Windows 再インストール時に VMD でハマる
自宅のメインマシンの中身を増強するためにメモリーを増やし,HDD を SSD に換装し,さらに電源も高信頼性のものに変更しました.Windows もクリーン・インストールしてすっきりさせようと思い,USB スティックから Windows のインストーラーを起動したのですが,途中で「インストールできるドライブがありません」というエラー.え?ブートデバイスの SSD は換装せずにこれまでと同じものを使っているのになぜ?
さあ大変.何度もケースを開けては配線を確認し,UEFI BIOS の CMOS をクリアしたりしたのですが症状は変わらず.しかしかすかに思い当たる節が.そう,このマシンには Intel RST のドライバーをインストールしていたのでした.その結果ドライブが仮想化されて裸のドライブが見えなくなっているのでは?と思い至りました.ここにたどり着くまで早や 2 時間.
しかしクリーン・インストールするのだからそんなことは関係あるのか?ネットで調べて答えが出ました.関係あるのです.Intel RST をインストールすると,実は UEFI BIOS の中の VMD という項目がいつの間にか ENABLE に変更されるのでした.RST を無効に戻して Windows を再インストールするには BIOS の VMD を DISABLE しろというのが答えです.
やってみるとビンゴ!ようやくインストーラーが先に進むようになりました.そうなってしまえば Windows 11 自体のインストールは 15 分程度で終わります.しかし大変なのはここから.様々なアプリケーションやユーティリティなどもインストールし直し,さらに設定を復旧させなければなりません.設定ファイルのバックアップを取ってはいるものの,一つずつの手作業.
VMD でつまづいたせいで時間が足りず,作業は翌日に持ち越しです.そしてようやく今日の午後になって元通りのシステムが動くようになりました.やれやれ.こんなに苦労してブラッシュアップしたマシンなのですが使用感は全く変わらず.まあそのうち重たいPython のスクリプトを動かすときになったら違いが判るかもしれません.
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