オオヨシキリ D 現る
朝から太陽がぎらぎらと照り付けて強烈な紫外線(目には見えませんが).予想最高気温が 33 度と聞いたので,今日は午前中早めに散歩に出かけました.朝の気温は 26 度くらいだったので,日陰で風が吹くとなかなか良い気持ちです.
散歩コースの調整池では,オオヨシキリの縄張り争いが続いていますが,今日改めて気づいたことが一つ.それは縄張り争いで激しく囀るときに,争う相手とは反対方向に向かって囀っていることです.これは数日前のポストでも言及したことですが,今日はオオヨシキリ A と C とは 20 m くらいの距離しか離れていませんでしたが,お互いがそっぽを向くような向きで囀っていることが多いのです.下の写真は C の囀りです.
これは一体どうしてでしょう?縄張り争いであれば,互いに向き合って威嚇しあうのでは?と思うのですが,彼らがやっていることはこれとは逆です.単なる想像ですが,直接向かい合って張り合うのは余りにストレスが大き過ぎるので,敢えて逆方向を向いて自己主張をするよう行動が進化してきたのではないか?ちょうどローレンツの『ソロモンの指輪』に出てくる猛獣たちのように.
と,こんなことを考えています.ところでこの A と C の争いとは 100 m 以上離れたヨシの繁みで,今週から新たな侵入者,オオヨシキリ D が囀り始めました.ここは A,B,C がいるヨシ原とは調整池の広い水面を隔てて離れているので,直接の競合にはならないと思われますが,今後の行動を見守りたいと思います.下の写真が D の囀りです.
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