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2022/04/06

蛮族ロシア軍

ロシア軍が民間人を虐殺した証拠が続々と見つかり,いまさらながらロシア軍の蛮族ぶりが明らかになってきました.

ロシア軍は以前から蛮族でした.日本がポツダム宣言を受諾して太平洋戦争は終結したはずなのに,ロシア軍はそれを見越して直前に中国東北部に南下してきました.あろうことか関東軍が邦人保護義務を放棄して逃げ出したため,取り残された日本の民間人が多数虐殺されました.この情報は直ちに奉天など大都市へも伝わり,ロシア兵に強姦されないよう,女は頭を丸刈りにして女とわからないようにしたそうです.ロシア軍の士官は旧貴族階級出身者が多く,教養も分別もある者たちだったようですが,兵士はそうではありませんでした.ロシア軍の兵士は民度が低く,日本の民間人から略奪した腕時計を何個も腕に付けては喜んでいたそうです.

それから 75 年経った現代に至っても,たとえ国際法で規定されていても,戦時には平時の規範やルールや道徳がいとも簡単に破られるということを覚えておかなければなりません.古代から近代まで,征服者は略奪,強姦,殺害をほしいままにしてきた歴史があります.そしてロシア軍はその伝統を今に受け継いでいるように見えます.蛮族たることを,不道徳をなすことを楽しんでいます.

Ukraine7068221_1280ELG21によるPixabayからの画像

今回ウクライナで民間人を虐殺した兵士たちが,ロシアの正規軍なのか,チェチェンの独裁者ラムザン・カディロフが送り込んだ私兵たちなのか,カネで雇われたシリアからの傭兵たちなのか,今の段階ではわかりませんが,世の中にはこのようなことを平気で行う者たちがいるということを,改めて覚えておくべきでしょう.

そしてこれはプーチン自身が信奉する哲学「(暴)力がすべて」を地で行くものです.暴力による恐怖で他人を支配する,世界はそれで思い通りに回せるという,ヤクザの考え方そのものです.これに対抗するにはどうすればよいのか?一人一人が考える良い機会です.個人的にはヤクザが相手であっても手打ちをすべきとは思いますが,具体論となるとまだ答えを見出せていません.

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