« 2023年9月 | トップページ | 2023年11月 »

2023年10月

2023/10/29

雨上がりのお散歩

昨日は朝から雷雨に見舞われ,あまり良いお天気ではありませんでした.今日も朝から雨が降って,一時期きれいな虹が見えて喜んでいたのですが,雨は昼過ぎまで降り続き,午後になってようやく散歩に出かけられるようになりました.

なにも特筆すべきものはなかったのですが,調整池には新しいマガモのグループが来ていました.オスの換羽もだいぶ進んできれいになってきました.また亜種オオカワラヒワの群れも昨年同様見かけました.このあたりに居つくのでしょうか?

Fallaroundhome_oct2023_0173m

道端のコセンダングサの花にはウラナミシジミが多く見られました.背側はとてもきれいな半金属光沢の青色なのですが腹側は茶色の波模様で,これが名前の由来のようです.尾状突起と目玉模様も特徴です.私のカメラは目玉模様を被写体と認識してしまいました.見事に欺いていますね.

Fallaroundhome_oct2023_0186m

| | | コメント (0)

2023/10/25

秋の色

今日は上空に強い寒気が入ってきたということで,夕方は雷雨の予想.しかし午前中からお昼頃までは弱いながら日射しがあって,快適なお散歩日和となりました.

Fallaroundhome_oct2023_0158m

我が家の近くでは耕作放棄地が急速に増えており,そういうところにはお決まりのセイタカアワダチソウが今年は非常に元気です.元気過ぎて草丈が伸びすぎ,傾いているものが多くなってきました.秋の代表的な蜜源です.

Fallaroundhome_oct2023_0160m

土手のマント群落には,クズやセイタカアワダチソウと混然一体となってタンキリマメが色づいていました.最近数を減らしているそうです.名前の由来は痰を止める作用があるという俗説からだそうです.痰切り飴とは関係なさそう.

| | | コメント (0)

2023/10/22

秋の実り

今朝は当地でのこの秋一番の冷え込み.おそらく摂氏10度を下回ったと思います.しかし早朝から日射しはたっぷりあって,日中散歩で歩くぶんには汗ばむほどになりました.今日は自宅周辺の定番散歩コース.

Fallaroundhome_oct2023_0109m

カラスウリはあちこちに見られるのですが,今日はスズメウリの青い実を見つけました.熟すと灰白色になるそうです.

Fallaroundhome_oct2023_0117m

こちらはようやく色づく始めたムラサキシキブ.色はもう少し濃くなるはずです.秋の小鳥たちの食料の一つ.

Fallaroundhome_oct2023_0142m

すでに二番穂に実が入って頭を垂れている田んぼの中で,黒っぽいものががガサゴソと動いています.よく見るとキジの♂ 3 羽の群れ.稲をついばんだり地面をまさぐったり.秋はキジは同性同士で群れを作って行動すると言われているので,まさにその実例を見たことになります.

今日の締めは例によってアオツヅラフジ.毒があるせいでしょうか,誰からも食べられずに実っています.しかしこれでは種子散布に不利なはずなのですが.

Fallaroundhome_oct2023_0156m

| | | コメント (0)

2023/10/21

今日の里山歩き

今日は週末の里山歩きに参加.昨夜寒冷前線が通過して空気が入れ替わり,暑くも寒くもないちょうどよい気温で快適な里山歩きを楽しみました.

今日は上昇気流がうまいこと形成されたのか,トビノスリハイタカハヤブサと 4 種もの猛禽を見ることができました.池の水は今週前半に雨が降ったおかげで多少水位が増していましたが,まだまだカモが泳ぐには浅く,カイツブリすら見当たりませんでした.

Shishizuka_20231021_0009m

植物は秋の進み具合を反映したものが多く,1 年前の花から結実したシロダモ,今が盛りのアキノノゲシ,そして今年は不作だったカラスウリなどを見ることができました.

Shishizuka_20231021_0007m

Shishizuka_20231021_0011m

| | | コメント (0)

2023/10/20

秋の渡りが遅れている?

長大な寒冷前線が日本列島に接近中で,それに向かって吹き込む南風が強い一日でしたが,いよいよシーズン最後ということで近場のハス田に秋のシギ・チドリを見に行ってきました.

だいたいシギチの秋の渡りは 8 月に始まり,9 月中には終わるというのが例年のパターンなのですが,今年は 2 週間から 3 週間は遅れている感じです.収穫が終わって開水面があるハス田には,サギ,シギ,チドリが群れている「場合が」あります.これを探して移動するのがけっこう大変.事前の情報をもとにハス田を一枚一枚見ていくのですが,当然ながらほとんどは外れで,なかなか当たりには行きつきません.

それでも今日はタカブシギウズラシギハマシギなどを見ることができました.平日にもかかわらず私たちと同じような鳥見人もちらほら.

Ukishimainashiki_oct2023_0079m

どうもウズラシギの群れは若鳥が中心のようです.時期が遅いにも関わらずこのあたりにいるということは,まだ渡りのための脂肪を蓄えていないのか,南への帰り方がよくわかっていないのか,若鳥だけで群れてうろうろしている感じがして,見ているほうとしては不安でした.

Ukishimainashiki_oct2023_0058m

場合によっては数千キロを一気に渡るので,十分に脂肪を蓄え,良い気象条件を見定めてからでなければ飛び立てないと思うのですが,一体どのように判断しているのでしょう?

今夜間もなく寒冷前線が通過するのですが,前線に乗って大陸からツグミヒタキ類がどっと渡ってくるのではないかと期待しています.

| | | コメント (0)

2023/10/14

サワフタギの青い実

今日は絶好のお天気に恵まれて週末の里山散歩.朝はちょうどよい気温だったのですが,お昼に近づくにつれてだんだんと暖かく,暑くなってきました.

先週に比べると鳥の種類がだいぶ増えたのが収穫.カケスはうるさいくらいに鳴いていましたし,アカゲラの小群に行き当たったようで,森の中で姿を見ることができました.カラの混群にも遭遇.池ではミサゴが魚をつかんで飛んでいたかと思うと,森からオオタカに追い出されるという事件も目撃.いろいろな事があるものです.

Shishizuka_20231014_0007m

サワフタギの青い実がとても美しく印象的でした.アキノノゲシのきれいな株に出会えたのも良かった.これは史前帰化植物だそうです.だいぶ秋が深まった来たようです.

Shishizuka_20231014_0012m

| | | コメント (0)

2023/10/13

コセンダングサの白い花弁の有る無し

ここ数日は素晴らしい秋の陽気が続いています.朝の最低気温は15度以下まで下がるので肌寒いのですが,日中は23度程度まで上がるので日向を歩くとしっかり汗ばみます.今日は特に早朝から雲一つない快晴,北東からの涼しく乾いた風が吹き続いたので,気持ちの良いことこの上ありません.午前中は夏の間お世話になったエアコンのお掃除.フィルター類を水洗いしてきれいにしました.

お昼すぎに散歩に出かけましたが,秋の花があちこちで咲いています.自宅周辺の耕作放棄地では今年はコセンダングサの勢力が強く,高さが 1 m にもなる株がそこここに見られます.

Fallaroundhome_oct2023_0070m

ところで,コセンダングサ Bidens pilosa var. pilosa の花はタンポポのような「頭花」と呼ばれるものなのですが,その周囲に白い花弁(のようなもの)がついている個体,全くついていない個体,ほんのわずか顔をのぞかせている個体があります.変異なのか変種なのか気になったのですが,調べてみるとこれは「コシロノセンダングサ」Bidens pilosa var. minor という変種のようです.コセンダングサの母種である Bidens pilosa には大きな白い花弁があるのですが,これの変種としてコセンダングサやコシロノセンダングサが位置づけられているようです.

| | | コメント (0)

2023/10/11

ススキ開花

ようやく毎日まともな気温になってきたので,お散歩を復活させているのですが,気温は十分に高いので,秋が深まったというわけにはいきません.

Fallaroundhome_oct2023_0025m

秋の初めに白い花を咲かせたセンニンソウは,その名の由来となった白い髭のような咲き終わりの姿を見せています.これは痩果(そうか)というものです.

Fallaroundhome_oct2023_0047m

小さな川の両岸では,ススキの穂が伸びていて,一部では黄色い花を咲かせていました.毎年見る光景ではあるのですが,これを見ないことには秋が来た気がしません.面白いことに数メートルごとに穂の色がまちまち.株の違いで開花時期がずれているのか,変種レベルで違うのか.

Fallaroundhome_oct2023_0061m

自宅の眼下の田んぼでは,ガマとコガマが目立っていました.いつの間にこんなに伸びてきたのだろう?初夏には無かったと思うのですが.

| | | コメント (0)

2023/10/07

久しぶりの里山散歩

朝は摂氏15度以下に冷えたもの,日中は24度くらいにまで上昇し,ひなたを歩くと汗ばむほどの暖かさになりました.今日は夏の間遠ざかっていた里山散歩に参加.久しぶりにいろいろなものを見て楽しみました.

Fallaroundhome_oct2023_0014m

まずは夜明け前,見事な朝焼けを見ることができて感激しました.これはお天気が崩れるしるしと言われていますが,日中は快晴が続いて好天そのもの.

Shishizuka_20231007_0002m

集落のカキノキは実がたわわになっていました.今年はカキノキは豊作のようです.我が家の周辺でも見られるノブドウが色づいてきました.もう少し濃い色になるはずです.

Shishizuka_20231007_0017m

水辺では多数のアキアカネが群れていました.この光景を見ると秋が来たのだと実感できます.最近トンボの数が激減しているので,大変貴重な光景です.

Shishizuka_20231007_0032m

ここでもミゾソバが満開.アケビはもう少し熟すのを待つ必要があるようです.

Shishizuka_20231007_0034m

| | | コメント (0)

2023/10/05

久々のお散歩

昨夜から少々雨が降り,今朝はまだ涼しく湿ったお天気だったのですが,お昼を過ぎるころから日が差し始め,半袖でも日向を歩くと汗ばむほどになりました.まあ,やっと秋になったのです.これから低気圧が太平洋に抜けると冬型の気圧配置になり,北西の風がどっと入ってきて秋らしくなるはずです.

Fallaroundhome_oct2023_0003m

夏の間足を遠ざけていた調整池周辺を歩いたのですが,センニンソウなど秋の初めに咲く花はすでに終わっており,秋も中盤に差し掛かっていることがわかりました.ミゾソバは昨年より勢いがないのですが,コセンダングサは例年より背丈が高く,これからどんどん咲きそうです.引っ付き虫が膨大にできそうでちょっと心配.

Fallaroundhome_oct2023_0007m

アオツヅラフジは例年よりも実の付きがよさそう.毒なんだけどね.

Fallaroundhome_oct2023_0008m

| | | コメント (0)

« 2023年9月 | トップページ | 2023年11月 »