飛んで来たけど水がない
シギ・チドリの春の渡りが始まっています.一般的には日本の沿岸の干潟や河口近くの中州などに降り立ち,休息・採餌して再び北の繁殖地を目指すのですが,実は内陸の水田地帯にもかなりの数がやって来ます.その中でもムナグロは代表的な種で,茨城県や栃木県の水田地帯に相当数が立ち寄ります.
ちょうど田植えのために田んぼに水を入れたり代掻きをしたりする時期と合っているので,鳥たちにとっては好都合です.早場米地帯ではちょうど今が田植えの時期なので,田植えの作業をする横に旅鳥たちが群れている光景が見られます.
というわけで近場で確実にムナグロを見られるところに行ってきました.ちょうど雨上がりで薄日が差す程度の時間だったのですが,数10羽のムナグロが田起こしされた水田で休息していました.しかしまだ水が入っていないので,何かちょっと変な感じです.やはり水面が無いとムナグロらしく見えません.
田んぼに水が入るとエサとなる生き物が活発に動き始めるので,エサを取りやすくなると思うのですが,この群れはちょっと早く来すぎたのか?ちょっと足を延ばせば水が入っている水田もあるはずなのですが.もっとも,ムナグロは越冬地では公園の芝生など乾いた環境を好むらしいので,エサさえ取れればこういうこともありなのでしょう.
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