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2021年9月

2021/09/29

キジご一家様のお通りでござい

冬から初夏にかけて,毎日のように散歩コースに姿を現していたキジ.夏になって草の背丈が高くなってからお目にかかっていないので,繁殖がうまくいったのか気になっていました.メスがいるのはわかっていたのですが,ヒナは一度も見ていません.

それが今日になって,しかも至近距離で見ることができました.最初は家人の足元近くの草むらから母親が出てきて,そのあとを辿るように子供が 2 羽.私たちが数メートルの距離で見ているのに,逃げようとしません.草の種をついばんだりして,一見のんびり散歩しているように見えます.

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私たちから遠ざかるように田んぼの畔の上に差し掛かると,草むらからオスが出てきました.こいつが私たちがキジ B と名付けた個体です.一家 4 羽でゆっくりと畔と草むらの境界を歩いていきました.途中オスはメスに対して尾羽を背打ちする求愛行動も見せていました.

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ここ 3 年ほどの散歩コースで,このような光景は全く初めて見ました.ヒナが無事育ったことがわかってよかったのですが,いずれこのキジ B の縄張りからは追い出されるので,何とか頑張ってほしいと願うばかり.

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2021/09/27

ツツドリ様お立ち寄り

今日も調整池周辺を散歩したのですが,まず最初にクイナ類の一種の鳴き声が遠くに聞こえたかと思うと,それに呼応するようにすぐ近くで同じ種の鳴き声.昨シーズンから「どうも怪しい,ひょっとして××クイナがいるのでは?」と気になっていたのですが,今日はそれが確信に変わりました.しかも最低 2 羽いることは確実です.今年の冬は××クイナ探しに明け暮れることになりそうです.

調整池でカモを眺めていると,急にコガモがバタバタと池の片方に避難.上空を見るとタカのような鳥が木立に入っていきました.ハイタカ?と思ったのですが,木立の中を家人と二人でよく探すと,なんと杜鵑(トケン)です.タカと見間違いやすいですね.距離があるためなかなか同定できません.

それからしばらく経って別の調整池にいたときに,先ほどの杜鵑と思しき鳥がやって来て,すぐ近くの木に止まったので,ようやく写真が撮れました.しかし,それでもなかなか同定ができません.家に戻ってから喧々諤々議論をして,ようやくツツドリのメスだろうと決着.杜鵑類の同定は難しいです.

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帰途,カラの混群に至近距離で遭遇.シジュウカラヤマガラエナガコゲラの数十羽の群れです.もうそういう季節になったのですね.

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コガモご一行様お着き

昨日,3週間ぶりくらいに散歩コースの調整池に行ってみたのですが,やはりというか,やっとというか,30羽くらいのコガモの群れが到着して羽を休めていました.ちょうどエクリプスの時期なので,全員地味な羽色ですが,羽繕いをするときにちらっと緑色金属光沢の翼鏡部が見えます.

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この群れが居着くかどうかはわかりません.シーズン中でも結構入れ替わりがあります.また,コガモはオオタカの被捕食者なので,オオタカが連日のようにやって来たりすると,どこかへ避難して居なくなってしまいます.今シーズンにはどんな光景が見られるか,大変楽しみです.

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2021/09/25

ついにツバメが渡去

知人から,一昨日ねぐら入りしたツバメが数羽しかいなかったという情報が来たので,昨日の夕方,確認のためにあわてて出かけました.

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実際,ムクドリは数千羽の群れがダイナミックに飛び回り,オオタカの接近をものともせずに,通称「木の葉落とし」と呼ばれるヨシ原への急降下で見事なねぐら入りを見せてくれたのですが,そのあと日が暮れてツバメが姿を見せるはずの暗さになっても,一向にツバメは現れませんでした.

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とうとう渡去してしまったようです.当地における渡去は 9 月 22 から 23 日にかけてということになります.今ごろどのあたりを飛んでいるのでしょうか?

また来シーズンのねぐら形成の時期がいつ頃なのかも気になり始めました.一番子が巣立つ 5 月後半から 6 月にかけてかなぁ?

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2021/09/21

まだまだツバメは残っています

ツバメの渡去の時期を知りたくて,このところ週に 3 回程度の頻度でねぐら入りを観察しに行っています.

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このところ日没時刻がどんどん早まっているのですが,きょうは日没よりもだいぶ早く現地に到着しました.日没前はスズメの群れがねぐら入りする時間帯です.今日はヨシ原に隣接してまだ稲刈りが終わっていない田んぼに数百羽のスズメが群れていました.タシギなどの採餌も活発です.

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スズメがねぐらに入ると,今度はムクドリの群れがねぐら入りを始めます.今日も合計すると数千羽がねぐらに入ったと思いますが,今日は最大の群れでも千羽程度で,小さな群れが多数ねぐらに突入していきました.

日没後かなり暗くなってから,どこからともなくツバメが集まりだし,しばらく群れて飛び回った後でヨシ原に降りていきます.今日は最盛期よりはだいぶ少ないものの,それでも千羽以上のツバメがねぐらに入ったので,まだまだ残留しているツバメは多いと思われます.

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来週にかけては気温も高めなので,ツバメはまだ残っているのではないか?ひょっとすると 9 月中には渡去は完了しないのではないか?という気すらしてきました.

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2021/09/20

1,081羽のムクドリの群れ

昨日の夕方に見たムクドリの群れの数を数えてみました.やり方は 20 日ほど前に紹介した Adobe Photoshop を使う方法です.パラメータの調整のコツがわかって来たので,操作は短時間で済みます.

画像を 16 bit に変換し,ヒストグラムを見ながら調整レイヤーのレベル補正とトーンカーブでコントラストを調整します.鳥影のシルエットができるだけ一様に,周囲より十分に暗くなるようにするのがコツです.それから自動選択ツールを使って,許容値を試行錯誤しながら,同じ暗度のピクセルの塊が選択されるように調整します.

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鳥影が選択されたら,画像を拡大して選択範囲が正しく鳥影を囲んでいるか,画像の隅々までチェックします.細かな明暗のノイズが選択されている場合もあるので,このチェックは必須です.

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それが終わったら解析ツールで選択範囲の数を数えます.こうやって数えた鳥影の数は 1,081 羽でした.ただし,鳥影が重なって 2 羽を 1 羽とカウントしているものがあるので,実際にはこの数の 5 % 増しくらいが妥当なところだと思います.

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2021/09/19

台風一過の秋の日暮れ

昨日は一日中台風で自宅に籠城.時々雨が強く降り,蒸し暑くて不快な一日でした.今朝は一転して雲が切れ,見る見るうちに快晴に変わっていきました.北東気流が強かったのですが,移動性高気圧が台風を押しのけて乾いた空気に入れ替わっており,湿度が下がって快適でした.

夕方は例によってムクドリツバメのねぐら入りを見にヨシ原へ.ちょうど月齢 12 の月が昇ってきたところでした.もうほとんど満月に見えます.

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飛行機が月面を横切ったり,はたまたムクドリの群れが月の近くを通過したり,秋の夕方はなかなか絵になります.

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そして今日もツバメが見られるか心配していたのですが,暗くなるにつれて群れは数を増し,最盛期ほどではないにせよ,数千羽の群れがねぐらに入っていきました.渡去するのはいつ頃になるのでしょうか?

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2021/09/17

秋景色いろいろ

昨日は起床時点では快晴で北東気流が強かったため,これは絶好のタカ渡り日和だと考えて,1 時間ほど車を飛ばして展望ポイントへ急いだのですが,到着してみると現地は小雨.見晴らしがよいので,遠くのほうから黒い雨雲が断続的にやってきては雨を降らせる様子がよくわかります.結局,タカはほとんど飛ばずで,少数のサシバノスリなど,数も一桁台.

夕方は近所のポイントへツバメのねぐら入りを見に出かけました.周辺の田んぼはほとんど稲刈りが終わっており,もみ殻の山を燻ぶらせていたり,中には下の写真のように落ちた藁に火をつけて燃やしていたりしました.遠くからは漁火(いさりび)に見えなくもありませんが,この季節は自宅にいてもこの煙に一晩中悩まされることがあります.

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昨日は月齢 9 で半月よりもちょっと太った状態の月が高く上がってきた頃,ムクドリやツバメが群れになってねぐらに入りだしました.しかし最盛期ほどではなく,特にムクドリは非常に少なく,またツバメも最盛期の数分の一という規模でした.ツバメは東南アジアへの渡りが始まっているはずで,間もなく姿を消すと思われます.

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2021/09/08

木星を背景にツバメが乱舞

昨日は久しぶりに一日中陽ざしに恵まれ,気温も上昇して肌寒さが解消しました.お天気が良かったことと,終息時期に興味があったので,またもツバメのねぐら入りを見に行きました.

日を替えて数回見に行った感想として,鳥たちの様子は毎回違います.ムクドリの大群が飛び回ってヨシ原に入る一方,ツバメがほとんどねぐらに入らない日があるかと思えば,その逆があったりします.この変動はどうしてなのだろうと思いますが,なかなか良い仮説を思いつきません.

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昨日は最盛期なみにツバメの数が多く,大群が乱舞してはヨシ原に急降下していきました.乱舞する間に双眼鏡を覗いていると,ちょうど東の空に高く昇ってきた木星とツバメの群れが重なって見えて,面白い光景でした.ちなみに双眼鏡でもガリレオ衛星が 3 個まで見えました.

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写真で確認すると, 4 個のうち 2 個が非常に接近していて 3 個に見えていたことがわかりました.

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2021/09/06

Refsort/Ruby v3.62 released

辞書参照型ソーティング・フィルタ Refsort/Ruby (新しいほうから *1 *2 *3 *4 *5)の改訂版 v3.62 をリリースしました.今回の改訂の目玉は,v3.60 で新設したオプション "-y, --didyoumean" の拡張版 "-Y, --fullsearch" を追加導入したことです.

入力のキーに指定した文字列が辞書ファイルに見つからないとき,よく似た候補を探して提示するのが "-y, --didyoumean" の機能ですが,これには大量の文字列の比較照合が必要となるため,どうしても実行速度が低下してしまうのが欠点です.そのため "-y, --didyoumean" では,最初の 1 文字が一致する候補だけを探索するという制限を設けることで,実行速度の低下を最小限に抑えています.これでも実用になるのは,どんなにタイプミスや思い違いをしたとしても,最初の 1 文字くらいは正しく入力されているだろうと期待できる場合が多いからです.

しかしこの方法では最初の 1 文字が異なる候補は探索範囲から外れてしまうので,探索は完全ではありません.そこで,実行速度は遅くなってもよいから,辞書ファイルのすべてのレコードを探索して類似度の高い候補をすべてピックアップするというオプション "-Y, --fullsearch" を新設しました.

さらに,文字列の類似度の指標である Damerau-Levenshtein 距離を計算するアルゴリズムを改良して,v3.60 よりも 2--3 倍程度高速に探索できるようになりました.そのおかげで,"-y, --didyoumean" はもちろんのこと "-Y, --fullsearch" を用いた場合でも,待たされてイライラすることは少なくなったと思います.さらにこの改訂版ではスクリプトの冗長な部分を徹底的に取り除き,スクリプトのサイズを v3.61 と比較して 13% 程度縮小することに成功しました.肥大化の傾向にある程度歯止めをかけることができたと思っています.

"-Y, --fullsearch" の使い方は "-y, --didyoumean" と全く同じです.当然この二つを同時に指定することはできません.どちらか片方のみ指定することができます.

以下にスクリーンショットを示しました.Refsort/Ruby v3.61 を用いた最初の実行では,「オオサギ」という誤った入力に対して何も正解候補が提示されませんが,v3.62 とオプション "-Y" を用いた2回目の実行では「アオサギ」という正解候補が提示されています.

Refsort_v362_demo

また,新しいオプションの追加に対応して Refsort on Excel も v2.40 にアップデートしました.改訂内容は,新オプションに対応したチェックボックスの新設のみです.下にスクリーンショットを示します.Sorting options という枠の中の "full search" と書かれたチェックボックスがそれです.このチェックボックスは "did you mean?" にチェックを入れると有効化されるので,そこでさらにチェックを入れて使うようになっています.

Refsort/Ruby とそれに関するコンテンツのアーカイブを Microsoft One Drive に置いています.画面右側コラムの “Archive” の中の “Refsort/Ruby Archive” をクリックしていただくと,私の OneDrive 上に設けたライブラリが開きますので,そこから過去分も含めてファイルをダウンロードすることができます.Refsort 本体の “refsort.rb” は “refsort_v362.rb” というファイル名でアップロードされていますので,ダウンロード後に適宜 “refsort.rb” に変更するとよいでしょう.改行コードも CR/LF になっていますので,適宜変更してお使いください.

Refsort on Excel v2.40 や日本鳥類目録 v7 に準拠した辞書ファイル,IOC List v11.2 に準拠した辞書ファイル,最新版に準拠したユーザーズガイドやプレゼンテーション用のスライドもこのアーカイブに収録されていますので,どうかご利用ください.


このソフトウェアは,一つの完結したアプリケーションというよりは,grep や sort のような「縁の下の力持ち」的なツールとして使われることを想定しています.しかし,各用途に特化した辞書ファイルという補助役が必要で,それらを含めた全体が一つの生態系として発展していくことが望ましいソフトウェアでもあります.新しい応用先を探索中ですので,何かアイデアがあればぜひお聞かせください.

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2021/09/05

まだまだツバメのねぐら入り

ここ数日は茨城沖から冷たい北東気流が入り込んで,暑かった日々がウソのような涼しい日が続いています.当然ながら生き物たちも反応しているはずで,早く南に渡らなきゃ,と思っている鳥たちも多いはず.それでは一体いつごろまでツバメがいるのだろう?渡去するのはいつ頃だろう?という疑問が湧いてきます.

ということで,お天気が回復して青空が見えてきたこともあって,今シーズン何回目かのツバメのねぐら入りを見に行ってきました.

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結果は大当たり!今夕はムクドリの群れは小さかったものの,日没後暗くなるにつれてツバメは数を増し,真夏の最盛期と同じくらいの数がヨシ原に急降下して行きました.完全にあてずっぽうですが,数千羽はいたと思います.

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はや 9 月も 5 日なのですが,まだまだこれだけのツバメがいるというのは,大変面白いです.当地で夏を過ごしたツバメなのか,それとも北から降りてきた渡り途中の群れも混じっているのか?考えているだけで何も実証できないのですが,全国で毎日定点観測を続けて行けば,日本列島を渡り下るツバメの動態がわかるのではないかと思います.

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2021/09/04

ノブドウの実

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今にも雨が降り出しそうな,そして後半は細かい雨が降り出した今日のお散歩.毎年見かけるノブドウの実は白っぽいものが多くて色合いはいまいち.しかし白い実が本来の色で,虫に寄生されていると色付くそうなので,今年は寄生されたものが少なかったということでしょうか?

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2021/09/03

初秋のお散歩

8 月末に酷暑の日が続いたかと思うと,ここ 3 日ほどは 10 月を思わせる低温.秋雨前線が日本列島の南まで南下し,茨城沖から北東気流が吹き込んでいるのが原因です.これが続くとヤマセということになり,稲の生育などに影響が出てきます.

今日はお昼前後に雨が上がったので,自宅の周囲をお散歩.一気に気温が下がったので,周囲の状況がどうなっているのかも気になっていました.さすがに夏の花はほとんど終わり,秋の花が咲き始めています.

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散歩道の脇にセンニンソウが咲いていました.実はこれは有毒植物だそうです.

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マント群落ではカラスウリのウリ坊がちらほら.真夏に雌花を探して歩いた辺りにあったので,きっとうまく受粉できたのでしょう.

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クズに覆いつくされながらも,かろうじてキクイモの花が顔をのぞかせていました.

調整池の水鳥の顔ぶれは変わらず.まだカモたちは渡ってきていないようです.

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