カムチャツカ半島の火山が大規模噴火
カムチャツカ半島のシベルチ山 (Шивелуч) が大規模な噴火を起こしました.すでに航空機への情報は出されていますが,噴火の継続期間や火山灰や二酸化硫黄の噴出量によって,地球規模の気象への影響が評価されていくはずです.
提供:情報通信研究機構 (NICT)
本日朝のひまわり 8 号の画像がこれ.南へ流れていく噴煙がはっきりと映っています.この火山は溶岩ドームを形成し,それが崩壊することで火砕流を発生させるタイプの成層火山だそうで,それ自体は取り立てて珍しいわけではなく,雲仙普賢岳と同じような噴火様式です.カムチャツカ半島の火山群はとにかく活動が活発なので,今後も目が離せないと思います.
ちなみに伊豆七島の三宅島が 2000 年に噴火したときは,火山ガスが最大で 5 万トン/日と超大量放出されており,地球全体で日々排出される亜硫酸ガスのかなりの割合を占めたと言われています.
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