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2026年1月

2026/01/18

冬枯れ

早いものですでに一月後半.ここ数日は小春日和が続いて日向で庭仕事をしていると汗をかくような陽気でした.しかし明日からは今季最長寒波がやって来るということで,外での仕事を予定しているため今から身構えています.

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今日はモヤか黄砂のせいか日差しが弱めで黄色味がかっていますが,風はほとんどないので散歩には快適です.久しぶりに川沿いを歩いてみたのですが,完全な冬枯れ状態.

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センダンの実はまだ豊富に残っているので,ヒヨドリたちはまだ食べ物に困っていないようです.なお「栴檀(せんだん)は双葉より芳(かんば)し」の栴檀はビャクダンのことで,センダンは香木ではありません.

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2026/01/15

鳥の飛行力学 入門 第5版

2025年3月にこのブログ上で初版をリリースした「鳥の飛行力学 入門」は,改訂第2版を6月に,第3版を8月に,第4版を11月にリリースしたのですが,このたび改訂第5版をリリースしました.いつまでやるんだと文句を言われそうですが(おそらく)これで当分は打ち止めにできると思います.

今回の主な改訂内容は第6章として「アロメトリー」を挿入したことです.これはFlight付属のWing databaseに含まれている多数の個体データを用いて鳥の体格のスケーリング則を分析したものです.散布図の描画にはかなりの試行錯誤を要しましたが,何とか見られるものになったと思います.この新たな章の挿入によってそれ以降の章や節の番号,さらに数式や図表の番号がすべて1 ずつ繰り上がっていることにご注意ください.

Wing_database_mass_and_span

Deviation_multiples

また第11章に11.4節として「圧縮性の影響」を追加しました.急降下の計算では圧縮性の効果は一切考慮していないので,それに対する若干のコメントを書いたものです.

第14章 のうち14.1節の「ダイナミックソアリング」の内容に少々加筆して波頭離脱ロールの原理を考察してみました.しかしまだ十分に納得しているわけではありません.

これら以外では誤植の修正,語句や表現の改良や書き直し,図の作り直しなども行っていますが,これらにはきりがありませんので,今回の版は現時点のスナップショットだとご理解ください.まだ誤記や表記の不統一,そして内容の誤りなどが残っているかもしれません.ご指摘くだされば適宜パッチを当てた刷をリリースします.

この本は自分の趣味として書いたもので,販売して金銭を得ることを考えていません.私のOneDriveに置いておきますので,ここから自由にダウンロードしてください.コピーや転載も自由です.

質問は本の後付けに書いたアドレスへのメールで受け付けますが,素早い応答は期待しないでください.ある程度質問の数がまとまったらWeb上で質疑応答をやれるといいなと思っています.

ファイル名: BirdFlight_v5.pdf
総バイト数: 6,134,471
SHA256: 6ed54a7f110ebd9e5e573410eb7431f259167f40823ce57e7aa5557853645576

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2026/01/04

新春鳥見

雪もだいぶ溶けたようなので,今日は朝から新春の鳥見に出かけました.お目当ては印旛沼トモエガモの大群.

印旛沼の定点に到着すると,まずはモモイロペリカンのカンタ君(山口県宇部市にいたカッタ君とは別のモモイロペリカン)とたくさんのカモたち.特にここはヨシガモが多いことが特徴です.私はヨシガモが大好きなのでまずはここで気分を高めます.

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さてトモエガモはどこかいな?と探してみると,沼のはるか彼方にウンカの大群のように飛び回っている鳥の群れがいます.車で移動して堤防の上に上がってみると,いましたいました,トモエガモの大群です.全部合わせると1万羽を優に超えていると思われます.西日本に渡って来るトモエガモが,わざわざ関東のしかも印旛沼に集まるようになったのか不思議です.

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最後に自宅近くの親水公園へ立ち寄り.ここはユリカモメが大変多くて人慣れもしているのですが,カンムリカイツブリやほかのカモ類も多数.ただし広い水面に広がっているので双眼鏡で見ても点にしか見えません.

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今日は好天に恵まれ風も比較的穏やかだったので,新春の鳥見を楽しむことができました.

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2026/01/03

正月はいきなり初雪だった

昨夜はみぞれの予想だったものが途中から雨音が消えて雪に.朝起きてみるとうっすらと雪が積もっています.今年の正月はいきなり初雪でした.

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家の前と車庫をざっと雪かきしてから初詣に出かけましたが,正月も三日となると人出も少なく,快適にお宮参りとお寺参りをすることができました.快晴の好天で雪はどんどん溶けていくのですが,日陰は凍った雪が残っているので車の運転は要注意です.年末にオールシーズンのタイヤに交換しておいて良かった.

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2026/01/01

謹賀新年2026

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生成AIに作らせ,Photoshopで背景を拡張した作品.

明けましておめでとうございます.皆様にとって昨年はどのような一年だったでしょうか?例年通り昨年を振り返り,今年の展望について思うところを書いてみたいと思います.

毎年この季節になると思うのですが,年末に帰省しなくて済むようになって本当に楽になりました.学生時代から親孝行のつもりで(実際親は大変喜ぶのです)毎年帰省していたのですが,寝台特急や新幹線の切符を取るために寒風の中みどりの窓口に2時間以上並んでも切符が買えなかったことがあったり,またうまく買えたにしても駅や車内の混雑にうんざりしたり,毎年憂鬱な気分を味わっていました.帰省の手段が飛行機になってもそれは同じで,羽田空港の混雑ぶりには最近まで閉口していました.

この混雑は奉公人に盆と暮れの休暇しか与えなかった江戸時代の習慣が今に続いているからでは?と考えてしまいます.武家も同じだったのでしょう.日本の組織が柔軟な有給休暇取得を許している振りをしても,現実には同調圧力から周囲の大多数に従わざるを得ないのだと思います.もっと柔軟に休暇を取りたいと皆思っているはずですが,ほとんどの人は同調圧力に負けて最も混雑し最も料金が高い時期にしか休暇を取らないのでしょう.年末年始に比べると夏季の休暇は各自の都合で分散して取れる雰囲気が醸成されてきましたので,これが年末年始にも広がってくればよいと思います.


昨年は引退8年目でした.9月末までは産総研で派遣の仕事を続けたのですが,渋滞に揉まれての車通勤にくたびれたので先方との約束通り期間満了で終了しました.仕事のテーマは4月に新しくなったのですが,研究の原資がNEDOの補助金だったために何かと制約や事務的な仕事が多く,十分には楽しめませんでした.それでも近頃流行りの分野の一端を覗くことができて有意義だったと思います.


昨年は正月明けから鳥の飛行力学に関する入門書を書き始め,3月に初版をリリースしました.といっても単にこのブログのアーカイブに本全体のPDFをアップロードしただけの野良出版です.その後も改訂を続けており年内までに改訂第4版までをリリースすることができました.現在は第5版を準備中ですがもう少し吟味してからリリースしたいと思っています.この本を書くためにかなりの量のPythonのスクリプトを書く必要に迫られ,そのおかげで少しPythonに詳しくなりました.

秋に仕事を辞めてから学び直しを再開しました.今学んでいるのは二歩ほど下がって特殊相対性理論の学び直し.ただし今回は演習本なのでたくさん問題を解く必要があります.その分理解が進むだろうという魂胆です.始めてみると物理学徒向けの本格的な演習書なのでなかなか手強いです.わからない箇所続出.しかしこの演習を通じてこれまで理解が浅かった物理法則の4元化をきちんと学ぼうと思っています.相対論的解析力学や場の理論にも興味ありますがこれはなかなか難しそう.


昨年は高校の同窓会が「古希修学旅行」というものを企画してくれたので,久しぶりに級友たちに会うために参加しました.一学年が500人強という学校だったのですが,卒業52年後にも関わらず10%以上の60人が参加.貸し切りバス2台を連ねて2泊3日で早春の京都を観光してきました.中には小学校や中学校の同級生もいたので,60年ぶりに旧交を温めあうことができました.

今回の目玉は比叡山延暦寺三十三間堂.延暦寺の根本中堂は大規模修繕中で全景は見られなかったものの,内陣の不滅の法燈はしっかり拝むことができました.信長に焼き討ちされたときにいったん途絶えたのですが,立石寺に分燈してあったものをもらい受けて「不滅」ということにしたらしいです.オリンピックの聖火と同じ屁理屈ですね.まあ許してやるか.三十三間堂の仏像群は圧巻の一言.偶像崇拝の一つの極致ですが,古いものなので保守管理の苦労が偲ばれます.また通し矢には大変興味を惹かれました.


健康面では尿路結石の再発は無し.コレステロールの値もスタチンのおかげで正常値の範囲内です.平穏な一年間でした.白内障も経過観察を継続中です.

一方,昨年は何度もワクチンを接種した年になりました.まず夏と秋の2回に分けて帯状疱疹ワクチン「シングリックス」を接種しました.高額のワクチンを2回接種する必要があるのでだいぶ躊躇しましたが,市からの補助が後押ししてくれました.その後,5年ごとの接種が推奨されている肺炎球菌23価ワクチンを5年ぶりに接種.さらに初冬にインフルエンザのワクチンを接種しました.帯状疱疹ワクチンの2回目と肺炎球菌ワクチンはそれなりに強い副反応が出ました.これらのワクチンによって多少は感染症の罹患リスクを下げられると期待していますが,新たなウィルスが出てこないとも限らないので油断はできません.


趣味の写真は完全に停滞.昨年は夏の暑さが厳しかったため外を出歩く機会が少なかったのが一番の理由です.野鳥を撮るための超望遠レンズを一年以上検討しているのですが,価格と重量の壁に跳ね返されています.もう大きくて重たいフルサイズに戻ることはせずAPS-Cで済ませたいのですが,なかなか良いボディもレンズも出て来ません.

PCのハードウェアに関しては,長年Ubuntuを入れて使っていたサブマシンを廃棄したのが最大の変化です.メインのWindowsマシン上でWSL2を使えばLinuxに関する私の用途は足りてしまうようになったからです.一方パーツの単価が上がってしまい自分でPCを組むという楽しみが無くなってしまいました.特に昨年10月頃からのメモリーの高騰は痛いです.これからは安価だが信頼性がイマイチな中華ミニPCを使いつぶしていくか,日本製のBTOパソコンを買ってくるか,これまで通り自分で組むか,どうしたものかと思案しています.この1月にはIntelの新しいCPUシリーズが出てくるはずなので,その実力を見てから検討するつもりです.がんばれIntel.


昨年観た映画は少なくて38本.ただし話題の映画「国宝」は前評判を聞いていたので封切直後に映画館で鑑賞しました.歌舞伎はもう長いこと見に行っていませんが,建て替えられた歌舞伎座にも行ってみたいと思います.往年の有名な映画「惑星ソラリス」は初めて観ました.その哲学的な内容が公開当時は大変話題になった映画ですが,現代の視点からすると,もう少し深掘りしストーリー展開もあったら良かったのにと思います.首都高を延々と走行するシーンは完全な蛇尾.

印象に残ったテレビ番組はNHKの「映像の世紀」の派生コンテンツ「バタフライ・エフェクト」で放映された第442連隊戦闘団のドキュメンタリー.アメリカの日系人の苦闘がよくわかる内容でした.自分たちがアメリカ人であることの証明に大き過ぎる代償を払わざるを得なかった日系人の行動には涙が出ます.ナチスのダッハウ強制収容所を解放したのがこの部隊所属の野戦砲兵隊だった事も初めて知りました.戦闘で片腕を失ったダニエル・イノウエの経歴もよくわかりました.ただし強制収容されなかったハワイの日系人と,強制収容されたアメリカ本土の日系人との間の葛藤なども描いたほうが深みが出たことでしょう.


今年は引退生活の9年目.余生を楽しむために旅行の計画を立てたりしていますが,この円安では海外旅行は当分無理.国内旅行に精を出すことにしたいと思います.皆様も健康第一でお過ごしください.どうかお元気で.

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