カラスウリ
ここ一週間ほどで大量の落葉があり,だいぶ木立の中の見通しが良くなってきました.そのためこれまでマント群落の中に隠れていたカラスウリが目立つようになってきました.
例年だともう毎朝霜が降りる時候なので,美しいオレンジ色を楽しめるのはあとわずかです.
ここ一週間ほどで大量の落葉があり,だいぶ木立の中の見通しが良くなってきました.そのためこれまでマント群落の中に隠れていたカラスウリが目立つようになってきました.
例年だともう毎朝霜が降りる時候なので,美しいオレンジ色を楽しめるのはあとわずかです.
今日は朝から雲一つない快晴で絶好のお散歩日和.昨日より気温は低い予想でしたが,実際に日なたを歩いてみると汗ばむほどでした.今年は 11 月の気温が高いです.
散歩コースは現在落ち葉で埋め尽くされており,落ち葉を踏む音を立てずに歩くことができないほど.気配を消して歩けないので,鳥たちにそっと近づくことができません.
昨年の秋にたくさん花を付けていたシロダモの枝に赤い実がたくさんできていました.
この実から油を取って蝋燭を作ることができるそうです.
昨日は冷たい雨で凍えるほどだったのですが,昨夜遅くから晴れ上がって今日は早朝から濃霧.それも朝方にはとれて,雲一つない冬型の好天になりました.北風は強いものの雲一つなく晴れ上がった空は関東地方の冬の特権です.
今日は気温が低めなので,強い日射しの中を散歩しても汗ばむことはありませんでした.我が家の眼下の田んぼはついに今日が稲刈り.朝から大きめのコンバインがうなりをあげて稲刈りをしています.
ちょうど作業の昼休み中に近くを散歩で通ったのですが,これから稲刈りされるはずの田んぼの中に一羽のモズがとまっていました.周りの金色の葉はイネ.右側のシルエットになっているのは,最近急速にはびこっているヒレタゴボウです.
この田んぼは個人の施業から法人の施業に変わったらしく,今までとはやり方がだいぶ変わりました.しかも人間の食用ではなくて飼料米を作っているようです.補助金の関係でしょうか?
11月も中旬に入ったので,平年ならば当地ではそろそろ霜が降りるのですが,このところ10月よりも暖かい日が続き,特に今日は気温が急上昇して,小春日和ならぬ小夏日和とでもいうべき暖かさでした.
アメリカでは小春日和のことを Indian Summer と言うのですが,確かに小さな夏と言いたくなるほどの暖かさでした.ちなみに中国語では「秋老虎」,欧州では「老婦人の夏」と言うそうです.中国語の虎とはどういう意味なのでしょう?
そのせいか,散歩コースの調整池ではエクリプスが終わったマガモのオスが盛大に水浴びを繰り返していました.羽根が生え代わってうれしいのか気持ちが良いのか?それともメスにアピールしているのか.
直前にアップした記事に書きましたが,あれからいろいろ調べたうえで,皆既蝕の終了間際に見えたものはターコイズ・フリンジ (Turquoise Fringe)だったと確信しました.先ほどの記事の最後の写真をレタッチして青味を多少強調した画像を再度載せておきます.これなら間違いようがありません.
掩蔽直前の天王星とターコイズ・フリンジが同時に見られたというのは,人類史上初でしょう!
昨晩は皆既月蝕と天王星蝕(昔は掩蔽と言っていました)が同時に見られるということで,メディアでも事前に十分に情報を流していました.写真に撮った人も多かったと思います.特に天王星は,天文ファンでもまじめに探して見たことがある人はそう多くないと思います.暗くて地味な星なので.
しかし,土星までは明るい惑星で古代から知られていたのに比べると,天王星は近代的な望遠鏡が発明され,きちんとした観測が行われるようになって初めて惑星として「再発見」された星なので,人類の英知が探し当てた惑星という事になります.この後,天王星の軌道のふらつきからさらに外側に巨大惑星があるはずだと予測され,実際に発見されたのが海王星です.軌道天文学(摂動理論)が成熟した証となりました.
デジカメですべて手持ち撮影したので,ブレた写真がほとんど.特に天王星は点像でブレが明確に分かるので没ショットを量産したのですが,中にはマシなものもありました.蝕の直前まで撮りました.最後の写真は青味がかかって見えますが,皆既蝕が終わるころなので,ひょっとするとターコイズ・フリンジかも.
昨日は日差しが少なくうすら寒い一日だったのですが,今日は早朝から快晴で日射しもたっぷり.日中日なたを歩くと汗ばんできます.
今日はいつもよりも大回りに散歩.日頃通らない小径を通ったのですが,秋も後半に入ったなと思わせる光景が多かったです.
ムラサキシキブは今がピーク.まもなくジョウビタキなどに食べられてしまいます.そして今年は厄介なひっつき虫のコセンダングサが異常に繁茂しています.強力なアレロパシーを持っているそうなのですが,自分自身には作用しないのでしょうか?
そしてこの辺りではあまり見かけないクサギ.几帳面に草刈りされている林縁で見かけましたが,木本なのでさすがに刈り取られずに済んだのでしょう.
我が家から見える田んぼ.今年は変則的な施業が行われています.初夏の遅い時期に田植えが行われたのですが,ひと月ほど経ったころに,せっかく伸びてきた稲を全て鋤き込んでつぶしてしまい, 7 月も下旬になって改めて田植え.
どうしてこういう事になったのか,よく理解できないのですが,田んぼにやって来る顔ぶれを見ると,どうも小作に出したのか,それとも持ち主が変更になったのか?以前は家族で田植えをやっていたものですが.
そして周りの田んぼはすべて稲刈りが終わってひこばえの鋤き込みも完了した今になっても,まだ稲刈りが行われていません.もうすぐ霜が降りる季節だというのにどうしたことでしょう.
しかしやる気は満々のようで,秋になって多数の案山子が立てられ,猛禽の凧が宙を舞い,さらにはスズメ脅しがドスンドスンと早朝から日没まで音を立てています.今ではアセチレンガスではなくてプロパンガスを使うのですね.
省力化された施業の様子を見ると,どうも農業法人が施業をしているような雰囲気です.
先週,自宅からインターネットへの接続が突然できなくなりました.何の障害かな?と思ってONU とルータの電源を入れ直してみると 30 分程度で復旧しました.やれやれと思っていたのですが,一昨日再びインターネット接続ができなくなり,今度は一夜経ても症状は改善しませんでした.ONU のパイロットランプは正常であることを示しているのに.
仕方がないので NTT のコールセンターへ連絡.ところが以前と違って web113 というサービスサイトから故障情報の入力や問い合わせをするよう誘導されます.コールセンターをできる限り低コストで運用したいのでしょう.スマートフォンから web113 にアクセスして,局から自宅の ONU までの回線状況を確認すると,これが良と出ました.うーむ.
ではルーターの故障かと思うのですが,LAN 内の通信は問題なくできており,NAS の読み書きも正常にできるので,ルーターが壊れたとは考えにくい.この ONU が我が家にやって来たのが 20 年も前だということを考えると,やはり ONU を疑いたくなります.先週の不具合は故障の前兆だったのではないか?ONU とは PON と総称される光回線と電気信号を相互変換するための装置.古い機器なので発熱量が大きいことが長年気がかりでした.発熱量は故障率に直結します.
仕方がないので,web113 をしつこく勧める自動音声を無視してオペレータにつないでもらいました.症状を伝え,改めて回線状況やプロバイダーの障害情報を調べてもらったのですが,特に異常はありません.
それでは ONU を交換しましょうということになりましたが,代替品を宅配便で送るので自分で交換してくれというのです.自宅の光配線は壁のアウトレットに光ソケットが付けてあるので,ユーザーが自分で簡単に光ケーブルを抜き差しできるのです.これもサービスコストの削減の一環なのでしょう.以前だと高所作業車がやって来て,電柱の光クロージャから,保安器,宅内の ONU までの状況を調べてくれたのですが,これは遠隔で確認済みなので不要なのでしょう.
翌日 ONU が届きました.何の色気もない黒いプラスチックの筐体で,しかもリファービッシュ品でした.今回は ONU 側も光ソケットになっているので安心して交換できます.交換して電源を入れると自動的に ONU の登録が始まり,15分ほどで認証が完了.すぐに何ごともなかったかのように開通しました.やはり古い ONU が壊れていたのです.今度の ONU はほとんど発熱しないところが気に入りました.
約 1 日半にわたってスマートフォン以外ではインターネットにつなぐことができず,まるで約 30 年ほど前のパソコン環境に戻ったかのような感覚に捕らわれました.しかし当時はそれでも嬉々としてパソコンをいじっていたわけで,やれることはたくさんあったのです.その後アナログ回線にモデムをつなぐことからパソコン通信が始まったのでした.ああ懐かしい.
はや11月.あとふた月で今年も終わりです.また歳をとってしまう,棺桶にずぶずぶと体が引きずり込まれるという感じですが,あまり気にせずに毎日を楽しもうと思っています.
今日は朝は濃い霧に覆われていたのですが,その後見事に晴れ渡り,気温も上がってまるで小春日和のよう.散歩に出かけてみるとアオツヅラフジやカラスウリが豊作です.
調整池にやって来ているコガモのオスは,エクリプスが終わりかけていました.あと 2, 3 週間もすればきれいな金属光沢が見られるようになるでしょう.
今日はよほど暖かかったのかアオサギが水浴びをして粉綿羽をまき散らしていましたが,食べた魚が喉につかえたのか,何かを吐き出すしぐさを繰り返していました.でも結局は何も吐き出さず.
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