2024年5月
2024/05/24
2024/05/23
クワの実がなった
このところだいぶ空気が湿ってきて,いよいよ東南アジアからモンスーンの空気が入ってきたことを実感します.梅雨前線が本州南にはっきりと形成されているので,これが北上してくるのは時間の問題でしょう.おまけにフィリピンの東方で台風の発生も予想されているので,いよいよ嫌な季節の始まりです.
散歩コースの休耕田にはたくさんのクワの木が生えています.田んぼで施業されていたころは,ときどき切られて大きく育つことはなかったのでしょうが,施業されなくなってからは伸び放題.あちこちで大きく育っています.ただしヤマグワなのかマグワなのか,雑種なのかははっきりわかりません.
そしてちょうど今がクワの実の季節.だいぶ黒く熟してきました.これはいろいろな鳥たちにとって初夏のごちそうです.最もにぎやかに食べに来るのはムクドリの群れ.それにスズメの群れが続きます.キジバトはどちらかというとニワトコのほうを好むようです.
2024/05/15
バラの花を見てきました
今日は Windows の Patch Tuesday だったのですが,早朝にパッチを済ませてちょっと遠出,ここ数年行っていなかったフラワーパークなるところに足を延ばしました.
季節はまさにバラの盛り.ここはもともとバラの育種温室から始まった施設なので,バラの品種は膨大にあります.広さは約 30 ヘクタールで,バラの株数では日本第 3 位だそうです.数年前に自治体から民間に管理・運営が委託されて,どのように変わったのかも興味がありました.
以前に比べるとだいぶ垢抜けた感じはして,たくさんの品種が植わっていることは確かなのですが,ディスプレイという意味ではいまいちというのが家人の感想.しかし自分でバラを育てている愛好家にとっては,たくさんの品種を一度にしかも間近に見ることができる貴重な場所です.
見たことのない品種もたくさんあって,バラに興味があるのであれば何時間でも歩き回れることでしょう.しかし私にとってはカメラの性能試験には良い場所という程度.非常に色鮮やかな品種も多かったので,これはきっとデジカメの彩度が飽和するなと思って帰宅後確かめてみると,見事に赤が飽和しているショットが多数.なかなか難しいです.
2024/05/09
オオヨシキリがさえずり出した
大型連休も終わり,これから梅雨入りに向かって気温と湿度が増していく時期です.私にとっては苦手な季節の始まりです.
しかし日本で繁殖する渡り鳥にとってはこれからが本番.ヨシ原にやってくるオオヨシキリという鳥もあちこちでさえずりを始めました.まずオスがやってきてさえずり合戦を経てなわばりを確保した後,メスがやってきてオスを物色.それから卵を産んで子育てという段取りなのですが,オスはひなの巣立ちを見届けずに越冬地に帰ってしまうという(この部分聞きかじりなので確実ではありません),役割分担がはっきりしている種です.
私が散歩コースにしている調整池の谷戸には現在 2 羽のオスがやって来て盛んにさえずっています.昨シーズンは最大 5 羽程度まで増えたので,これからなわばり争いが活発,すなわちあのけたたましい鳴き声が盛んに聞かれるようになるのでしょう.
2024/05/05
2024/05/04
強烈な日差し
いつの間にやら5月.世は連休後半の2日目ということで,各地の行楽地の混雑などが報じられているのですが,そのような地域からは遠く離れた当地では日常そのままの景色です.近場に観光地がなくて本当に良かった.我が家の眼下では今日も何枚もの田んぼで田植えが行われており,田植え機の音が響いていました.
昨日から移動性高気圧に覆われているせいかお天気は申し分なく,その分強烈な紫外線が降り注いでいます.このような状況ではあまり戸外を出歩く気にはなれないのですが,鳥を見るには良い時期なので近隣の自然公園を短時間訪ねてみました.
連休中なので親子連れの車が駐車場には多かったのですが,ほとんどは建物の中で行われているイベントに釣り上げられて,本当の自然の中を歩いている家族はごく少数でした.もったいない.
今日の収穫はキビタキの囀りをたっぷりと聞けたこと.ただし眼前の樹冠にいることはわかっていてもとうとう姿を見ることはできませんでした.木々の葉が茂ってしまったのでこれはやむを得ません.サンコウチョウも期待していたのですがこれは外れ.かつては有名だった猛禽の営巣状況は不明.従ってカメ爺たちもいませんでした.
木々の緑が目に刺さるほど濃く鮮やかで,その木陰にいる限りは紫外線からも守られているという感覚でした.春の花は終わりましたが,これから初夏の花が楽しめそうです.当地ではキリの花が満開です.
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