Windows 11 にアップデート
Windows 11 がリリースされてもう一年以上が経っているのですが,これまで Windows 10 を使い続けてきました.その理由は Windows の最近のスタートメニューの代わりに Windows 7 で使い慣れてきたスタートメニューを再現する Open-Shell (旧称 Classic Shell) というソフトウェアを使い続けたかったからです.特にジャンプリストの使い勝手の良さは一度慣れてしまうと手放すことができないくらいです.しかしこのソフトウェアは Windows 11 には未対応という状況が続いていたので,Windows 11 には興味があったものの Windows 10 を使い続けざるを得なかったのです.
一方私の家人は非常に保守的で,ソフトウェアの新しいアップデートが配信されても「仕様が変わって今まで出来ていたことができなくなるかもしれないのは嫌だ」と言って,古いバージョンを使い続けたがる人です.
しかしようやく昨日になって Open-Shell のアップデートが行われて Windows 11 に対応した旨アナウンスされました.そこで今朝から Windows 11 へのアップデートを敢行し,現在その上でこの記事を書いているところです.ちなみにアップデートには 1 時間ほどかかり,コーヒーを沸かして飲んでいる間に終了というわけにはいきませんでした.けっこう長くかかったなという印象です.
色々なユーザーインターフェースの見た目が変更されているのは良いとして,各種設定に必要なツールが集約されつつあるのを感じます.それでも「デバイスマネージャ」はいまだに健在ですし「コンピューターの管理」も従来のまま存在します.ただし従来のようにこれらに直接アクセスするよりは,スタートメニューの「設定」から個々の設定ツールに誘導するというポリシーが明白になってきました.全体としてはもう少し設定に関する依存関係を整理したほうが良いと思います.
まあ基本的な使い勝手は,Open-Shell を使い続ける限りは Windows 10 とほとんど変わりませんので,大きな不満はありません.ただしエクスプローラは外観が可愛くなりすぎで,かえって使いにくくなったと思います.もっと事務机的な無骨なツールであってほしい.
システム内部ではいろいろなコンポーネントが新しくなって安全かつ効率よくなっている「はず」なので,当面使い続けて行こうと思います.
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