛んできて,一瞬だけ二羽が一緒になったのですが,飛んできたほうが追われるように飛び去ってしまいました.
もともといたこのカワセミはオス,途中で飛んできて追い払われたほうはメスのようです.このあたりの行動は,もっと長時間じっくりと観察すると,いろいろなことがわかってくるのかもしれません.
当地ではカワセミはごく普通に見られる鳥で,毎日の散歩でもほぼ確実に目にします.以前は珍しい鳥のように扱われていたのですが,近年数を増しているのかありふれた鳥になってきました.しかし瑠璃色の構造色に輝く背中,オレンジ色の胸のコントラストは大変美しいので,歓迎したいと思います.
そういえば,江戸末期の大川端が舞台の平岩弓枝の小説「御宿かわせみ」というものもありましたね.当時の大川(隅田川の吾妻橋より下流部分)ではカワセミは普通だったのではないでしょうか?
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