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2026年3月

2026/03/27

コブシとサクラとヤナギ

このところ出かけることが多くて自宅近くの散歩コースを歩いていなかったのですが,雨上がりの今日は久しぶり散歩.気温は十分高くて日差しの中を歩いたら汗ばんでしまいました.

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コブシはもう花期が終わろうとしています.もともと咲いている期間が短い花なので,うっかり見逃すと花弁が茶色くなっていたりします.ぎりぎりで写真が撮れました.

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当地のソメイヨシノは木々による差が大きいものの五分咲きというところでしょうか.明日と明後日の週末がちょうど見ごろになることでしょう.ここ4, 5年で20年ほど前よりも一週間ほど開花時期が早まったという印象です.

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だいぶ前に雄花を咲かせていたシダレヤナギはすっかり新緑をまとっていました.日本には雌株はほとんどないのでシダレヤナギが結実することはないそうです.北京名物の柳絮は日本では見られないということでしょう.

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2026/03/25

山寺でサクラが咲き始めた

昨日は暑くもなく寒くもなく,風も強くなく,良く晴れた絶好の行楽日和.イベントがあるというので数年おき程度に訪れている山の中腹のお寺に参詣.

イベントというのはお話の朗読と琴の伴奏.お寺にはお宮参りの家族連れが多数.お宮参りとは本来は神社に行くはずなのですが,このお寺は安産子育ての観音様として有名なので,お寺にも関わらずお宮参りの客が多いらしい.また私たちのようなイベントに誘われて参詣したらしい人たちもちらほら.立派な多宝塔の回廊に小さな舞台をしつらえてのイベントです.

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格の高い古いお寺なので建物もお庭も大変立派.しかも手入れが行き届いているのも特徴です.また各種のニワトリ類やクジャク,コイなど生き物がたくさん飼われているのもこのお寺の特徴.

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ちょうどソメイヨシノが咲き始めたところで,境内でも何本かの木が五分咲きくらいになっていました.今後はたくさん植えられているボタンの花が咲き,その後はアジサイの花が咲き誇ることでしょう.

境内の外には山の湧き水をひいた延命水というものがあって,誰でも汲んでいくことができます.柄杓で一口飲んできたので,これで長生き間違いなしです.

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2026/03/23

暁の攻撃隊一斉ロール

つい数日前に伊豆諸島航路の船に乗って海鳥たちを見てきました.夜行日帰り,しかも昼間は揺れる甲板に12時間立ちっぱなしという過酷な旅でしたが,苦労は報われるものです.

下の写真は夜明けから間もないころ,朝日が低く差し込んだ時間帯のオオミズナギドリの編隊飛行.白波が立つ程度の適度な強さの風があったため,鳥たちはすべてダイナミックソアリングを繰り返していました.暁の攻撃隊の一斉ロールです.とても格好いいです.キーンというエンジン音はなく風と波の音しかしないところもいいです.

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翼は90度近くロールさせているのですが,こういうときでも首は水平近くを保ったままです.平衡感覚を司る三半規管に不要な加速度を感じさせたくないのでしょう.

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そうこうするうちに,彼らが飛び立った御蔵島が見えてきました.この景色もすごくいい!

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2026/03/21

鳥の飛行力学 入門 第6版

2025年3月にこのブログ上で初版をリリースした「鳥の飛行力学 入門」は,改訂第2版を6月に,第3版を8月に,第4版を11月に,そして第5版を2026年1月にリリースしたのですが,このたび改訂第6版をリリースしました.初版のリリースからちょうどまる1年経ったタイミングです.われながらよく書いてきたものです.

Birdflight_v6_ch6

今回の主な改訂内容は,まず誘導パワー係数kに関するもので,これまではFlightのプリセットデータベースを読み込むと設定されていた0.9という数値を使っていたものを,1.2に変更した点です.そもそも誘導パワー係数は1よりも大きな数値になるべきなので,これまでもプリセットデータベースの設定を疑いの目で見ていたのですが,今回とうとう見切りをつけて1.2に変更しました.関連する計算をすべてやり直し,グラフもすべて描き直しました.ただし幸いなことに定性的な変更をすべき箇所は見当たりませんでした.

変更点の第2は長距離飛行に関する独立した章を新たに設けたことです.これは筋肉生理学を含まない不完全なものなのですが,それでも長距離渡り鳥の驚異的な能力を自分の手で計算することができるので,シギ類の渡りに興味がある人にはぜひ読んでもらいたい章です.

これら以外では誤植の修正,語句や表現の改良や書き直し,図の作り直しなどを続けています.この版は現時点での最新のスナップショットだとご理解ください.まだ誤記や表記の不統一,そして内容の誤りなどが残っているかもしれません.ご指摘くだされば適宜パッチを当てた刷をリリースします.

この本は自分の趣味として書いたもので,販売して金銭を得ることを考えていません.私のOneDriveに置いておきますので,ここから自由にダウンロードしてください.コピーや転載も自由です.

質問は本の後付けに書いたアドレスへのメールで受け付けますが,素早い応答は期待しないでください.ある程度質問の数がまとまったらWeb上で質疑応答をやれるといいなと思っています.

ファイル名: BirdFlight_v6.pdf
総バイト数: 6,754,627

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2026/03/17

15年目の幻のCMが公式リリース

ちょうど今から15年前,東日本大震災の翌日に全線開通した九州新幹線.そこで大々的に流すはずだった感動的なコマーシャル映像.震災後放送はずっと自粛されたままでしたが,YouTubeに盛んに野良アップされていたので,見たことがある人も多いでしょう.

先日,開通15周年を記念してJR九州の公式チャンネルでとうとう公開されました.さまざまなバージョンがある中の3分間バージョンです.これを観るとなぜか涙が出てきてしまう,そして元気をもらってしまう.そういうメッセージ性の高いコマーシャル映像です.

ココログは iframe を直接貼り付けることができなくなってしまったので,以下の URL からアクセスしてください.

https://youtu.be/tK2pu1i1OqQ

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2026/03/16

クイナが出てきた

現在は冬枯れが最も進み新緑が出てくる直前の,耕作放棄地の視界が最も良好な時期.この時期を逃すとあっと言う間に新緑が視界を遮り,生き物たちの姿を隠してしまいます.

そういうわけで,今の耕作放棄地ではふだんは姿を見ることが難しいクイナヒクイナを見ることが最も容易な時期です.

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散歩コースの耕作放棄地では連日のようにヒクイナを見ているのですが,今日はヒクイナよりも大型のクイナを見ることができました.これらの鳥は非常に警戒心が強く,少しでもヒトなど外敵の気配を感じると藪の中に逃げ込んでしまうので,今の時期でも慎重に遠くから姿を観察する必要があります.

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2026/03/15

トサミズキほころぶ

わが家のトサミズキが先週からほころんできました.まだ花穂は短く,これから次第に伸びていくのだと思います.

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わが家にとって,この季節は,まずクロッカスが咲き,フキノトウが顔をのぞかせ,ヘレボルスが満開になり,そしてトサミズキが花穂を垂れるようになる,という順序で進みます.

周りのお宅ではすでにハクモクレンが満開.里山ではコブシも咲き始めました.

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猛禽のロール時のトリム

昨日猛花粉の中,里山の観察会に参加したときのスナップ.

歩き初めのころに上空に猛禽が出現.ハイタカのようです.日射がたっぷりだったので朝早めにも関わらずすでにサーマルはしっかり立っているのでしょう,ゆっくりと旋回しながら流れていきます.

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撮った写真を拡大してみてみましょう.左旋回をしているので翼は左へ(ハイタカ自身としては翼を反時計方向に)ロールしているのですが,首は水平を保っているのがよくわかります.周りの様子をよく確認しているようです.

注目は尾羽です.翼よりもさらに大きな角度で捻っているのがわかります.横風成分に対してローリングモーメントのトリムを取っているのではないかと思います.今の場合は尾羽によって時計回り方向のローリングモーメントを生み出しているはずなので,右翼から左翼方向への横風成分を受けているのではないでしょうか?合っているかな?

猛禽類では旋回中に尾羽を微妙に動かしながら飛行の安定性を取る行動が頻繁に見られます.

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2026/03/11

ヨシ原のレストラン

 

今は最も食べ物が少ない時期.虫が出てくるまであと少しなのですが,それまでが大変.

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しかし小鳥たちは食べ物がある場所を知っています.それはヨシ原.ヨシの葉鞘に潜む昆虫,カイガラムシです.ビワコカタカイガラモドキのメスは,ヨシの葉鞘に固着して生活しているので,葉鞘をむしり取って食べているのです.

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今日の散歩コースではメジロシジュウカラオオジュリンが盛んにヨシの茎に取りついてはカイガラムシを食べていました.

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ついに目撃,モズの求愛給餌

今日は東日本大震災から15年目の日.思い出しくなくもないあの日の記憶が今でも鮮明に蘇ってきます.当日夜の避難所は暗く,寒く,情報もなく,翌日未明の3時ころに市の担当職員の人が持って来てくれたアルファ化米を,冷たい水で1時間かけて戻して食べたのが唯一の食事でした.

今朝は気温が下がり霜が降りて氷が張りましたが,日中は抜けるような青空.風も弱くて絶好のお散歩日和.久しぶりに散歩コースを歩いたのですが,もう春の兆しがいたるところに現れていました.

そしてついにモズの求愛給餌を見ることができました.

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モズのメスがキィキィ鳴きながら羽を震わせ,ヒナのような仕草でオスに餌をねだっています.するとどこからともなくオスがやって来て一瞬で餌を渡しました.

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餌を食べた後でもメスは相変わらず羽を震わせて餌をねだっています.

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もうしばらくするとメスは巣にこもって卵を温めるようになることでしょう.

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