携帯・デジカメ

2015/08/16

ようやくスマートフォンを導入

私はモバイル通信に関してはいわゆる “Late Majority” に属するほうで,初期の試行錯誤がほぼ終わり,技術や商品が十分にこなれてから手を出すくちです.固定通信ではこれとはかなり異なっていて,ISDN もかなり早期に導入したくちですし,xDSL はすっ飛ばしていち早く光ファイバーを自宅に引き込んだりもしてきました.

内省してみると,最も直接的な動機は料金にあるように思います.初期の導入期にはかなり高額の固定料金,あるいは高率の従量料金が課されていたとしても, “Early Adoptors” はそれにめげずに新しいものに挑戦し,試行錯誤のゲームに飛び込んでいくのですが,私はケチな性質なのでそのような踏ん切りはつかないことが多いのです.

スマートフォンに関しては iPhone 発売直後に(日本では発売前)知人がアメリカから買ってきたのを見て仰天し,しばらくは欲しくて仕方がなかったのですが,月額 7,000 円ほどの固定料金を払い続けるつもりは全く無かったため,流行をしり目にじっと時が来るのを待っていました.もっとも,会社支給の携帯電話はある時点で Blackberry から iPhone に切り替えていたので,iPhone を知らないわけではありませんでしたが,業務用ですのでがんじがらめのセキュリティ対策や各種制限に縛られるものですから,楽しめる端末とは程遠いものでした.

今年になって,SIM フリーの波が本格的になり,MVNO 各社からもかなり低廉な料金体系が提案されるようになりました.それに歩調を合わせて,性能と価格のバランスの取れた SIM フリー端末が東アジアの各社から発売されるようになりました.このような条件が整い,しかもちょうどこの秋にガラケー2 年縛りの更新月が訪れる機会をとらえて,プライベートの端末をスマートフォンに切り替えることにしたのです.

まず端末ですが,当初は ASUSZen Fone 2 に決めていました.しかし店頭で手に取って操作してみると,いかにも大ぶりで私の手には余ります.また高性能なのは良いのですが,電力消費も激しいらしく,電池の持ちに関しては良い評判を聞きませんでした.

これよりもちょっと遅れて日本で発売された Huawei P8lite に目を移すと,これと言って特徴のないハードウェアなのですが基本はすべて押さえられており,薄くて手に持った感じもしっくりきます.価格も Zen Phone 2 に比べるとだいぶ安いので,この中華端末に決めてしまいました.

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次は MVNO 選びです.こちらはだいぶ難航しました.当初はいったん IIJmio に決めたのです.理由はファミリーシェアという料金プランがあること.SIM を 3 枚までもらえて,10 GB/月という十分な通信容量が得られます.しかしここで利用シーンをあれこれと考えてみると,家人と私で 10 GB/月というのは多過ぎるように思えました.当初は 3 枚目の SIM はモバイル Wi-Fi ルーターを購入して旅行中に使おうなどと思っていたのですが,モバイル Wi-Fi ルーターは結構高額ですし,レンタルで済ますことも,スマートフォン本体でテザリングすることも可能だと気付きました.

さらに,キャリアメールが無くなる代替を考えると,デフォルトでは Gmail を使うことになるのですが,すでに持っている Gmail アカウントとの使い分けや,Google クラウドの管理が面倒なので,新たに Push通知ができるシンプルなメールアカウントが欲しくなってしまいました.そのためには Microsoft ActiveSync という仕組みに対応していることが望ましく,これに対応したメールアカウントを無償で提供しているのが OCN モバイル ONE という MVNO です.実はこちらが日本のトップシェア.ただしこちらはファミリーシェアのプランはありませんので,家人と私はそれぞれが契約し,それぞれが自分の分の通信容量管理を行うことになります.

さらに,この MVNO では,IP 電話の 050 番号をもらうことができて,その月々の基本料金がタダ,かつ IP 電話で消費するパケットは月々の通信容量にカウントされないということも魅力でした.家人と私は IP 電話で話すことにすれば,これまで同様の家族割などと同じように通話をタダにできます.

ということでようやく機材とサービスの選定が終わり,家電量販店で機材を購入すると同時に SIM の契約と購入も済ませ,家に帰ってセットアップです.Android OS はこれまで全く未経験だったので,何度かつまづきました.最も苦労したのは何と電話帳の移行です.古いガラケーの電話帳を microSD カードにエクスポートし,新しいスマートフォンでインポートしたのですが,文字エンコーディングが異なっているようで文字化けの嵐.いったん PC に取り込んでエディタで UTF-8 に再エンコーディングするとうまく読んでくれることがわかりました.それでも全角カタカナになってほしいフリガナが半角カタカナになってしまったり,Google クラウドと同期しようとしてもいくつかの項目が同期されなかったりと苦労の連続です.

仕方がないので,Google クラウドとの同期はあきらめ,本体内のみで電話帳で運用することにして,その他のセットアップを完了させました.新しいメールアドレスの動作を確認し,IP 電話でも送受話ができることを確認し,さらに LINE のアカウントを作ってトークする時のための短文登録をしたりと,やることはいくらでもあるのですが,試行錯誤を含めて丸二日程度でようやくセットアップ完了です.

安いケースも調達したのですが,サイズの精度が非常に良く,色やデザインもまあまあで使っていけそうです.私のように,平日の昼間にメールチェックと LINE トークでの家人とのやり取りをする程度であれば,電池も二日くらいは十分に持ちそうです.これでしばらくは試運転をやっていくつもりです.

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2012/06/30

やはりSamsungの端末は色かぶりしている

私が仕事で使っている携帯電話は,以前このブログでも紹介した RIMBlackberry Bold 9700 です.Blackberry はセキュリティがしっかりしていて,電子メールは必ず RIM のサーバー経由で暗号化されて Push 配信されるのですが,その暗号は国家機関でも簡単にはクラックできないらしく,そのためか Blackberry が認可されていない国があります.例えば UAE

しかし,RIM はプレ・スマートフォンの時代にあまりに成功し過ぎたせいか,このところのスマートフォンの流れにうまく乗れておらず,先行きが案じられるので,次の機種を物色中です.ちょうど今週 Samsung の最新のスマートフォン Galaxy S III が発売されたので,見に行ってきました.

心配だったのは,画面が Samsung 特有の青の色かぶりではないか?ということです.Samsung の携帯電話は,特に有機 EL ディスプレイの画面は,以前から全体に青味がきつく,印刷・写真用語でいうところの青の色かぶり状態で,私にとってはとても見づらい画面なのですが,最新の Galaxy もそうだったらパスしようと思っていたのです.

で,結果は案の定の青かぶり.これは何故なんでしょうね?Samsung の画面デザイナーの色彩感覚はどうなっているのだろう?有機 EL も初期のころと比べると随分と色の純度や彩度は改善されているはずですし,簡単な補正でもっとまともな色を出せるはずなのですが.

一つの仮説は,Samsung の色彩デザイナーは実はこういう青かぶりした色彩世界が好みだということ.日本人にもこの傾向は無きにしもあらずです.青白く光る蛍光灯を煌々と点けるのが好きな人は結構います.

うーん,やっぱり iPhone 5 が出るまで待つか.次機種は大画面になるらしいし,iPhone の EMS 先である鴻海郭会長も Samsung をけん制して "Galaxy を買おうと思っている人は iPhone 5 が発表されるまで待ったほうが良い" と言っているらしいし.

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2011/11/05

WiMAXを導入しました

諸般の事情で自宅以外の場所でも自由にインターネットにアクセスする環境を構築する必要に迫られました.以前だと,携帯電話のデータ通信サービスくらいしか手が無く,特定の場所であれば公衆無線 LAN のサービスを使うこともできたくらいでした.しかし,昨年くらいから状況が大きく変わってきました.一つは E-Mobile,もう一つは WiMAX です.

E-Mobile はもともとは携帯電話事業者としてサービスを始めたようで,現在でも音声通話サービスを提供しているようですが,主なサービスはむしろ HSPA データ通信サービスです.二年縛り契約ながら月額固定で,サービスエリアも広くて評判も良いようです.下り最大速度 42Mbps のデータ通信サービス "EMOBILE G4" が現在の最主力.無線 LAN ルータと一体となったデータ通信端末の使い勝手の良さで,ユーザ数を伸ばしています.

一方,WiMAX は新しい通信規格である IEEE 802.16e 通称 Mobile WiMAX を事業化したものです.もともとは親会社の KDDI が開発した WiMAX の技術を子会社として事業化したもので,こちらは E-Mobile と異なり無線データ通信専業です.まだ新しいサービスであり,現状での人口カバー率は十分に高くはないのですが,2012 年度末には人口カバー率 93% を目指すそうです.また WiMAX は自らの通信網を MVNO提供するサービスも行っており,この販促効果はかなり大きいのではないかと思います.

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私が今回契約したのは後者の Mobile WiMAX です.それをこれまで契約してきた ISP が行う MVNO サービスとして契約しました.導入キャンペーンにより機器購入が非常に割安になったり,キャッシュバックサービスがあったりとかなりお得なようにも見えますが,しかし契約は一年縛りでかつ月額で約 3,600 円もするので,かなり高額の固定費負担となります.

ISP の Web ページから申し込むと,翌日には同時に購入した無線モデム兼 WiFi ルータが発送され,翌々日の本日午前中に機器が到着.早速パソコンにつないで回線開通の手続きを行うと同時に,機器の細かな設定を行います.ISP の MVNO 契約なので特に面倒な入力は必要なく,ほぼ自動的に回線は開通.その後は,WiFi ルータを兼ねたモデムにより,快適に各種インターネットサービスが使えます.実は私の自宅は大都市圏とは言えない所で,モデムが表示する電波強度は弱めなのですが,これが実際に活躍するのは都市圏に持ち出す場合がほとんどなので,あまり気にしないことにしています.

今後は,ノート PC を外に持ち出すときには必ずお供することになりますが,すでに自宅内で使用している WiFi のみを備えた iPad2 も,このモバイルルータと共に外に持ち出せば,外出先でインターネット接続ができるようになるはずです.スマートフォンでも WiFi 接続は当たり前ですから,今後も活躍する機会は増えそうです.

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2011/10/10

うれしいことがたくさん起きる

今日は月曜日ですが,体育の日の祝日.昨夜はにわか雨が降って,朝から湿度が高めで生暖かい.10月の体育の日にしてはちょっと暖かすぎます.

今月は,これまで待ち望んでいたものがいろいろとリリースされる月なので,わくわくしています.まず期待しているのは10月13日にリリースされる "Ubuntu 11.10 Oneiric Ocelot" です.仰々しいカウントダウンページまで作られています.諸準備は万端のようなので,きっと予定通りリリースされるでしょう.ベースとなる LinuxKernel はついに 3.0 系列に上がるそうなので,GCCGRUB のバージョンも含めてどのような変化があるのか,半ば楽しみ,半ば心配しています.

次に楽しみにしているのは,何といっても Ruby 1.9.3 のリリースです.こちらも RC1 が順調にリリースされているので,順調にいけば今月中には正式にリリースされるものと思われます.早くビルドしてみたくてうずうずしています.

そう言えば iPhone 4S の陰に隠れて目立ちませんが,iOS 5 も10月12日にリリースされます.我が家の iPad 2 もアップグレードせねば.

そして,それ以外の楽しみは,富士フィルムから新しいコンパクトデジカメの X10 が発売されること,パナソニックからマイクロフォーサーズ用のコンパクトな電動ズームが発売されること.この二つは今週,ほぼ同時に発売となります.いずれも魅力的な製品なので,実際に手に取って触って感触を確かめたいと思います.

しかし,私が最も興味を持っているのは,Canon からおそらく11月に発表されるであろう,フルサイズデジタル一眼レフの三代目,EOS 5D mk3 と,海外では発表されたものの日本では未発表のコンパクトデジカメ S100 です.これら全てを見極めたうえで,自分自身のカメラ機材のポートフォリオをじっくりと考えていくつもりです.

不景気という割には,あるいは不景気だからこそ,新しく差別化された製品を買ってもらおうとメーカー各社は必死のはず.その努力が報われることを祈っています.

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2010/09/05

新しい愛機となるか?

そんな酷暑の中,新しいスマートフォンが私のオフィスにやってきました.しばらく前に注文しておいた Blackberry Bold 9700 です.Blackberry はカナダの Research In Motion 社が製造販売するスマートフォンの代名詞.今でこそ iPhoneAndroid というライバルたちが勢力を伸ばしてきたので,その地位はすでに安泰ではないのですが,それでも企業の情報システムに組み込んで,高いセキュリティレベルをを確保しながら業務メールのやり取りを行えるという信頼性と実績は他に代えがたいものがあります.

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私の場合,これまで私用の携帯電話を仕事にも流用して着信のみ通話を受けていたのですが,最近その頻度が高くなってきたので,とうとう仕事専用の携帯電話を導入した次第です.しかしながら,私の勤務先の情報システムは Blackberry との連携は一切無いので,実はあまり威力を発揮することができません.しかも,独自 OS のスマートフォンなので,これまで日本の携帯電話に慣れ親しんできた者にとっては,まるで異なる操作体系や発想法に慣れるまでには相当の時間がかかりそうです.この Blackberry は果たして愛機になれるでしょうか?

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