オオヨシキリが清音でも囀る
今日は北東気流が収まって気温が上がり,ほぼ平年並みの陽気.しかし上空には寒気が入ってきているとのことで,発雷確率は高め.確かにときどき黒い雲が湧いてはパラパラと雨粒が落ちてきます.
さて,調整池のヨシ原でオオヨシキリの縄張り争いが乱戦模様になってきたのですが,今日は思いがけず面白い音が録れたので紹介したいと思います.再生開始から約 7.5 秒あたりから「ピョーピョーピョー」と澄んだ声でオオヨシキリが前奏を歌い,それからいつものギョギョシという囀りを始めています.遠くに刈り掃い機の音やその他雑音が入っているのはご容赦ください.
これはある個体だけの特徴で,調整池周囲に 6 羽程度いるオオヨシキリのオスの中では,この個体だけの特徴です.下にその 7.5 秒以降のスペクトログラムをのせておきます.澄んだ声の部分がよくわかります.
オオヨシキリは高調波だらけのしゃがれた声でしか囀らないのかと思っていたら,こんなきれいな純音でも歌えるのですね.なんだ,やればできるじゃないか.
| 固定リンク | 0
「自然」カテゴリの記事
- 稲の開花とハクレン(2022.08.06)
- やませが吹いた(2022.08.05)
- ヤブデマリの実とセミの抜け殻(2022.07.30)
- 火山が一番恐ろしい(2022.07.25)
- ツバメのねぐら入りの季節(2022.07.24)
「四季折々」カテゴリの記事
- 台風 8 号 MEARI 接近中(2022.08.12)
- 稲の開花とハクレン(2022.08.06)
- やませが吹いた(2022.08.05)
- ヤブデマリの実とセミの抜け殻(2022.07.30)
- ツバメのねぐら入りの季節(2022.07.24)
コメント