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2024/01/12

脂肪を再蓄積中です

今朝は当地の今季一番の冷え込み.屋外の水栓は凍っているため,車の窓の霜を溶かすためにはお湯を使わなければなりません.しかしこの程度の冷え込みで良かった.さらに冷え込みが厳しくなると,給湯器の配管が凍ってお湯が出ないこともあります.

さて今日は遠出をして冬の水鳥を見に行きました.農業用のため池におびただしい数のカモとコハクチョウが滞在しています.おそらく夜間は周辺の田んぼに出かけて落ち穂を拾っているのだと思いますが,昼間はこのため池で休息.カモのうち圧倒的多数はオナガガモマガモも比較的多く見られます.またトモエガモが見られることも知られています.ごく少数ながらホシハジロもいました.カモは総数でいうと優に万を超えていると思いますが,ちょっと見当がつきません.コハクチョウの数は千のオーダーだと思います.

Natsume_20240112_0043m

彼らは遠くシベリアや,場合によってはアラスカからやって来たもの.出発時には体にたっぷりと脂肪を蓄えているのですが,ノンストップで飛んできたときは脂肪の大部分を使い果たしてガリガリに痩せていたはずです.また飛翔筋などのタンパク質も燃やしてエネルギーに変えます.飛行距離にもよりますが,出発時の半分程度の体重になって到着するのです.ボクサーの減量よりもはるかに厳しい.

春になると再び北へ帰るわけですが,そのためには越冬地でたっぷりと脂肪を蓄積しておかなければなりません.そのための餌が十分に取れることが越冬地の必要条件です.そしてこのため池はその条件を満たしているのでしょう.

ため池の次は田んぼの中に人為的に作られたコハクチョウの越冬地に向かいました.数十年前に飛来したコハクチョウに根気強く給餌して越冬地として定着させた所です,また田んぼを冬季湛水して鳥たちを誘引しています.コハクチョウは千羽を超える数が越冬しているのですが,水面だけではなく隣接する田んぼでも多数が羽根を休めています.

Motono_20240112_0050m

彼らを見るたびに良く飛んできたなと思います.飛行経路上には危険がたくさん待ち構えています.低気圧,前線,捕食者,そして飛行コースの判断.繁殖地を飛び立ったうちの何%が無事に越冬地にたどり着き,それから再び何%が無事に繁殖地に帰って行けるのか?春になったら無事に繁殖地への北帰行を果たしてほしいと願わずにいられません.

Motono_20240112_0059m

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