ツバメのねぐら入りとかなとこ雲
今週は家人のリクエストで連日のようにツバメのねぐら入りを見に出かけています.先週末の夕方の散歩でツバメの集団を見つけ,それが飛んでいく先を想像して考えた家人の推理がうまく当たり,一発でねぐらの位置を突き止めることができました.ただしねぐらは非常に広い範囲のヨシ原に分散しているので,密度という点ではやや低め.それでも薄暮の中で夕焼雲をバックに数千羽のツバメが渦を巻いて降下していくさまは圧巻です.
以前は毎年のように見に行っていた霞ヶ浦のねぐらが3年ほど前から使われなくなったので,久しぶりにねぐら入りを楽しむことができました.
昨日はちょうど栃木県方面に巨大なかなとこ雲が見られました.周辺には家来を引き連れているかのように積乱雲がちらほら.かなとこ雲は対流圏界面にまで発達した積乱雲が成層圏に突入できずに水平方向に流されてできるものなので,雲頂部の高さは優に 10,000 m を超えているはずです.雲の下では一時激しい雷雨が降ったことでしょう.
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