旅行・地域

2021/05/10

シャクヤクの花いかだ

昨日は大変暑い一日だったのですが,シーズン終了間際だということで,地元の牡丹園(これこれ)を訪問.とにかくボタンシャクヤク専門の植物園なので,春の一時期のみの開園.それを逃すと1年間待たなければなりません.すでにボタンのシーズンは終了し,シャクヤクも後半戦です.

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数年前に経営不振で経営主体が変わり,園内の演出がかなり変わったようです.テーマパークほどではありませんが,ボタンやシャクヤクを配した演出が園内各所に仕掛けられていて,おもしろいと思いました.

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目玉と思しきものは,シャクヤクの花を大量に摘み,それを池の上に組んだ竹のいかだに乗せ たもの.非常に派手な色彩が池の水と強いコントラストを作り,非常にフォトジェニックです.早速というか,華やかな衣装のコスプレイヤーがカメラマン同伴で訪れていました.

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私も何枚か写真を撮りました.こういう花の写真は RGB のどれか一つのチャネルが飽和しても色彩表現が破綻するので,多めに露出補正をかけていたのですが,帰宅して Photoshop でチェックしてみると,赤か飽和している絵が多数.モニター上で見ても赤系の発色が不自然になっているのがわかります.

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うーん,-1.6 EV でもまだ不足しているとは.しかし -2.0 EV にすると,後でシャドウを持ち上げようにも難しいので,全体に暗い背景に花びらだけが妖しく輝くという絵になってしまいがち.それも趣があっていいか?

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2021/03/16

春光に擬宝珠輝く

地元の稲荷神社の本殿の擬宝珠

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いろいろな神社の擬宝珠を写真に収めては比べると,なかなか面白いです.下の写真は雑司ヶ谷鬼子母神の擬宝珠.渋くて良いです.

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これは神田明神の擬宝珠.商売の神様っぽいですね.

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そしてこれは根津神社の擬宝珠.格式が高そうですが,新しすぎてちょっとチャラい.

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これは地元のお不動さんの擬宝珠.良いです.

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2021/01/14

都市公園の池に渡り鳥

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今日は家人の付き添いでちょっと離れたところにある都市公園の池まで出かけました.高速道路や卸売市場,交通量の多い幹線道路などに囲まれているのですが,なぜかコハクチョウヒドリガモが多く越冬しています.オナガガモも若干いますが,一方,マガモコガモは皆無.この池の構成種は近隣の他の池や沼とは異なります.カモの種類が湖沼ごとに異なる理由は何なんでしょうね?都市公園なので,ときどきパンをばらまく人がいることも要因の一つかもしれませんが.水深,植生,魚介や小動物類,周囲の環境,いろいろなものが関係するのでしょう.

コハクチョウやユリカモメの中には一定の割合で若鳥もいます.渡り鳥の群れを見るといつも思うのですが,繁殖地―越冬地―繁殖地と一往復する間に,何割程度の個体がその過程で死んでいくのでしょうか?無事に越冬地まで飛んで行けたとしても,飢えや寒さや病気で命を落としたり,猛禽に捕食されたりと気が休まる暇はないはず.そして春になると再び繁殖地まで危険を冒して飛んでいかなければなりません.

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2020/10/23

久しぶりの裏磐梯

GoTo トラベルでの小旅行の二日目は,かつてよく訪れた裏磐梯.もう20年ぶりくらいの訪問になります.ただし私の過去の訪問は全て冬季なので,夏や秋の無雪期に訪れるのは初めて.従ってほとんど観光客のいない裏磐梯の記憶しかないので,今回のようにホテルにも観光地にも人がたくさんいるのには少々面喰いました.

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五色沼自然探勝路の全コースを歩いたのですが,始まったばかりの紅葉を目当てにやって来たのでしょう,行き交う人たちも数多く,静けさを味わうという雰囲気ではありませんでした.まだ落葉の最中で梢には葉が多く残っているため,鳥影を探すのは難しかったのですが,それでもカラ類は平地では見られないものが何種も見られましたし,渡来したアトリが至近距離で見られたのはラッキーでした.

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20年前に比べるとホテルが増えたり新しくなったり,全体に観光地らしく小ぎれいになったりという変化を感じました.昔盛んだったペンション群も,オーナーの入れ替わりはあるのでしょうが,営業を継続しているものがあり,名前を知っている宿が今でも健在であるのを確認できてうれしく感じました.

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帰途に立ち寄った猪苗代湖にはすでにコハクチョウオナガガモが飛来しており,特に長浜という場所では岸辺に多くのオナガガモが見られました.ただコハクチョウを見ようとあちこち動き回ったのですが,湖岸へのアクセスが難しく,間近で見ることはできなかったのが残念.

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GoTo トラベルの地域共通クーポンに関しては,高速道路サービスエリア売店でも,宿泊したホテルでも,道の駅でも電子クーポンが使えました.ただしこの電子クーポンは使用するまでの手順が複雑で使いにくく,大幅な改善を望みたいところです.

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2020/10/22

環境水族館を楽しみました

鳴り物入りの GoTo トラベルを利用して小旅行に行ってきました.初日は港の一角に建てられたガラス張りの水族館環境水族館と銘打っているだけあって生態展示に大変力を入れており,水の中だけではなく岸辺の植生までもできるだけ自然に忠実に再現してあるのが特徴です.例えばマングローブ林の再現では,水中の小魚ばかりではなくシオマネキや貝なども見ることができて大変参考になりました.学芸員さんたちの発想と努力が偲ばれます.当日,園内のタッチプール周辺の植生を世話をしている学芸員のかたにお話を伺いましたが,植生を含めた環境丸ごとの再現と維持に並々ならぬ問題意識と覚悟を持っておられることに感激しました.

館内最大の水槽ではマイワシカツオの群れを見ることができたのですが,こういう回遊性の魚を展示するのは大変難しいと改めて思いました.マイワシはともかくカツオにとってはこのような巨大な水槽でも小さすぎるのだろうと思います.またマイワシはカツオから逃れるように水面近くをかたまって泳いでおり,自然界を再現しているとは言え,マイワシに常時かかるストレスを思うと,もう少しマイワシが伸び伸びと泳ぐ姿も見たかったと思いました.

たくさん写真を撮ろうと思っていたのですが,水槽表面への写りこみが思いのほか強く,カメラを構えた自分自身が写りこんだ画を大量に作ってしまったので,ここでご紹介できるものはほとんどありません.たまたま良く撮れたものを数点載せておきます.慣れた観客の中には,特製の巨大レンズフードを水槽に押し当てて,写りこみが無いようにして撮っている人がいましたが,あれは必需品ですね.

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イルカのショウなどが無いことは大変良いと思います.これは欧米の水族館や動物園ではすでに当たり前になっているのですが,日本ではまだまだイルカやアシカのショウを客寄せに使っており,それを紹介するメディアや観客も問題意識がないのが残念です.この水族館は日本で唯一 WAZA(世界動物園水族館協会)に加盟している水族館であり,世界レベルの水族館として倫理指針の認証を得るためにも必要なことだった思います.

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この水族館は東日本大震災で津波の被害を受け,魚類のほとんどを失った後で再建されたのだそうです.入館者数があまり伸びていないのが気がかりですが,環境教育との接点を増やしていくのが良いのではないかと思います.

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GoTo トラベルのおかげで旅費はだいぶ節約できたとともに,地域クーポンをホテルの追加費用やお土産代などに充てることができたので,大変お得な旅行ができました.

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2020/06/08

コアジサシの営巣地

今日は家人の知人が案内してくれるというので,東京湾某所のコアジサシ営巣地まで車で遠出.東京湾に近づくにつれて曇っていた空が晴れ上がり,強い日差しをまともに受けるようになってしまいました.営巣地がある海岸に着いた時にはカンカン照り.

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もともと海岸だったところが埋め立てられ,それが再び自然海岸として再造成されたところへコアジサシが営巣するようになったので,自治体が保護区にしたという複雑な経緯をたどった場所です.東京湾では有数の,かつ貴重な営巣地なのですが,すぐ近くでウィンドサーフィンをする人あり,潮干狩りをする人ありで,人との距離が近いのが特徴です.この手の営巣地にとって最大の障害となるカラスなどの天敵が比較的少ないために,営巣が継続できているようです.今日も一羽のカラスが集団で追い回され撃退されていました.

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現在は繁殖期の真っ最中.求愛給餌をしているカップルもいれば,卵を抱いている個体,そして私は見ることができませんでしたが,孵ったヒナを抱いている親もいるそうです.この営巣地の特徴は,草付きの砂浜で営巣していること.ほかの営巣地ではなかなかこういう光景は見られません.草の大部分はコウボウムギのようでした.

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はるばる南半球から何千キロも海を渡って来るだけあって,アスペクト比の大きな翼,尖った尾羽,そして魚を捕まえやすいだろう嘴と,非常に格好良い姿をしています.長距離を飛べるだけではなく,旋回性能やホバリングも優秀なので,見ていて飽きません.

本来であれば,東京湾内に大規模な営巣地が何か所か欲しいところ.オリンピックのドタバタが片付いたら,東京湾に自然復元プロジェクトを走らせてほしいものです.

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2020/01/03

蓮華座

昨日1月2日は新年の恒例となっている大仏へのお参り.この大仏は,近年分派を繰り返した浄土真宗の一派,浄土真宗東本願寺派本山本願寺によって建設された,世界でも有数の大きさのブロンズ製大仏立像.当然,阿弥陀如来です.

周囲に畑や山林しかないという条件を考慮しても圧倒的な大きさで目立ち,近くで見るとますますその巨大さに圧倒されます.しかし表面のブロンズのパネルの仕上げは非常に精緻で滑らかであるため継ぎ目が目立たず,間近に見ても美しい造形を保っています.施工は川田工業.うまいものです.胎内には建設工事の様子を記録した写真が多数展示されています.

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私はこの仏像の蓮華座の造形に魅せられており,毎年訪れるたびに蓮華座の写真を撮っています.見るたびに思うのは,表面のブロンズの適度な粗さが独特の風合いと質感を与えていることです.ハスの花びらと言うよりは,竜など架空の動物の体の一部のように見えるのが不思議なところです.

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最近は仏教国の外国人観光客の来場が多く,様々な国の言葉が聞かれるようになってきました.中には大仏そっくりの顔かたちと髪の毛の人も!

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2019/05/20

高原で鳥見

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昨日は10数年ぶりに懐かしい高原を訪ね,夏鳥の姿と声を楽しんできました.標高 1,500m ほどもあるのでようやくカラマツの芽吹きが始まったところ.ミズナラなどの新緑はまだこれからなので,林の中で鳥の姿を追うにはベストシーズンです.

しかし季節の移り変わりが遅れているのか,期待していたほど鳥の密度は高くなく,またお目当てのオオジシギには会えなかったのですが,幾度もキビタキの姿を間近に見ることができたり,コサメビタキの交尾が見られたり,エゾムシクイの声を聞いたりと,楽しい高原歩きを楽しみました.

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まだ山の上には雪が残っており,杜鵑(とけん)類ではジュウイチの声が聞かれたのみだったことからも,本格的な夏鳥の到来はもう少し先という感じでした.鳥合わせの結果は39種.オオアカゲラも出たそうです.

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2019/04/09

慶應元年のお狐様

お花見の散歩のついでに近くのお寺に立ち寄った話の続きです.さらについでに,お寺のすぐ裏手の高台にある小さな稲荷神社にも行ってみました.ここには古い観音像と地蔵像があって,その味わい深さからいつも写真に撮らせてもらっているのですが,実はお稲荷さんだけあって,キツネの石像もちゃんとあるのです.

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側面に彫られている碑文を読むと,奉献されたのは慶應元年乙丑(きのとうし)の五?月.グレゴリオ暦では1865年.もう明治の直前で,慶應という元号はたった4年間しか続きませんでした.

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境内には手洗い用の石造りの桶もあって,こちらは正面に一対のキツネのレリーフが奇麗に彫られています.奉献時期は不明.地域の人たちのための小ぢんまりとした稲荷神社なのですが,江戸時代から綿々と続く歴史があることには感激させられます.

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2019/04/07

アオダイショウがこんなところに!

お寺の墓地のはずれを歩いていると,すぐ隣を歩いていた家人がびっくりして後ずさりました.何と,芽吹き始めたアジサイウツギ?の枝の間に大きなアオダイショウが丸まって日向ぼっこをしています.

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目は開けているようで,当然私達にも気が付いていると思われるのですが,ピクリともしません.何枚か写真を撮って立ち去りましたが,滑らかでつやの良い鱗が整然と生えている様は見事としか言いようがありません.実に美しいものです.

害獣のネズミを捕食することから英語では Japanese Rat Snake と呼ばれ,人間の近くで暮らすヘビとして親しまれて?いますが,特に木登りが得意で,野鳥の卵や雛を襲うことも多いので,特に有難く思われているわけでもありません.

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