タシギが飛来
昨冬には休耕田に長逗留して目を楽しませてくれたタシギ.今年は大々的に草刈りが行われて裸地が増え,しかも除草用の重機の轍に水が溜まっていい感じの泥水状態となったせいか,昨シーズンよりも多くのタシギがやって来ました.
軟泥に長い嘴(くちばし)を突っ込んでは抜くという動作を繰り返しています.おそらく嘴の先端には感覚器官があり,そこでミミズなどの存在を感じ取っているのだと思います.突っ込んで食べ物がなければ場所を変えてまた突っ込むことの繰り返しです.何十回かに一回は食べ物にありつけるのだろうと思います.
ちなみにタシギの学名は Gallinago gallinago.さらに日本でみられる亜種は基亜種なのでその学名は Gallinago gallinago gallinago です.また洋の東西で狩猟鳥でその肉は美味とされ,狙撃するという意味の英語 snipe は,この鳥 Common Snipe を狙って撃つところから来ているようです.
このまま逗留してくれるのか,あるいはどこかへ飛び去ってしまうのか,まだ判断することはできませんが,しばらくは目を楽しませてくれそうです.
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