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2022年5月

2022/05/31

ムクドリはクワの実が大好き

早いもので 5 月は今日で終わり.当地では昨日から冷たい北東気流が入り,今日は雨がシトシト降っています.従って今日の散歩はお休み.

散歩コースの休耕田には,何本かのクワ(おそらくヤマグワ)の木が植えられていますが,今がちょうど実の食べごろ.ムクドリの大好物らしく,たくさんのムクドリが群れているのがわかります.彼らは枝にとまっては食べごろの実を探して実際に食べています.

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スズメもやって来るのですが,クワの木は完全にムクドリの天下で,スズメは影が薄い.スズメにとっては実が少々大きすぎるというのもあるでしょう.甘いものが好きなヒヨドリもムクドリほどは実を好まないようで,いないわけではありませんが,やはり影が薄いです.

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人間が食べてもおいしいのですが,休耕田の中ということもあって取りに来る人はありません.

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2022/05/30

カイツブリのヒナを確認

初夏,鳥たちは産卵と子育ての季節.散歩コースの調整池では,毎年カルガモカイツブリバンの子育てが観察できます.しかし今シーズンはなかなかヒナを目撃できずに,気を揉んでいました.

今日の散歩でようやくカルガモの親子連れを目撃.すでにヒナはある程度の大きさに育っていて,親鳥の背中に乗ることはありませんでした.きっと親鳥が用心深くヨシの繁みで育てていたのでしょう.しかし時間が経って育った代わりに,当初よりは数を減らしたようです.年によってはヒナの数 10 数羽を数えることがあるのですが,今日見た親子のヒナは 8 羽でした.

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また別の調整池でもようやくカイツブリの親子連れを見ることができました.こちらもある程度ヒナは大きくなっており,ヒナの数は 4 羽.通りすがりの鳥見人によれば,バンもヒナを 3 羽連れていたそうですから,一通り子育ては進行しているようです.

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2022/05/29

ヒクイナが水田に出てきた

このところ姿を見ていなかった散歩コースのヒクイナ.今日は帰り道に思わぬところで出くわしました.田植えが済んで 2 週間ばかりの水田の中を 2 羽で歩いていました.餌を探しに出てきたのでしょうか.

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すぐにカメラを構えたのですが,こちらの人影を目ざとく見つけて,すぐ隣のヨシの繁みに走り込んで隠れてしまいました.本当に用心深い鳥です.

冬でも渡去せずに周年生息しています.当然繁殖もしているはず.ヒナを連れているのが見られたら最高なのですが.

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オオヨシキリ D 現る

朝から太陽がぎらぎらと照り付けて強烈な紫外線(目には見えませんが).予想最高気温が 33 度と聞いたので,今日は午前中早めに散歩に出かけました.朝の気温は 26 度くらいだったので,日陰で風が吹くとなかなか良い気持ちです.

散歩コースの調整池では,オオヨシキリの縄張り争いが続いていますが,今日改めて気づいたことが一つ.それは縄張り争いで激しく囀るときに,争う相手とは反対方向に向かって囀っていることです.これは数日前のポストでも言及したことですが,今日はオオヨシキリ AC とは 20 m くらいの距離しか離れていませんでしたが,お互いがそっぽを向くような向きで囀っていることが多いのです.下の写真は C の囀りです.

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これは一体どうしてでしょう?縄張り争いであれば,互いに向き合って威嚇しあうのでは?と思うのですが,彼らがやっていることはこれとは逆です.単なる想像ですが,直接向かい合って張り合うのは余りにストレスが大き過ぎるので,敢えて逆方向を向いて自己主張をするよう行動が進化してきたのではないか?ちょうどローレンツの『ソロモンの指輪』に出てくる猛獣たちのように.

と,こんなことを考えています.ところでこの AC の争いとは 100 m 以上離れたヨシの繁みで,今週から新たな侵入者,オオヨシキリ D が囀り始めました.ここは ABC がいるヨシ原とは調整池の広い水面を隔てて離れているので,直接の競合にはならないと思われますが,今後の行動を見守りたいと思います.下の写真が D の囀りです.

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2022/05/28

カムチャツカ半島で大規模噴火

本日の夕方になってニュースが飛び込んできました.カムチャツカ半島の火山ベズィミアニィ(Безымянный)が大規模な噴火を起こしたそうです.下の写真は本日 20 時 50 分のひまわり 8 号の赤外画像.噴煙が東南東方向に流れているのがはっきり見えますので,まだ噴火は続いています.早くおさまってほしいと思います.

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提供:情報通信研究機構 (NICT)

この火山は 1955 年以降たびたたび大規模な噴火を起こしているとのこと.まあこれは太平洋プレートオホーツクプレートに潜り込んでいる環太平洋火山帯の典型的な火山です.日本のメディアの報道では,トンガの火山の噴火の記憶が新しいのか潮位変化に関する懸念が大部分を占めていますが,私は噴火の規模によっては,北半球の今夏の気候の心配をするべきではないかと思います.

潮位変化は一過性のものですが,火山性エアロゾルによる気象への影響は数年間は続くからです.ただでさえ世界の穀物相場が高騰しているときに,火山による冷害で不作が続けば,これは飢餓という言葉を使わざるを得ない事態が発生しないとも限りません.

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ハコネウツギとジューンベリー

列島南岸沿いを進んだ低気圧が豪雨を降らせた翌日.低気圧が去った後に南風が入って気温が上昇.明日はさらに 30 度を大きく超える予想で,今シーズンのエアコンを使い始める日になりそうです.

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庭では 25 年選手のハコネウツギが今年も開花.このところ秋の剪定をやっていないのでボウボウ状態で咲いています.昨日の風雨で花が傷んでしまったのが残念.

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玄関わきではジューンベリーが実をつけています.だいぶ熟して赤くなってきましたが,今年は昨年に比べるとずいぶんと実のつきが悪いです.寒肥をあげなかったからかなぁ?でもほかの植物は皆元気に青々と葉を繁らせているので,そういうわけでもなさそう.春先の低温でしょうか?

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2022/05/24

オオヨシキリ A, B, C

散歩コースの休耕田でのオオヨシキリの縄張り争いは佳境に入ったようです.先週から 3 個体がそれぞれのソングポストでけたたましく囀り続けています.

当地に到着した順に,私が勝手に A, B, C と個体に名前を付けました.オオヨシキリ A は大きなクワの木を主なソングポストにしています.ときどきヨシの深い繁みに降りて,そこでも囀り続けています.最も早くから囀り始めて縄張りを確保しているのですが,ライバルが 2 羽やって来たので,きっと防衛に懸命なのでは?と感じます.下の写真は今朝の姿.

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次に当地にやって来たのはオオヨシキリ B です.これは A から 70 m ほど離れたやはりクワの木をソングポストにしています.下の写真が今朝の姿.不思議なのは,間近にいるライバルである A のほうを向いているのではなく,それとは正反対の方向を向いて囀っていることです.この方向には広い調整池があるので,他のライバルが侵入する余地はあまりないにも関わらずです.

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最後にやって来たのがオオヨシキリ C です.これは谷戸にある小さな調整池の周囲を縄張りにしたいらしく,センダン?の木をソングポストにして囀っていることが多いです.オオヨシキリ A からの距離は間に道路と調整池を挟んで 100 m ほど.オオヨシキリ C とは見通し外の 200 m ほど離れています.見にくいですが下の写真が昨日の姿.

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昨シーズンはもう 1 羽が加わって乱戦模様だったのですが,今年はこの 3 羽の争いに落ち着くのかな?そろそろメスもやって来ると思うのですが,無事繁殖できるのはどの個体でしょう?

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2022/05/22

初夏の闘い

昨日深夜に豪雨が降り,今日の天気が危ぶまれましたが,朝から次第に晴れてきました.しかしあちこちで黒っぽい雲が湧いて日射しは途切れがち.それでも初夏はハプニングが多い季節なので,今日も散歩に出かけました.

休耕田では相変わらずオオヨシキリが頑張って囀っているのですが,ライバルが二羽増えており,それぞれが縄張りの中心でけたたましく自分の権利を主張しています.昨シーズンはこの谷戸で四羽が争っていたので,もう一羽くらい増えるかもしれません.クワの実が熟してきたのでそれを食べるムクドリがたくさん出入りするのですが,全く気に留めず囀り続けています.

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調整池で久しぶりにタヌキに遭遇.一頭だけでしたがすぐに姿を隠したので写真は撮れず.しかし疥癬にはかかっていないようで,毛並みは良好に見えました.

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ヤマザクラの実が熟してきましたが,鳥たちがどんどん食べてしまうのであまり状態の良いものは残っていません.一方,ニワトコの実が赤く熟し始めたのですが,これが大好物のキジバトはだいぶ前から熟す前の青い実を食べています.熟す前に食べ尽くさないか心配です.

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2022/05/20

淋しくなった調整池

この 5, 6 日ほど調整池への散歩ができなかったので,今日は久しぶりに歩いてみました.池の常連だったカルガモは,すべて田植えが済んだ田んぼへ移動してしまい一羽も確認できず.池はアオサギ,ダイサギ,そして少数のカイツブリだけになってしまいました.冬の一時期は百羽を超えるコガモがいたのですから,その差は大きいです.

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池の周囲の休耕田には何本かクワの木が植えられているのですが,そろそろ実が熟してきました.ムクドリたちのごちそうです.

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縄張りを確保中のオオヨシキリは今日もけたたましく囀っていました.しばらくすると,ふいにソングポストのクワの木の梢から民家の生垣に突っ込んでいきました.すると生垣から別のオオヨシキリが飛び出してきて,その個体は追い払われてしまいました.最初のオオヨシキリはすぐにソングポストに戻り,再び囀り始めました.このようにして縄張りを維持するのだという良い例を見せてもらいました.

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2022/05/19

定期的に自然のアンロックを

NHK でカナダのドキュメンタリー番組 “「ロックダウン下の野生動物たち」(Nature's Big Year) (2021)” を観て驚愕しました.イギリス,カナダ,アメリカの各地で,新型コロナウィルスの影響で人間の行動が抑えられた結果,野生生物に対して非常に好ましい変化が現れたことを報告しています.

例えば,砂浜がロックダウンされて人の立ち入りがなくなったお陰で,アカウミガメの産卵成功率が 12 % 上がったそうです.イギリスでは道路の交通量が減ったおかげでハリネズミの交通事故が 2/3 に減少しました.さらにクロウタドリは,騒音が減ってライバルの声がよく聞こえるようになったため,以前よりも張りのある大きな声で歌うようになったそうです.またハクガンの栄養状態が良くなり体脂肪が増えたそうです.これ以外にも様々な形で,人間の影響が減った場合に野生生物がどう反応するかが実証されていますが,それらは総じて好ましいものです.

絶滅が危惧されているような野生生物にとって,今回のロックダウンは貴重な実証の機会を提供しました.アカウミガメやハリネズミが良い例です.しかしパンデミックが終息して元に戻れば,再び絶滅へのカウントダウンが始まることは目に見えています.

この番組を観て私が思いついたことは以下の通りです.

4 年に一度,地域ごとに人の立ち入りを制限する期間を設けよう.例えばウミガメの産卵時期には数か月間砂浜を立ち入り禁止にする.鳥の繁殖期にはツンドラや沼沢地を立ち入り禁止にする,等々.

これを全世界で行うのです.

人間にとっては部分的な緩いロックダウンですが,自然にとっては “アンロック” です.これまで野生生物たちは人間活動のため常にロックダウン下のような環境に置かれてきました.これでは彼らが衰退していくことは避けられません.なにしろ姿を現わせば人間に追い回され,食べ物を求めて歩き回れば車に轢かれるからです.人間が部分的にでもロックダウンに近い制限を自らに課し,逆に野生生物に対してはロックを解き放って伸び伸びと本来の生態を取り戻してもらう,そういう機会を作ってはどうかと思うのです.そうでもしなければ人間と自然が持続可能な関係を維持することはできません.

4 年に一度というのは単なる例で,望ましくは毎年,できれば 2 年に一度,どんなに少なくてもオリンピックと同じ 4 年に一度は必要だと思うのですが,いかがでしょうか?

人間の経済活動との折り合いのつけ方?そんなものは過去数十年に渡って苦い経験を積んでいますから,いまさら議論するまでもないでしょう.人間がこれまで自然から搾取してきた富を人間社会の中で分配して解決すべき問題です.そのような努力の不作為を自然に押し付けてはなりません.

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2022/05/12

AMG 48 襲来

先週もポストしたアカミミガメですが,このところ調整池で集結しているのが見られます.ひょっとして繁殖行動?

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先日撮った写真を拡大して数えたところ,48 匹も集まっていました.つまり AMG 48 (Aka Mimi Game 48) です.特定外来生物に指定されようがされまいが,いったん野外に放されたらどんどん増えます.もうどうしようもありません.飼育下の個体の放逐が心配されて特定外来生物に指定することが躊躇されているようですが,すでに野外で繁殖している個体群をどうするのかも同時に考えるべきです.

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誰か天敵になる動物はいないのかな?産卵場所(岸辺の穴)を探して卵をつぶす?自治体か国が 1 匹 1,000 円で買い取ると言ったらカメ釣りが流行るかな?食ったら美味いのかな?でもサルモネラ菌ありそう.同時にアメリカザリガニも買い取ることにしたらどうかな?こちらは高級食材で中国では 2 兆円産業になっているので,茹でて冷凍して中国に輸出したら?

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2022/05/11

オオヨシキリ様,お着き

今日は涼しい空気がまだ残っているものの,弱いながら日射しもあって過ごしやすい気温になりました.

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昨日の散歩のときに声だけ初認していたオオヨシキリですが,今日は大きなクワの木の梢で鳴いてくれたので,ようやく姿を確認できました.当地ではまさに初夏を告げる鳥.毎年連休が終わったころにやって来るので,今年はまだかなと思っていたところでした.東南アジアのどこかからはるばる海を渡ってきたのです.ようやくのお着き,大変お疲れ様でした.

しかし着くやいなや直ちにけたたましく鳴き叫んで縄張りを作らなければならないので,体が休まる暇がないのでは?と憐れに思えてきます.

蒸し暑くなって梅雨が始まるころにはホトトギスがやって来ますが,これはまだひと月ほど先.

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2022/05/08

田植えの後で

今日は東寄りの風が吹き,日射しにも恵まれずに涼しい一日.しかし戸外を歩くにはこれくらいが良い気候です.今日はふだんの散歩コースではなく,ちょっと離れた台地の上と,その下の川沿いの田んぼを時間をかけて歩きました.しかし野鳥の姿には恵まれず,わずかにオスのサシバ一羽以外に目ぼしいものには会えず.キビタキのさえずりは何か所かで聞くことができました.

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田植えが終わったばかりの田んぼの畔にはカップルらしいカルガモ.この季節にはよくある風景です.また用水路ではアオサギが獲物が来るのをじっと待っていました.

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2022/05/07

驟雨

明け方に小雨が降り,いったん上がったので今日はこれで雨には降られまいと思って近所の森林公園に出かけました.池では親子連れがザリガニ釣りをしていましたが,よく知らないとは言えアヤメを植えてある区画まで入り込んで地面を荒らしていました.簡単な立て札くらい立てておいたほうが良いのでは?と思います.池ではスイレンが咲き始めていました.

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また釣ったザリガニをどうするつもりなのかも気になります.アメリカや中国のように食材として食べてしまえばよいのですが,生きたままどこかに放すようだと,拡大再生産に加担することになります.

そんな光景を横目で見ながら誰もいない暗い森の中を歩くと,キビタキのさえずりが聞こえてきました.オオルリサンコウチョウの声も聞くことができればよいのですが,当地ではせいぜいキビタキどまりです.

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森を抜けるころから強い雨が降ってきました.森の中に逃げ込んで,ほとんど濡れずに駐車場の車にたどり着きました.

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2022/05/06

亜種チュウダイサギ

大型連休もいよいよ終盤,と言っても引退老人は死ぬまで超々大型無限連休なので,高速道路が何十キロ渋滞というニュースを聞いても,可哀そうな奴らとしか思えません.現役の方スミマセン.

今日は朝の気温が高めで午前中から蒸し暑く感じたのですが,薄雲がかかって日射しは弱く,散歩しても昨日ほど暑くは感じませんでした.

この時期の調整池は静かなもので,カルガモとまだ渡去していないコガモがパラパラといる程度.バンカイツブリなどの常連たちは,メスが巣に籠っているらしくあまり出歩きません.クイナヒクイナは声はするのですが,草が繁って姿は全く見ることができません.

冬の間逗留していた亜種オオダイサギ (Ardea alba alba) はいなくなったのですが,その代わり亜種チュウダイサギ (Ardea alba modesta) が新たにやって来たのか,越冬した個体なのかわかりませんが,姿を見せています.ダイサギの二つの亜種は大きさが少々違うのでどうにか見分けがつきます.

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チュウサギとの見分け方は,体の大きさと,口角の切れ込みが目の後方まで伸びていること.さらにこの個体は婚姻色として眼先が緑がかっているのがわかりますが,これはチュウサギも同じなので要注意です.

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2022/05/05

アカミミガメ増えてます

今日は二十四節季立夏.昨日からじわじわと気温が上がり,今日は昼間に散歩したところ,あまりに暑くて閉口して帰ってきました.日射しが痛いくらいです.それでも気温はまだ24度程度.これから夏に向かってどうなるのだろうと先が思いやられます.

調整池では最近カメが目立ちます.それも大きく育ったアカミミガメ.カメの甲羅の上にもう一匹カメが乗って甲羅干しをしている姿は珍しくありません.そしてきょうはアカミミガメの子亀を目撃しました.警戒心が強く,人間の姿を見ると水に潜ります.甲羅の模様が鮮やかで綺麗なのですが,いずれ最大甲長 30 cm にもなるのかと思うと,先が思いやられます.今のうちにサギが食べてくれないかと思います.

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このカメは早晩特定外来生物に指定されるはずです.侵略的外来生物ワースト 100にはすでに堂々載っている厄介者です.縁日やペットショップで買って飼い始めたものの,体が大きくなり気性も荒くなり毎日のフンの始末も大変なので,池や川に放したというところから広がったのでしょう.

生き物を安易に飼うのはやめてほしいと思います.いくら子供がせがんでも,ちゃんと世話をするからと言い張っても,ダメです.

天寿を全うさせるか,自分の手で殺すかが出来なければ,生き物は飼わないでください.

というのが私からのお願いです.イヌ,ネコに始まり,ヘビ,トカゲ,カメ,ワニ,カワウソ,イタチなどなど,すべてに当てはまります.必要になったら殺す覚悟を持てるかよく考えてください.

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2022/05/03

代掻きや田植えが進む

今日は憲法記念日の祝日.ようやく気圧配置が安定してきて,今日は冷たい空気に覆われてはいるものの日射しは朝からたっぷり.我が家の近くの田んぼでは,代掻きや田植えの作業が最盛期を迎えています.代掻きが済んできれいな水面が現れた田んぼには早速サギ類がやってきては食べ物を探していました.

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と言っても,まだ田起こしすら済んでいない圃場もあったりして,農作業の進度はかなりばらついています.ということは稲刈りの時期もばらつくということで,この調子だと今年の稲刈りは 9 月初めから 10 月にかけてばらばらと行われることになりそうです.

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2022/05/02

イタチが駆け抜ける

雨は上がったものの,すっきりとは晴れ上がらず,雲が多く,相変わらず冷たい北東気流が吹く一日.しかし散歩をするには汗をかかずに済むので,かえって快適です.

近所の田んぼでは代掻きが進んでいます.田植えが終わったところもあります.しかし田起こしすら済んでいない田んぼもあって,かなりまだら模様.遅い田んぼはひょっとして飼料米か?

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休耕田を縄張りにしているキジ B は今日も疇の上で縄張り宣言に余念がありません.そういう彼の姿を見ていたら,遠くの畔の上を茶色い動物が.イタチです.大きさからいってオスです.畔の上は姿が丸見えで無防備になるためか,脱兎のごとく駆け抜けていきました.

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キジの卵でも盗んだんじゃぁないだろうなぁ?ちょっと心配です.

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江戸の情緒を深く味わえる

半七捕物帳(完全版) Kindle版 - 岡本 綺堂(著)

言わずと知れた有名なシリーズですが,原作を読んだことがあるという人は意外に少ないのではないでしょうか?多くはテレビのシリーズもので親しんだはずです.私の記憶が間違っていなければ,私が最初に観たのは 1966 年から 1968 年にかけて TBS 系の水曜劇場で放映されたもの.主演は長谷川一夫でした.それ以前にも,それ以後にも何度となくテレビでシリーズ化されています.最近では 1992 年から 1993 年にかけて放映された里見浩太朗主演のシリーズがあります.

そしてこれはその原作.私は原作を読むまで全く知らなかったのですが,この作品は,化政から幕末にかけて江戸の岡っ引として活躍した半七老人を,明治になってから新聞記者の「私」が度々訪ねては様々なエピソードを書き綴ったものという建てつけになっています.

様々な事件を解決していく探偵小説の面白さはもちろんあり,作者の岡本綺堂シャーロック・ホームズを相当意識して書いたと言っていますが,しかしこの作品の本当の面白さは,江戸の情緒や習俗を,まだそれが人々の記憶の片隅に残っている時代に書き残してある点です.おそらく風俗考証としても貴重なものです.

私のような無教養の者には初めて聞くような言葉が多く,最初のうちは広辞苑や大辞林などをいちいち引かないと理解できない言葉も多く出てきました.例えば,香具師(やし)という職業があったことを知っていますか?これは今風に言えば的屋(てきや),つまりフーテンの寅さんの職業のことです.今は無くなった様々な行商があったのです.また御新造(ごしんぞう)という言葉を知っていますか?これは武家や上層町人など身分ある人の新婦の尊敬語.転じて中流社会の他人の妻の尊敬語だそうです.今は全く使われない言葉ですね.これ以外にも,納所(なっしょ),自身番,番太(ばんた),中間(ちゅうげん)などなど,職業や身分を表す言葉がたくさんできてきます.これらは江戸末期から明治にかけてはまだ理解できる人が多かったのでしょうが,現代では失われてしまった言葉たちです.

また面白いのは,巾着切り(きんちゃっきり)という言葉.これは今でいうところのスリですが,巾着の紐を切って奪うというそのまんまの言葉です.縁付く(えんづく)ということばも面白いです.これは嫁ぐという意味.これ以外にも矢場女(やばおんな)とか夜伽(よとぎ)とか,現代では意味を成さない,あるいは失われた言葉が多く出てきます.日本語の語彙がいかに短期間に変化してきたがよくわかります.

さらに江戸の地理や情緒も大変興味深いものがあります.いちいち紹介はしませんが,それらがいろいろな事件と絡み合って,読者の頭に深く残るところがこの物語の良いところです.八丁堀小伝馬町など,今の地下鉄日比谷線の沿線の地名がたくさん出てきます.伝馬町には牢屋敷や刑場があったのでした.浅草の聖天(しょうでん)という地名もよく出てきますが,これは今でいう待乳山聖天(まつちやましょうでん)のことでしょう.反面,大川対岸の深川方面の地名は富岡八幡以外あまり出てきません.また江戸末期の様々なしきたりや人々の常識だった事柄がよく描かれており,それらが合わさって江戸の情緒を味わえるようになっています.

捕物帳の事件内容は様々ですが,色恋ものが多いという印象です.旗本や江戸詰めの藩士,僧侶なども出てきます.女性が主犯となっているものも多い.またこの時代の特徴として,狐使いとか,九州の蛇神の血統とか,今では見向きもされなくなった呪術系の伝説がまだしっかりと残っていたというあたりも非常に興味深いです.

岡っ引や商家の人たちの日常生活が良く描かれているので生活様式もある程度想像がつきます.半七は詮議(捜査)の途中でしょっちゅう蕎麦屋に入って昼食を取ります.半七自身は下戸なのですが,手下が酒飲みだと昼食の時にも蕎麦屋の二階で酒を飲んでウナギを食べたりします.これが江戸の岡っ引の普通の行動だったとすると,今よりも鷹揚で豊かという感じがします.

ところで,捜査については現代のような客観的証拠主義ではなく,犯罪者心理を読んだうえで犯行シナリオを描き,それに沿って容疑者を問い詰めて自白させるという手法がほとんどです.下手をすると冤罪を引き起こす恐れがあるのですが,まあこれは指紋などの科学的捜査手法が無かった時代なので仕方がありません.明治になってからの半七もその差異に言及しています.

まあこんな感じで,化政から幕末の江戸の情緒や習俗を知るには非常に良い教科書です.現代との差異や現代への変遷という視点で見ても興味深いと思います.現代あまたある捕物帳ものの嚆矢となった作品であり,銭形平次などの作品はみな影響を受けているという意味でも,読んで損はない作品だと思います.

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2022/05/01

ツルウメモドキの花

今日は朝から曇り.北東気流の流入も続いており肌寒い一日.お昼頃には小雨も降りだしました.

下の写真は昨日の散歩のときにマント群落で見つけたツルウメモドキの雄花.地味な花ですが,家人がツルウメモドキだと同定しました.確かに太い蔓(つる)が伸びています.秋にはこの辺りに赤橙色の実が見られるはずです.

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