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2026年6月

2026/06/25

AviList v2025b released

世界の鳥を網羅したチェックリストAviListは2025年6月に最初の版v2025がリリースされたのですが,それから1年たった2026年6月10日に微修正された版v2025bがリリースされました.内容の変更はほんのわずかで,分類体系や学名,英名の変更は無く,周辺の情報のみが微修正されただけです.従来と同様AviListのWeb siteから自由にダウンロードできます.

この微修正版にもとづくRefsort/Rubyの辞書ファイルを作りましたが,基本的な情報は本年5月にアップロードしたものと同一なので,無理に置き換える必要はないでしょう.ただしAviListのワークシートはフォントと背景色が改良されてだいぶ見やすくなったので,それに和名を追加したものは使い出があると思います.これもアップロードしておきます.

AviListをもとにしたRefsort/Rubyの辞書ファイルのエンコーディングUTF-8のみです.AviListのワークシートを見ればわかりますが,Authorityや参考文献に非英語圏の単語が多く出現しており,これをUS-ASCIIだけで表現するのは無理だと判断したからです.

Windowsで利用する場合は標準のエンコーディングをUTF-8に変更してお使いください.変更方法はWeb空間に多数アップされていますので検索すればすぐにわかります.複数のやり方があり,適用範囲と副作用も異なるので,自分に合った方法を選択することをお薦めします.もちろん入力ファイルもUTF-8でエンコードされている必要がありますが,最近はWindowsのメモ帳ですらデフォルトのエンコーディングはUTF-8ですし,世の中のほとんどすべてのエディタもUTF-8に対応していますので,これを機会にUTF-8に移行してはいかがでしょうか?

ダウンロードするにはここから入ってください.このブログ右側のカラムArchiveにもAviListという項目を追加しておきます.

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2026/06/04

オオヨシキリ

台風一過の青空,とはいかず,一日中北東気流が入って来て黒い雲が多い曇り空の一日,昨日の台風で調整池がどうなったのか気になったので散歩に出かけました.

鳥は少なめ.クワの実が終盤にさしかかり,ムクドリたちがさかんに群れていました.昨日は暴風雨でろくに食べ物を取れなかったせいもあるのでしょう.

調整池ではオオヨシキリが囀っていたのですが,今年はオオヨシキリが少ないです.例年だとこの調整池には4羽程度のオスがなわばりを張って競い合って囀っているのですが,今年は2羽.あまり競争が厳しくないためか囀りもサボりがちでした.個人の感想ですが,声にも切迫感がありません.

Earlysummeraroundhome_jun2026_0012m

ここから遠く離れた別の谷津田でもオオヨシキリはほとんど囀っていなかったので,今年はオオヨシキリの渡来が全体に少ないのかもしれません.なぜなのでしょうか?

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2026/06/01

鳥の飛行力学 入門 第 7 版

2025年3月にこのブログ上で初版をリリースした「鳥の飛行力学 入門」の改訂第7版をリリースします.いよいよ改訂を打ち止めできると感じていますが,実際はどうなりますやら.

Birdflight_v7_ch4

今回は見た目には小規模な改訂で,上図に示したようなKuttaの条件が成立しない場合の流線の図を追加し,また小さな数表を段落中に埋め込んで紙面を節約したことが目立つ程度です.

しかし目立たないところでは,細かな誤記の修正,語句や表現の改良や書き直し,図の作り直しなどを続けてきました.今回は用語や仮名遣を出来る限り統一したつもりなので表記の揺らぎはかなり減ったはずです.特に「言う」と「いう」の使い分けには悩まされました.日本語は日本人にとっても難しいですね.英語ではFowler'のような用法辞書が昔から重宝されているのですが,日本語にはそういうものはないのでしょうか?

そう思ってWebを調べてみた限りでは,出版社の編集部はそれぞれ独自の用法ポリシーを定めていて,表記の揺れが無いように努めているようです.しかしそれらはあくまで組織内部で共有されるもので外部に公開されてはいません.公開されているものとしては文化庁が公文書における用法を定めた『公用文作成の考え方(建議)』があります.内容は非常に充実していて全て読み通すことは困難な分量.これを霞が関や自治体の職員が完全に咀嚼して使いこなすことは難しいと思うので,こういうものこそ生成AIに学習させて用法チェッカーとして使うべきです.すでにデジタル庁は動いているのではないかな?

私の場合,統一作業にはWZエディタの用語統一機能を利用しています.統一するための辞書は自分で作らなければならないので,それを作るまでは試行錯誤の連続である程度の時間が必要になりますが,いったん作ってしまえば,あるいは作成途中であっても,統一作業そのものは短時間で行えます.やはりツールは使うものですね.辞書を作るとき上記の『公用文作成の考え方(建議)』は大いに参考になりました.しかし常用漢字の枠は窮屈なので,自分なりに適当にアレンジしています.

もう一つ頭を悩ませているのは参考文献の扱い方です.従来はLaTeX組み込みのbibliography機能を素朴に使っていました,そろそろBibTeXの後継と見なされているBibLaTeXを活用して文献情報を本文とは別のファイルに切り離し,文献リスト作成の自動化と表現形式の統一を計りたいと思います.ところが素のBibLaTeXは日本語の文献表示には全く対応していないので,例えば多数の著者名をまとめるときに “ et al. ” とやっちゃうのです.ここは “,他” としたいところ.

Webを検索するとBibLaTeXでも日本語に対応できると称するカスタマイズ法がいろいろ上がってはいるのですが,コピーして使ってみるとどうもイマイチ.それらの中から最も私のスタイルに近いものを拾ってきて,さらに自分なりに改造して使い始めたところです.まだ試運転中なのですが最低限の設定はできたと思うので,思い切って今回のリリースに使ってみました.以前のものとはあまり見分けがつかないと思いますが,おかしなところがあったらご指摘ください.

この本は自分の趣味として書いたもので,販売して金銭を得ることを考えていません.私のOneDriveに置いておきますので,ここから自由にダウンロードしてください.コピーや転載も自由です.

質問は奥付に書いたアドレスへのメールで受け付けますが,素早い応答は期待しないでください.ある程度質問の数がまとまったらWeb上で質疑応答をやれるといいなと思っています.

ファイル名: BirdFlight_v7.pdf
総バイト数: 6,854,863

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