寒さは一服
昨夜は風がおさまり,そのせいで今朝はこの秋一番の冷え込みだったのですが,日中はほどほどの気温で寒さも一服といったところ.小さな調整池ではいろいろな水鳥たちがリラックスしていました.ゴイサギの幼鳥も休憩中.
田んぼの畔ではイヌタデ(通称アカマンマ)が濃いピンクの実をたわわにつけていました.これは生き物たちの食べ物になるのでしょうか?
昨夜は風がおさまり,そのせいで今朝はこの秋一番の冷え込みだったのですが,日中はほどほどの気温で寒さも一服といったところ.小さな調整池ではいろいろな水鳥たちがリラックスしていました.ゴイサギの幼鳥も休憩中.
田んぼの畔ではイヌタデ(通称アカマンマ)が濃いピンクの実をたわわにつけていました.これは生き物たちの食べ物になるのでしょうか?
ここ二日ほどは冷たい雨が続き,まだ暖房器具を出していなかったので寒さに震えていました.今日やっと暖房器具を引っ張り出し,灯油を買ってきてストーブに給油し,無事に点火できることを確認しました.エネルギー効率を考えるとエアコンで暖房する割合を上げるべきなのでしょうが,エアコンの暖房はあまり快適ではないので,部屋が十分に温まってからエアコンに切り替えるようにしたいと思います.
さて,今日は北風が強かったものの気温は上がって快適な散歩日和.どんどん秋が深まっています.ムラサキシキブの実がきれいに色づいてきました.
オギやススキも穂が伸びて風にそよいでいます.調整池ではギンブナ?がたくさん集まっています.
そういえばジョウビタキも初認しました.寒気に乗ってやって来たのかな?
今週,業界標準の画像処理ソフトウェア Adobe 社の Photoshop が v.24.0 にメジャー・ヴァージョンアップしました.だいたい秋の今ごろの恒例行事です.ソフトウェアのヴァージョンの小数点以上の部分の数字が一つ上がって新機能の提供が行われます. Photoshop のコンパニオン・ソフトウェアである画像の整理・ブラウザである Bridge も同時に v.13.0 という新版が提供されました.
ヴァージョンアップしろと通知が来たので素直に従って使い始めたのですが,これがいけません.昨年のメジャー・ヴァージョンアップのときもそうだったのですが,お約束のように重大なバグが入り込んでいます.それも新機能に関係したバグというよりも,これまで問題なく使うことができていた馴染みの機能に,バグやユーザーに不便を強いる仕様変更が入り込んでいることが多いのです.
昨年の Bridge では,画像の取り込み機能に番号付けの順序がそれまでとは逆になるという,かなり重大なバグが入り込み,これが直されるまでひと月程度かかりました.業務用のソフトウェアでこれは許しがたいことです.
今年の Bridge ではテキストサイズの選択肢がそれまでの 4 段階から 3 段階に減らされ,私の環境ではちょうどいいサイズを選べなくなってしまいました.これは作業性に強く影響するので,新しいヴァージョンはさっさとアンインストールし,古いヴァージョンを再インストールして使っています.
Photoshop においては,目玉機能のはずの「オブジェクト選択ツール」に時間がかかりすぎるというバグ(あるいは無理な仕様)が入り込んでいます.これは旧版でもさんざん指摘されていたことですが症状は一段とひどくなっており,この機能を使うたびに待ちきれなくなってタスクマネージャで Photoshop 自体を終了せざるを得ず,こちらもさっさとアンインストール.ひと月かふた月か待ってみるしかありません.これ自体は Adobe 社のエンジニアのレベルを窺い知る良い事例になっています.
Adobe ほどの大企業で,世界中に多数のユーザーがいる業界標準のソフトウェアで,なぜこのようなことが起きるのか理解しがたいことです.私の邪推では,他にライバルとなるソフトウェアがないので胡坐をかいて開発している,サブスクリプションで着実に日銭を稼げるようになったので,製品の完成度に対して気が緩んでいる,ベータテスト版を製品としてリリースし,その後 1 年かけてユーザーの力も借りてバグ出しと修正を続けているのではないか?とすら思えてきます.
社内での徹底的なテストが必要なのはもちろんですが,ユーザーコミュニティの中のパワーユーザーにもベータテストを依頼したりしているのでしょうか?多数のユーザーの中には,開発側が想定していない使い方をする人たちも少なからずいるはずで,そういう状況でバグが顕在化したり,仕様が不適切だったと分かることも多いはずです.
開発プロセスの改善が必要だと思います.
この秋はセイタカアワダチソウが勢いを盛り返してあちこちで満開になっていますが,視線を低い位置に移すと,アオツヅラフジの実りも豊作であることがわかります.
他の草や低木と一緒に絡み合っているので秋になるまではわかりにくいのですが,この時期は濃い青紫色の果実をつけているのですぐに分かります.有毒なので,間違っても食べないようにしなければなりません.
辞書参照型ソーティング・フィルタ Refsort/Ruby (新しいほうから *1 *2 *3 *4 *5)の改訂版 v3.74 をリリースしました.今回の改訂は新しい埋め込みオプションと,それとペアとなるコマンドライン・オプションの追加です.
Refsort は並べ替えの下働きをするためのプログラムですが,特に生物種の分類学的な並べ替えを得意分野として開発してきました.ところが生物種の学名のリストは結構厄介な対象です.短くはないラテン語のスペリングを正確に書いておかないと,辞書との照合に失敗して撥ねられてしまうからです.
一般の文章の中で学名を使うときも同様の課題があります.例えば「アカガシラソリハシセイタカシギ」の学名は Recurvirostra novaehollandiae と和名に負けず大変長ったらしいものです.この学名を文章の中で初めて使う場合はそのまま正確に書くしかないのですが,その直後に再び言及する際には,学名のうちの属名を “R.” と短縮して書く慣習があります.さらに亜種の学名だと属名,種小名,亜種名と 3 つの単語が並ぶわけですが,文脈から自明な場合には種小名も短縮して頭文字とピリオドにしてしまい,亜種名だけをフルスペリングで書くことも珍しくありません.
この短縮ルールを並べ替えにも使いたいというアイデアは開発のごく初期から課題リストに入れていました.当初は辞書ファイルの別名機能を使って何とか実装できないかと思ったのですが,辞書に短縮形を入れてしまうと多数の重複レコードが生じてしまい,辞書ファイルが機能しなくなってしまいます.
そこで,入力側でユーザーが自分で短縮形を定義するという発想で実装したのが今回の改訂版です.それには入力ファイルに新しい埋め込みオプション #!a を追加して次のように書きます.
#!a R. = Recurvirostra
すると Refsort はこの行以降のキーフィールドに “R. ” という文字列があれば,それを全て “Recurvirostra” に置き換えたうえで辞書との照合を行います.そして並べ替えられた結果を出力するときには元の入力されたままの “R.” を用います.また辞書中にそのキーフィールドが見つからなかったときには,短縮形ではなく置き換えられた文字列でエラーメッセージを吐きます.
置き換えのルールはユーザーが自分で自由に定義します.短縮形が頭文字とピリオドでなければならないという決まりはないので,
#!a Rec. = Recurvirostra
#!a mela = Melanitta
としても何の問題もありません.この置き換えのルールは入力の途中でいくらでも上書きして変更することができます.また
#!a Rec. =
と何も書かなければ以降の “Rec.” の置き換えをキャンセルします.
実用上は,ある程度まとまった分量の,同一の科や属の種を順不同でたくさん書いたリストを並べ替えるときに役立つと思います.長い属名を頭文字とピリオドだけで済ませることができるからです.
いったんルールを決めると,入力行に “Rec.” という文字列があれば,それがキーフィールドにある限りは,すべて置き換えたうえで辞書との照合と並べ替えを行います.そのため短縮形の設計は慎重に行う必要があります.
短縮形のままの出力では都合が悪い場合もあるでしょう.そのときは出力結果をエディタや表計算ソフトの置き換え機能を使って書き換えればよいのですが,Refsort に新設したオプション “--expandkeys, -p” または “--expandwhole, -P” も使うことができます.前者は入力レコードのうちキーフィールドにある短縮形を置き換えて出力しますが,他の部分については入力されたままの文字列を出力します.
後者のオプションは劇薬で,入力ファイルにある短縮形を,それがどのフィールドにあろうと,たとえコメントの中にあろうと問答無用で置き換えて,辞書との照合,並べ替え,出力を行います.従って入力ファイルに短縮形で書いた属名や種小名やその他任意の単語を,短縮しない形に置き換えて出力しますので,短縮形の設計には細心の注意が必要です.
一つ使い方について注意をしておくと,間違っても,
#!a a = Anser
などと書かないでください.キーフィールドにあるすべての “a” という文字が,あるいは “--expandwhole, -P” オプションを使った場合は入力中のすべての “a” が “Anser” に置き換えられて処理されるからです.せめて
#!a A. = Anser
と大文字にしてピリオドを加えておかないと,意図しない置き換えが大量に発生する恐れがあります.
この機能を使った使用例を改訂したユーザーズガイドに加筆しましたので,使用する前にはぜひお読みください.また新オプションの追加に伴って,Excel とのインターフェースである Refsort on Excel も新版の v2.42 に改訂しました.新しいチェックボックスを設けましたので画面がだいぶ窮屈になってしまいました.
Refsort/Ruby とそれに関連するコンテンツのアーカイブを Microsoft One Drive に置いています.画面右側コラムの Archive の中の Refsort/Ruby Archive をクリックしていただくと,私の OneDrive 上に設けたライブラリが開きますので,そこから過去分も含めてファイルをダウンロードすることができます. Refsort 本体の refsort.rb は refsort_v374.rb というファイル名でアップロードされていますので,ダウンロード後に refsort.rb に変更するとよいでしょう.改行コードも CR/LF になっていますので,適宜変更してお使いください.エンコーディングは US-ASCII ですので,そのままでよいでしょう.
どうもこのところ関東地方はお天気がぐずつき気味.他の地方は秋晴れのよいお天気が続いているようなので,どうも損をしている気分です.今朝も明け方まで小雨が続き,昼間もスカッとは回復してくれませんでした.
それでも散歩に出てみると,だいぶ季節が進んできました.今年はどうもセイタカアワダチソウに勢いがあります.ここ10年ほどは大人しくしていたので,アレロパシーにやられたのかと思っていましたが,今年は妙に元気です.
ミツバアケビの大きな実が熟してぱっくり割れていました.手が届かない高さなので,取って食べるわけにはいきません.
こちらはタンキリマメの果実と種子.神社の参道などで売っている痰切り飴とは違いますよ.莢(さや)が真っ赤になるとは知りませんでした.中には黒い種子が入っています.ただしこの種子を食べると痰が切れるというのは俗説だそうです.
友達のうちはどこ?,アッバス・キアロスタミ(監督)
もうかなり古い 1987 年のイラン映画.監督の名前は有名な映画「桜桃の味」を観て知っていたのですが,この監督が有名になるきっかけとなった作品です.舞台はイラン北部,カスピ海近くのコケールという寒村.
小学校の先生は宿題に対して大変厳しく,正式なノートに書いてこないと認めてもらえません.宿題をノートではない紙に書いてきたモハマッドはみんなの前でひどく叱られ,もう一度同じことをやったら退学だと言い渡されてしまいます.隣に座っていたアハマッドはそのやり取りを神妙に聞いていたのですが,家に帰って宿題をやろうとすると,なんと間違ってモハマッドのノートを持ち帰ってきたことに気づきます.
さあ大変,このままではモハマッドは退学になってしまいます.でもモハマッドが住んでいるのは隣の村.子供の足では近くはありません.それでもアハマッドは,母親や祖父や様々な大人たちの理解のなさに挫けず,モハマッドの家を捜し続けます.この少年の一途な誠意が大変感動的.この子役の少年の表情は素晴らしいです.
この映画は職業俳優を使わずに撮ったそうで,道理で大人たちの演技はぎこちないものですが,しかし少年たちの演技がそれを補って余りあります.画づくりも曇天か夜景の彩度を抑えた色彩で,詩情がかきたてられます.
ところが,途中からあれぇ?と感じました.どうも既視感がある.Déjà Vu なのです.そうそう,張芸謀(チャン・イーモウ)の「あの子を探して」と雰囲気が似ているなぁ?どれどれ,ははぁ「あの子を探して」は 1999 年の映画なので,ひょっとすると張芸謀はこの映画を観てインスピレーションを得たのではないでしょうか?私の直感にすぎませんが,しかしこれら二つの映画にはいくつも共通点があるように思います.
今年観た映画の中でもベストスリーに入る作品.複数の映画祭で賞を得ただけのことはあります.ちなみに,このコケールという山村は撮影の数年後に地震で壊滅して今は廃墟になってしまったそうです.
ここ 3 日間ほどは 12 月並みの気温で冷たい雨が降り続きました.数日ぶりで散歩に出てみると,いつの間にか晩夏から初秋のメンバーは跡形もなく消え去り,秋本番のメンバーが顔をそろえていました.
センダングサの仲間が咲き始めていました.しばらくは休耕田や荒れ地を彩ってくれます.また休耕田の湿地ではミゾソバが満開.いつの間に咲いたのでしょう?
稲刈り後の田んぼでは二番穂が花を付けていました.鋤き込まれたりしない限り実をつけて初冬の鳥たちの食べ物になります.
手入れの悪い田んぼにここ数年で急速にはびこった帰化植物のヒレタゴボウ.たわわに実ったお米を食べに集まったスズメの群れが,ヒレタゴボウに一時避難していました.ヒレタゴボウにもたくさん実が付いているのですが,お米のほうが美味しくて実入りが大きいのでしょうか?そりゃそうか?
今年から休耕した田んぼは,ノボロギクかダンドボロギクかよくわかりませんが,白い冠毛で覆いつくされていました.種子が風で飛ばされて周囲に飛散しています.
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