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2022年3月

2022/03/31

キジのカップルに遭遇

春が進み,生き物たちも繁殖モードに入ってきました.今日の散歩ではコース終盤の笹薮でキジのカップルに遭遇.このメスは体のある特徴で識別が可能で,昨年このあたりで 2 羽のヒナをかえした個体であることが確認できました.ということはお相手のオスはこの界隈の鳥見人の間でキジ B と呼ばれているものに違いありません.二羽とも無事に冬を越せたようです.

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今年は無事に子育てができるでしょうか?草藪の中で卵を抱くメスは,草刈り機が近づいても動かず犠牲になることがあるので,今から心配しています.

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満開のソメイヨシノ

昨日は花見のつもりの散歩に出かけたものの日射しに恵まれず,良い写真が撮れませんでした.今日はお昼過ぎまで日射しがあったので,リベンジのつもりで毎日の散歩コースにあるソメイヨシノを撮影.しかし,どうしても下から見上げる形になるので,明るい空が背景となり花びらが暗く映ってしまいます.下から照明を当てたり,ストロボを焚けばよいのですが,機材もないし,あったにしても照明やバッテリーを担いで歩く気力もありません.

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ふと見ると,芽吹いてしばらく経ったニワトコの蕾が膨らんできています.あと 1, 2 週間ほどで咲くかな?

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2022/03/30

エネサーブの教訓

資源エネルギー庁はエネサーブの教訓を知ったうえで,電力自由化の制度設計をしたのでしょうか?

エネサーブは A 重油を燃料としたオンサイト発電サービス事業で業績を急成長させ,特に燃料調達サービスも含めた形で,一般電力よりも低廉な電力を自家発電で賄いたい顧客を増やしていきました.当時は例によって日経 BP などでも持てはやされたほどです.しかし燃料調達は国際原油市場につながるその道のプロだけの世界.エネサーブは 2006 年ころから石油の市場価格の高騰に苦しみ,結局は自家発電サービス事業から撤退してリストラ.上場を廃止し,現在は大和ハウス工業の完全子会社となっています.

資源価格は変動する,それも時として百パーセント以上も変動するというのは市場の常識.私たちは数次にわたる石油ショックで身に染みて分かっていたはずです.それなのに,

  1. 自前の電源や変電・蓄電設備を持たずに,
  2. 余剰電力が市場に十分にあるという前提で,
  3. ブローカーや需要家のアグリゲーターとして鞘を取るだけ,

という新電力の事業モデルは,燃料価格の市場変動をサービス価格に迅速に反映させる契約 (SLA) をしているところはまだ良いのですが,固定価格や価格反映への時定数が長い契約だと市場変動に対して脆弱です.

しかも,原子力発電が部分的にしか再開できておらず,化石燃料を忌避する傾向から既存火力の保守や追加投資が不十分な現況では,余剰電力が十分ではないので,仕入れ価格は高騰しがち.また太陽光などの再生可能エネルギーは不確実性が非常に大きいので,よほど広域の電源を束ねることができない限り高いインバランス・リスクに晒され,かつ託送料金も必要なため,逆ザヤとなって採算が取れません.

これらが如実に現れたのは2022 年 3 月 16 日の福島県沖地震による停電と,その翌週 3 月 22 日に東電管内で大規模停電寸前まで予備率が低下した事象でした.このとき,電源を持たないすべての新電力は,高騰した JEPX から仕入れるなどして契約義務を果たさざるを得なかったはずです.

今年に入って,原油価格の高騰を料金に反映できない新電力が雪崩を打ったように事業撤退を始めています.しかし需要家の立場からは新電力から一般電力への切り替えが簡単にできるとは限らず,例えば北陸電力は新規受付を停止している(福井新聞の記事はこちら)ようです.それも理由の一つとなって廃業を考えざるを得ない需要家が出ている(同じく福井新聞の記事はこちら)とか.こんな記事もあります.

エネルギー供給事業の特性をわきまえずに,裁定取引で甘い汁が吸えると考えて参入した事業者が淘汰されていくのは良い事ですが,それで需要家が路頭に迷うようでは制度設計がボロだったと言わざるを得ません.エライ人たちが委員会で議論した結末がこのような有り様なので,資源エネルギー庁は大いに反省したうえで,前提条件を修正して制度を作り直す必要があると思います.ポイントは,供給制約,取引コスト,完全に自由ではない市場,などです.

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ツクシがニョキニョキ

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五分咲きくらいになった近隣の桜並木をそぞろ歩いているとき,足元をふと見るとツクシ(胞子茎)がニョキニョキ伸びてきています.この辺りの田んぼのまわりの典型的な春の風景.

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今日は厚い雲に覆われて日射しがほとんどなく,写真を撮るには良い条件ではありませんでした.

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2022/03/27

ヒメリュウキンカかなぁ?

今日はちょっと足を延ばして近隣の大きな沼のほとりを散歩.ソメイヨシノは咲き始めで,あと一週間ほどで見ごろになるのではないかと思います.

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民家の近くの小さな水路に黄色い花が咲いていたのですが,リュウキンカの仲間らしいというところまではわかったのですが,ヒメリュウキンカかなぁ?花弁に見えるものは萼片だそうです.

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2022/03/25

だいぶ花穂が伸びてきた

今日は朝の冷え込みも弱く,日中は16度くらいまで気温が上がって春らしい快適な一日.庭のトサミズキの花穂は,雪やみぞれに降られながらもだいぶ伸びてきました.

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この花もそうですが,菜の花などの黄色い花を撮るときは,赤と緑が簡単に飽和してしまいます.始末が悪いことに白トビと違って飽和していてもなかなか気づかず,ちょっと黄色が薄いなぁなどと思ってヒストグラムを見ると,見事に飽和していることが多いのです.そういう時は露出補正を多めにかけて撮り直さなければなりません.上の写真は -1.0EV の補正をかけています.

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2022/03/24

我が家の庭の片隅で

今日は雲は多めながらも晴れ間が広がり,ようやく気温が上がって 15 度ほどになりました.これくらいの気温になると,厚着で日なたを歩いていると汗をかいてしまうので要注意.

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我が家の庭では,スイセンレンテンローズがそろそろ終盤.今日はタチツボスミレがひっそりと咲いているのを見つけました.こぼれ種で少しずつ増えていっているようです.そう言えば,住宅の建築現場で墨壺を見ることは無くなりましたね.今は畳屋さんでもレーザーで部屋を採寸しています.

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2022/03/23

咲くかも咲くかも

終日,雪とみぞれに降られて真冬に逆戻りした昨日から一夜明け,今日は薄日が差す程度の陽気.気温はさほど上がらず,10度に満たなかったようです.せっかく咲き始めたコブシの花びらが茶色くなっているのを見たときには,とても不憫に思いました.

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それでも散歩に出かけてみると,ソメイヨシノの蕾は大きく膨らんでいて,明日気温が上がれば間違いなく咲くのではないかと思います.

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2022/03/22

ブラックアウトやってみれば?

先週 3 月 16 日の福島県沖を震源とする強い地震で,首都圏に電力を供給している複数の火力発電所が被災・停止しました.これだけでも需給は非常にひっ迫していたことに加えて急な低温と降雪で暖房需要が急増し,かつ太陽光発電の出力が低下しました.資源エネルギー庁と東京電力は中部電力と関西電力からの融通をあてにしていますが,もともと電力会社間を跨ぐ広域連携線の容量は小さく,かつ途中で周波数変換に伴うボトルネックがあるため,その容量を超えて融通することはできません.

これらは元々わかっていたことですし,東日本大震災後に活発に議論が行われて増強計画は進みつつあるのですが,実行速度が伴っていませんでした.ということで,このままいくと首都圏で初のブラックアウト(大規模停電)が起きる可能性があります.いったんブラックアウトすると,北海道で経験したように,復旧には 48 時間以上が必要なので社会機能が大幅に損なわれます.

Pexelspokrie157827Photo by Pok Rie with Pexels

実際にはブラックアウトする前に,大需要地から少しずつ停電させていって,ブラックアウトを回避する措置が取られるはずで,これが先週の地震の直後に首都圏の一部地域で自動的に発動・実施されたものです.自動的ではなく事前に計画して細かい粒度で行うのは輪番停電.東日本大震災の時にやりました.またあるかも.

まあしかし不謹慎との謗りを覚悟のうえで言うと,一度ブラックアウトを経験しておくことは,エネルギーに関するリテラシーを身に着けたり,今後の節電やエネルギー政策を議論するための良い下地になると思うので,やってみたらいいのでは?と思います.もちろんほとんど全員がもうこりごりという気分になるはずですが,電源のポートフォリオ,発送電分離の体制,また設備設置の地域コストなどを,事業者だけではなく消費者も加わって真剣に議論する良い機会になると思います.

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2022/03/21

春分の日のあぜ道歩き

今日は春分の日.昼と夜の長さが同じになるはずの日.そして日本は春分秋分という天文学的なイベントを祝日にしている珍しい国です.もっとも,これは春秋のお彼岸の中日を兼ねているので,宗教的祝日と言えないこともありません.またイランは春分の日がそもそも元日でノウルーズと呼ばれ,イランを中心に中央アジア,アゼルバイジャンからアフリカにいたる広い地域で祝日だそうです.

今日は平年並みの気温で,朝は肌寒く日差しも少なめでした.しかし正午を過ぎると晴れ間が広がり,日射も豊富で暖かくなってきました.しかし明日から二日間は真冬に逆戻り,ひょっとすると雪が降るかも,という変化の激しい季節が春の特徴です.

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今日の散歩はコースを延長して,近くの田んぼのあぜ道を歩いてきました.田起こしをした直後にたっぷりと雨が降って,田んぼは代掻きの準備ができているようです.オオイヌノフグリヒメオドリコソウなどがあぜ道を彩っていました.

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昨日から接写に強いコンパクトデジカメを使い始めたのですが,まだ使い慣れなくてフォーカスも露出もうまく行きません.

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2022/03/19

ヤナギ芽吹きツバメ来る

昨夜はかなり強い雨が降りしきり,冷たい春の嵐の様相だったのですが,今日は朝から快晴になり,昼間は暖かな散歩日和になりました.

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散歩コースの途中にあるシダレヤナギの木が先週から芽吹いています.コブシもだいぶ咲いてきたのですが,他の木々の芽吹きはまだもう少し先かな?当地ではソメイヨシノもまだ蕾が堅そうです.そうそう,今日は散歩の途中でツバメの声を聞きました.やって来たのですね.

昼間は天気が良かったのですが,日が暮れてから強い雨が降り始めました.連日の強雨です.これでカラカラだった大地はしっかりと水分を含むことができました.

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2022/03/18

日本が難民に冷たい理由は?

世界で紛争が起こり難民が発生するたび,日本がその受け入れに冷淡だということが言われます.いろいろな統計数値を見てもその傾向は顕著で,例えばドイツが受け入れている難民の数よりも 3 桁から 4 桁少ない数しか日本は受け入れていません.申請者の大部分が偽装難民という問題があるにしても,それは他国も同じはずで,この差はあまりにも極端です.

さらに出入国在留管理庁の収容所に拘留されていたスリランカ人女性が,適切な治療がされないまま病死するという事件も起きています.担当した刑務官たちは処罰されるべきですが,これは単に彼らの職務能力が低かったという問題ではないような気がします.

日本は島国なので国境を越えて難民が押し寄せて来るというイベントを経験していません.また自分たちも,戦争が起きたからといって海を渡って他国に逃れるという行動をとったことがありません.(*ただしこれに準ずるイベントとして,第 2 次世界大戦後に外地の日本人が日本に引き揚げてきたことはあります.軍人・軍属が 350 万人,一般人が 300 万人という膨大な数です.帰るべき土地や家がある家族はよかったでしょうが,それが無かった家族は祖国に帰国できても難民同然でした.)

Ruinsg70ef9fa24_1280Pixabay より転載

おそらく,日本人は自分自身が難民になって他国をさまよい歩く可能性があるとは考えていないのだと思います.難民の報道を見ても明日は我が身という発想が起きないのでしょう.中東やアフリカや南アジアで大規模な紛争が起こって大量の難民が発生しても,そんなことが自分たちに起きるはずはないと決めてかかっているのです.だから難民に対しても冷淡な態度が取れるのだろうと思います.

その固定観念を最初に破って見せたのは小松左京の小説「日本沈没」でした.皇室はスイスへ避難,数千万人の国民が世界中に分散して難民と化していくのです.イベントは現実にはあり得ないような地殻変動でしたが,イベントの種類は何でもよいのです.例えば,日本のどこかで Aso-4 クラスのカルデラ噴火が起きれば,日本の半分以上の面積に数百年間人が住めなくなります.どこかの原発がミサイルで破壊されると,ひとつの県程度の面積に 200 年以上人が立ち入ることはできなくなります.これらは十分に現実的な想定と考えておくべきです.そんなことはあり得ないと思う人は,原発を壊すような津波なんてあり得ないと考えていた当時の東電幹部と同類で,安全保障に対する想像力が欠如しています.

日本人が日本という島に住んでいられなくなったらどうするか?という問いに対して,想像力を欠いたまま統治と生活が行われていることが,難民に対する態度の背景にあると思います.自分が難民になることがあるかもしれないと思っていれば,難民に対して今とは異なる対応ができるはずです.明日は我が身だからです.明日の自分を助けると思って,今日の他人を助けるのです.そうすることで国境を越えた助け合いの精神は厚みを増していきます.そのような発想を日本人も持ってほしいと思います.

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真冬に逆戻り

今日は太平洋岸を東進する低気圧に向かって北東気流が入り込み,朝から小雨.しかも気温が上がらず,最高気温が 8 度程度の予想.これは真冬に逆戻りです.あちこちでコブシの白い花が咲き始めたのですが,かえって長持ちして良いのかな?

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何も画が無いと寂しいので,数日前に撮ったカワセミの写真をあげておきます.カワセミも繁殖期に入ったのか,雄と雌が近くにいる姿を見ることが増えてきましたが,求愛行動はまだ見ていません.

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2022/03/17

ニワトコも芽吹く

昨日から大量のスギ花粉が飛散しており,たった一日で車には黄色い微粉末が積もります.今日は黄砂も降ってきました.昨日は散歩の途中は何ともなかったくせに,帰宅後夕方になって目のかゆみと鼻水に襲われ,寝付くのも苦労するほどでした.典型的なスギ花粉症です.

そのため今日の散歩はお休み.下の写真は昨日撮影したニワトコの芽吹き.もうヤナギも芽吹いていますし,コブシも咲き始めました.モズのメスは巣に籠ったようです.春が本番になってきました.

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ジャベリンの大見本市を画策

昨夜遅く強い地震で目が覚め,揺れのパターンからちょうど 11 年前の 3.11 をまざまざと思い出し,茨城沖のプレート境界型地震を思い浮かべたのですが,実際には宮城・福島沖のスラブ内地震でした.昨夜の当地の震度は 5 弱だったので,特に倒れたり壊れたりしたものはありませんでした.

と,朝になってニュースを見てびっくり.米国バイデン大統領が,ウクライナに 8 億ドルにのぼる追加の軍事支援を行うとのことで,その中身は,ホワイトハウスの声明その他のニュースソースによれば,スティンガー 800 発,ジャベリン 2,000 発, 1,000 発の軽量対戦車兵器, 6,000 発の AT-4 対戦車弾,その他ドローンや小火器となっています.

これはアメリカによる携行式兵器の大見本市です.先日の記事に書いた通り,ジャベリンは一発が 2,000 万円,スティンガーは 400 万円もする高価な兵器.従って,ジャベリンを 400 億円分,スティンガーを 32 億円分供与するということになりますが,これは十分元が取れると踏んだのでしょう.とにかく実戦で威力を誇示できたものは強い.ウクライナを助ける正義を装いながら,裏ではしっかり算盤をはじいているのが見え見えです.

この戦争が終結したのち,対戦車戦を想定している国はこぞってジャベリンに群がってくるはずです.アメリカの兵器産業は増産や技術指導で忙しくなるでしょう.バイデン氏は,この軍事援助に限って言えば,アメリカ兵器産業の最良のセールスマン役をやっていることになります.これが戦争の現実でありいやらしいところ.しかし避けては通れない部分でもあります.

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2022/03/16

アオサギが婚姻色に

大型サギ類が婚姻色に染まってきました.私の散歩コースの常連のダイサギは脚がピンクになり,下の写真のアオサギにいたっては嘴の根元も赤く染まってきました.初夏になると集団営巣地に集まって巣を作り,卵を産み,ヒナを育てるのだと思います.昨年紹介した記事はこちら

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2022/03/15

トサミズキ開花

我が家の春告げ花は庭に植えて 20 数年のトサミズキです.毎年早春の今ごろ蕾をほころばせ,次第に花穂を長く垂らして殺風景だった我が家の庭に彩を与えてくれます.

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今シーズンは真冬が寒かったので開花が遅くなるかと思ったのですが,このところの高温で 1 週間ほど前からほころび始め,だいぶ花の数が増えてきました.

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この花が咲くころは,地面ではフキの薹(とう)が満開状態,レンテンローズ(通称クリスマスローズ)も満開です.そしてマンリョウなどの赤い実は鳥たちに食べ尽くされてしまっています.

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2022/03/14

アインシュタインの誕生日に

本日 3 月 14 日は,アルベルト・アインシュタインの誕生日.生年は 1879 年,没年は 1955 年です.彼が晩年を過ごした米国プリンストンでは,この日をパイの日としてパイを食べて祝っています.そう円周率 3.14 にかけているわけです.

と,こういう日ですが,ひな祭りの日の記事に書いたように,ロシアはウクライナへの侵攻の手を緩めていません.首都を包囲し,市街地を破壊して降伏を迫るという戦術だと思われます.私は,ウクライナとしてはそろそろ降伏を準備すべきと思います.これ以上,兵士と市民の犠牲者を増やしたり,近隣国への避難民を増やすことは得策ではないと思います.

それよりもいったん降伏して傀儡政権を作らせたのち,辛抱強くレジスタンス活動を行うべきです.ウクライナのような広大な土地で,仮に 2 万人がレジスタンスに参加すれば,ロシアはそれを取り締まるのに 10 万人以上の兵士と警察組織をウクライナ国内に維持しなければなりません.しかし経済制裁を受けているロシアにはその余力は持てないでしょう.兵士の給料が払えなくなる,さらには物資の補給もままならなくなる,現地部隊は不満を募らせ,本国でもクレムリンの中枢でプーチンの斬首(首を切り落とすのではなくチャウシェスクのように権力の座から引きずり下ろすという意味)が計画されるというシナリオです.

いや外国からの武器弾薬の補給や義勇兵が続けばまだまだ戦える,歩兵携行の対戦車ミサイル「ジャベリン」や,これも歩兵携行型の対空ミサイル「スティンガー」が威力を発揮しているではないか,という意見もあるでしょう.しかしジャベリンはミサイル一発が 2,000 万円もする大変高価な兵器なのです.スティンガーは一桁安いですがそれでも 1 発が約 400 万円.いくら効果的ではあってもこのような兵器を大量・長期に補給してくれる国などありません.

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pixabay より転載

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米国海兵隊のライブラリより転載

あと 10 日ほどで双方の兵力や武器弾薬は補給制約の状態におちいり,双方が手詰まりの状態に入ります.それを見越して停戦や降伏の交渉を行うのがこれからの最も重要な戦術ではないかと思います.ロシアはそうならないようにここ数日で集中的に攻撃の手を強めるかもしれませんが,ロシア軍も指揮系統に怪しいところがあるので,それができるかどうか?このあたりが戦況の分かれ目になるような気がします.

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pixabay より転載

とにかく双方の犠牲者を少なく,避難民を少なく.かつてロシアがナポレオンからモスクワを守ったように,非常に地味な戦略ではありますが,ロシアの衰えを待つことが最善ではないかと思います.

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2022/03/12

Refsort/Ruby v3.71 released

辞書参照型ソーティング・フィルタ Refsort/Ruby (新しいほうから *1 *2 *3 *5 *5)の改訂版 v3.71 をリリースしました.今回の改訂は先月リリースした v3.70 に残っていたロジックの不備を補うもので,機能的な変更はありません.

前回の改訂でコマンドライン・オプション "-E, --encoding" を導入しましたが,BOM によるエンコーディング設定との整合性が十分に取れておらず,エンコーディングの優先順位が混乱していました.今回の改訂はその優先順位を整理し,それに基づいて警告文を出す条件と文言を改めたものです.改めて書くと,エンコーディングの優先順位は

BOM > 埋め込みオプション > コマンドライン・オプション > ロケール

となります.辞書ファイルや入力ファイルで BOM が検出されれば,それに従ってエンコーディングが(実質的には UTF-8 に)設定されます.BOM がない場合,埋め込みオプションがあればそのエンコーディングが使用され,埋め込みオプションも無くてコマンドライン・オプションがあればそれが使用され,エンコーディングに関するオプションが何も指定されていなければデフォルトのロケールが使用されるということになります.

新設したコマンドライン・オプションは,辞書ファイルと入力ファイルの両方に有効な “共通エンコーディング” という概念を作ります.すると,辞書ファイルと入力ファイルが同じエンコーディング(ロケールと異なっていてもかまいません)で書かれてさえいれば,コマンドライン・オプションを付けて実行するだけで,自動的に入力ファイルと辞書ファイルの両方にそのエンコーディングが設定されます.このとき,辞書ファイルに埋め込みオプションが書かれていれば,優先順位によって共通エンコーディングは上書きされますが,それがコマンドライン・オプションと同じであれば問題は生じません.

エンコーディングをどのような手段で指定しようとも,辞書ファイルと入力ファイルのエンコーディングは同一でなければなりません.これが一致していなければ Refsort はエラーを吐いて停止します.従ってユーザーは自分がどのエンコーディングを選択しているのか,よく意識する必要があります.これはロケールの中だけの世界では注意する必要が無かったことです.

Refsort/Ruby とそれに関するコンテンツのアーカイブを Microsoft One Drive に置いています.画面右側コラムの Archive の中の Refsort/Ruby Archive をクリックしていただくと,私の OneDrive 上に設けたライブラリが開きますので,そこから過去分も含めてファイルをダウンロードすることができます. Refsort 本体の refsort.rb は refsort_v371.rb というファイル名でアップロードされていますので,ダウンロード後に refsort.rb に変更するとよいでしょう.改行コードも CR/LF になっていますので,適宜変更してお使いください.エンコーディングは US-ASCII ですので,そのままでよいでしょう.ユーザーズガイドも若干改訂されています.

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2022/03/10

ミツバチ軍団出撃

昨日から暖かさが戻ってきました.今日は朝から遠景が霞み,風も弱く,いかにも春らしいうららか日和.散歩に出かけるとニホンミツバチ巣穴がエライことになっていました.たくさんのハチが出入りしてごった返しています.

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春の花もいろいろ咲き始めたので,蜜や花粉を集めるのに忙しいのでしょう.

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2022/03/09

ぽかぽか陽気

真冬が戻ったように寒かった昨日に比べると,今日は春の到来を実感できる暖かさ.早朝から陽ざしがたっぷりあり,風も弱く,散歩していても全く寒くありません.

そんな陽気に誘われてか,ヨシの繁みに隠れてばかりのヒクイナが繁みから出てきて餌を探していました.この個体は尾羽がちょっと短め.まだ若いのでしょうか?

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木々の中ではエナガメジロの混群がにぎやか.しかしエナガは非常にすばしっこくて一瞬もじっとしていないので,なかなか良い写真が撮れません.

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2022/03/07

春の繁殖期が始まった

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鳥たちの春の繁殖期が始まりました.オスがメスにディスプレイして番(つがい)形成の途中のもの,すでに番となって巣作りを始めたものなど,その段階は様々ですが,林や野原は緊張と躍動に満ちてきました.

上の写真は巣材を運ぶハシボソガラス.木の枝を組んだ巣はほぼ完成しているので,あとは産座を仕上げるだけなのかもしれません.巣を構成する木の枝の間に鮮やかな色のプラスチック製品がたくさん混じっているのですが,よく見ると洗濯ハンガーがずれないように止めるための竿ピンチです.

近くの民家からくすねてきているようですが,どうやって外して持ってくるのか確かめられずにいます.知能が高いハシボソガラスのことなので,ひょっとすると嘴でピンチを開いて持ってくるのかも?

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2022/03/05

コガモの春

日本で越冬中の渡り鳥たちにとって,日が伸びて暖かくなってくると,そろそろ帰り支度を考え始めるはずです.きっと体のどこかがムズムズして,ああ早く北に帰って雪が残る沼地に降り立ちたい,卵を産んでヒナを育てたいと感じているのではないでしょうか?

散歩コースのコガモの群れにはまだそのようなソワソワした感じは見られませんが,北帰行に備えて栄養をつけておくことは今のうちが勝負です.そのためかどうかはわかりませんが,このところコガモたちは採餌に余念がありません.調整池の底をまさぐって何かを食べていたり,雨水が溜まった泥水のなかに浸かって水面をぶちぶちやっていたり.

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北帰行ではどのようなコースを取るのでしょうか?一気にシベリアやアラスカに帰るのでは,到着地がまだ寒すぎて生きていけないので,中継地をたどって徐々に北上するのではないかと思います.例えば宮城県の伊豆沼や北海道の宮島沼は,越冬地であると同時に重要な中継地でもあるのだと思います.さらに北のサハリンや沿海州,カムチャツカ半島などにも中継地があるのかもしれません.そう思って地図を見ると,いかにも怪しそうな汽水湖や湖が無数にあります.今はまだ雪と氷の下でしょうが.

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最近はバイオロギングを使った研究が盛んになったので,いずれ渡りの全容が解明されるのではないかと期待しています.カモの視点で渡りの映像が見られるようになれば素晴らしいと思います.

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2022/03/03

血塗られたひな祭り

今日は桃の節句(上巳)のひな祭り.本来は旧暦の 3 月 3 日なので,新暦ではだいたい 4 月上旬から中旬頃になります.ちなみに幕末の安政 7 年 3 月 3 日(1860 年 3 月 24 日)には桜田門外の変で,大老・井伊直弼が水戸浪士に襲われ亡くなっています.

一方,ひな祭りにも関わらずロシアはウクライナへの侵攻を続けており,兵力の圧倒的な差から,時間はかかっても首都陥落は免れないと推測されます.陥落・降伏後に傀儡政権が樹立され,ロシアの属国となるわけですが,その後ウクライナ側にゲリラ戦を戦える余力が残っていれば,また国際社会がレジスタンスを支援できれば(代理戦争という負の側面はありますが),ロシアにとって成功したとは言えなくなるでしょう.このときまでには経済制裁が十分効いているので,ロシア自身が疲弊した状態になっていることもポイントです.

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Pixabay より転載

このロシアの侵攻に対して国連は存在理由を問われるほど無力.欧州各国も対岸の火事を見物しているにすぎません.アメリカも動こうとはしません.これはコソボ紛争のときとは全く異なる様相です.ユーゴスラビアと異なり,ロシアが核兵器を持った軍事大国であることが主な理由でしょう.経済制裁はじわじわ効いてくるはずですが,その間に多数の人命が失われていくことは避けられません.

血塗られたひな祭りになってしまいました.私はとりあえず UNHCR に寄付を申し込みました.

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2022/03/02

サギ類が婚姻色に

日が長くなり朝の冷え込みが緩くなると,生き物はみな繁殖の準備を始めます.良く知られている例に三月ウサギと呼ばれるノウサギ類がありますが,これは不思議の国のアリスの影響で,実際にはノウサギの繁殖期間は非常に長く,特に三月ということはないそうです.人間はいつから繁殖周期を失ったのでしょうね?誰かムラムラしてきた人はいますか?

鳥類も外観の変化が顕著です.サギ類は飾り羽が長く伸び,また嘴の付け根や脚がピンク色を帯びてきます.調整池のアオサギもきれいな色になってきました.

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群れでお尻突き出し

はや3月.急に暖かくなったので,春が早足で訪れそうです.この暖かさに誘われて冬鳥たちが早々に帰ってしまうのではないかと気を揉む毎日.コハクチョウはすでに北帰行が始まっているとか.

しかし今日の散歩で見かけたコガモたちはいたってのんびり.数10羽の群れが調整池の広い水面に広がり,リラックスした感じでお尻だけ水面のつきだして餌を取っていました.コガモはもともと潜水が不得意なのと,水深が浅いことも影響しているようです.少し離れたところの上空をオオタカが舞っていたのですが,その影響はなかったようです.

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北帰行の前にはたっぷりと栄養をつけていかなければならないのでしょう.

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