四季折々

2021/09/21

まだまだツバメは残っています

ツバメの渡去の時期を知りたくて,このところ週に 3 回程度の頻度でねぐら入りを観察しに行っています.

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このところ日没時刻がどんどん早まっているのですが,きょうは日没よりもだいぶ早く現地に到着しました.日没前はスズメの群れがねぐら入りする時間帯です.今日はヨシ原に隣接してまだ稲刈りが終わっていない田んぼに数百羽のスズメが群れていました.タシギなどの採餌も活発です.

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スズメがねぐらに入ると,今度はムクドリの群れがねぐら入りを始めます.今日も合計すると数千羽がねぐらに入ったと思いますが,今日は最大の群れでも千羽程度で,小さな群れが多数ねぐらに突入していきました.

日没後かなり暗くなってから,どこからともなくツバメが集まりだし,しばらく群れて飛び回った後でヨシ原に降りていきます.今日は最盛期よりはだいぶ少ないものの,それでも千羽以上のツバメがねぐらに入ったので,まだまだ残留しているツバメは多いと思われます.

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来週にかけては気温も高めなので,ツバメはまだ残っているのではないか?ひょっとすると 9 月中には渡去は完了しないのではないか?という気すらしてきました.

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2021/09/20

1,081羽のムクドリの群れ

昨日の夕方に見たムクドリの群れの数を数えてみました.やり方は 20 日ほど前に紹介した Adobe Photoshop を使う方法です.パラメータの調整のコツがわかって来たので,操作は短時間で済みます.

画像を 16 bit に変換し,ヒストグラムを見ながら調整レイヤーのレベル補正とトーンカーブでコントラストを調整します.鳥影のシルエットができるだけ一様に,周囲より十分に暗くなるようにするのがコツです.それから自動選択ツールを使って,許容値を試行錯誤しながら,同じ暗度のピクセルの塊が選択されるように調整します.

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鳥影が選択されたら,画像を拡大して選択範囲が正しく鳥影を囲んでいるか,画像の隅々までチェックします.細かな明暗のノイズが選択されている場合もあるので,このチェックは必須です.

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それが終わったら解析ツールで選択範囲の数を数えます.こうやって数えた鳥影の数は 1,081 羽でした.ただし,鳥影が重なって 2 羽を 1 羽とカウントしているものがあるので,実際にはこの数の 5 % 増しくらいが妥当なところだと思います.

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2021/09/19

台風一過の秋の日暮れ

昨日は一日中台風で自宅に籠城.時々雨が強く降り,蒸し暑くて不快な一日でした.今朝は一転して雲が切れ,見る見るうちに快晴に変わっていきました.北東気流が強かったのですが,移動性高気圧が台風を押しのけて乾いた空気に入れ替わっており,湿度が下がって快適でした.

夕方は例によってムクドリツバメのねぐら入りを見にヨシ原へ.ちょうど月齢 12 の月が昇ってきたところでした.もうほとんど満月に見えます.

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飛行機が月面を横切ったり,はたまたムクドリの群れが月の近くを通過したり,秋の夕方はなかなか絵になります.

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そして今日もツバメが見られるか心配していたのですが,暗くなるにつれて群れは数を増し,最盛期ほどではないにせよ,数千羽の群れがねぐらに入っていきました.渡去するのはいつ頃になるのでしょうか?

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2021/09/17

秋景色いろいろ

昨日は起床時点では快晴で北東気流が強かったため,これは絶好のタカ渡り日和だと考えて,1 時間ほど車を飛ばして展望ポイントへ急いだのですが,到着してみると現地は小雨.見晴らしがよいので,遠くのほうから黒い雨雲が断続的にやってきては雨を降らせる様子がよくわかります.結局,タカはほとんど飛ばずで,少数のサシバノスリなど,数も一桁台.

夕方は近所のポイントへツバメのねぐら入りを見に出かけました.周辺の田んぼはほとんど稲刈りが終わっており,もみ殻の山を燻ぶらせていたり,中には下の写真のように落ちた藁に火をつけて燃やしていたりしました.遠くからは漁火(いさりび)に見えなくもありませんが,この季節は自宅にいてもこの煙に一晩中悩まされることがあります.

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昨日は月齢 9 で半月よりもちょっと太った状態の月が高く上がってきた頃,ムクドリやツバメが群れになってねぐらに入りだしました.しかし最盛期ほどではなく,特にムクドリは非常に少なく,またツバメも最盛期の数分の一という規模でした.ツバメは東南アジアへの渡りが始まっているはずで,間もなく姿を消すと思われます.

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2021/09/08

木星を背景にツバメが乱舞

昨日は久しぶりに一日中陽ざしに恵まれ,気温も上昇して肌寒さが解消しました.お天気が良かったことと,終息時期に興味があったので,またもツバメのねぐら入りを見に行きました.

日を替えて数回見に行った感想として,鳥たちの様子は毎回違います.ムクドリの大群が飛び回ってヨシ原に入る一方,ツバメがほとんどねぐらに入らない日があるかと思えば,その逆があったりします.この変動はどうしてなのだろうと思いますが,なかなか良い仮説を思いつきません.

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昨日は最盛期なみにツバメの数が多く,大群が乱舞してはヨシ原に急降下していきました.乱舞する間に双眼鏡を覗いていると,ちょうど東の空に高く昇ってきた木星とツバメの群れが重なって見えて,面白い光景でした.ちなみに双眼鏡でもガリレオ衛星が 3 個まで見えました.

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写真で確認すると, 4 個のうち 2 個が非常に接近していて 3 個に見えていたことがわかりました.

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2021/09/05

まだまだツバメのねぐら入り

ここ数日は茨城沖から冷たい北東気流が入り込んで,暑かった日々がウソのような涼しい日が続いています.当然ながら生き物たちも反応しているはずで,早く南に渡らなきゃ,と思っている鳥たちも多いはず.それでは一体いつごろまでツバメがいるのだろう?渡去するのはいつ頃だろう?という疑問が湧いてきます.

ということで,お天気が回復して青空が見えてきたこともあって,今シーズン何回目かのツバメのねぐら入りを見に行ってきました.

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結果は大当たり!今夕はムクドリの群れは小さかったものの,日没後暗くなるにつれてツバメは数を増し,真夏の最盛期と同じくらいの数がヨシ原に急降下して行きました.完全にあてずっぽうですが,数千羽はいたと思います.

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はや 9 月も 5 日なのですが,まだまだこれだけのツバメがいるというのは,大変面白いです.当地で夏を過ごしたツバメなのか,それとも北から降りてきた渡り途中の群れも混じっているのか?考えているだけで何も実証できないのですが,全国で毎日定点観測を続けて行けば,日本列島を渡り下るツバメの動態がわかるのではないかと思います.

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2021/09/04

ノブドウの実

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今にも雨が降り出しそうな,そして後半は細かい雨が降り出した今日のお散歩.毎年見かけるノブドウの実は白っぽいものが多くて色合いはいまいち.しかし白い実が本来の色で,虫に寄生されていると色付くそうなので,今年は寄生されたものが少なかったということでしょうか?

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2021/09/03

初秋のお散歩

8 月末に酷暑の日が続いたかと思うと,ここ 3 日ほどは 10 月を思わせる低温.秋雨前線が日本列島の南まで南下し,茨城沖から北東気流が吹き込んでいるのが原因です.これが続くとヤマセということになり,稲の生育などに影響が出てきます.

今日はお昼前後に雨が上がったので,自宅の周囲をお散歩.一気に気温が下がったので,周囲の状況がどうなっているのかも気になっていました.さすがに夏の花はほとんど終わり,秋の花が咲き始めています.

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散歩道の脇にセンニンソウが咲いていました.実はこれは有毒植物だそうです.

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マント群落ではカラスウリのウリ坊がちらほら.真夏に雌花を探して歩いた辺りにあったので,きっとうまく受粉できたのでしょう.

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クズに覆いつくされながらも,かろうじてキクイモの花が顔をのぞかせていました.

調整池の水鳥の顔ぶれは変わらず.まだカモたちは渡ってきていないようです.

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2021/08/28

ムクドリのねぐら入り

このところ暑くて出歩いていないので,ブログの記事も滞りがちです.特にここ 3 日ほどは湿度が高くて不快なことこの上なく閉口していますが,今日の夕方は家人のリクエストで再びツバメのねぐら入りを見に出かけました.

前日の情報では,万のオーダーのツバメがねぐら入りして壮観だったそうなのですが,今日のツバメの数はほぼゼロ.一体どうしたことでしょう?南帰行の途中の大きな群れがたまたま昨日立ち寄っただけだったのかもしれません.

万を超える大群を当てにしていたので肩透かしを食らった気分ですが,その代わり,数千羽のムクドリのねぐら入りを見ることはできました.こちらはツバメよりも体格が大きいので,群れになるとそれなりに迫力があります.

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夕焼雲を背景に渦を巻きながら大群が飛び回り,タイミングを見計らってヨシ原に急降下していくさまはなかなか見モノです.

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ムクドリはしばしば駅前の街路樹にねぐらを作り,うるさい鳴き声と大量の糞で迷惑がられているのですが,こういう自然のヨシ原をねぐらにしている群れもあるのです.

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2021/08/21

ドローンで農薬散布

昨夜になって強い南風がようやくおさまり,夜半には北東からの微風に変わったのですが,朝には南からの微風に変化.太平洋高気圧が少し後退しているようです.

風が弱くなって好適な条件が得られたのか,出穂した稲への農薬散布が我が家の目の前で始まりました.ここ数年は農業用ドローンが使われる場面が増えてきたことは,先月この記事に書いた通りです.

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今日飛んでいたのは,DJI 社の Agras MG-1S Advanced とおぼしき機体で,農薬散布用にアレンジされたマルチコプター.ウリは,機体からボコッと飛び出している円筒形の地形検知レーダーと障害物回避レーダーで,電線などに接触するリスクが低減されています.

ローター数は 8 個ですが,30 m 程離れたところから聞く限りは大した騒音ではありません.昔の有人ヘリコプターに比べればはるかに平和です.課題があるとすればペイロードと連続滞空時間.この機体の農薬ペイロードは 10 kg らしいのですが,今日見ていると 1 ha 弱程度の田んぼに散布するのに,2 回程度中断して農薬を補充またはバッテリーを交換していたようです.しかし一枚が小さな日本の圃場にはこのくらいがちょうどよいのかもしれません.

欧米の巨大な圃場では農業用ロボットの開発が盛んで,肥料や水分を作物の根元にピンポイントで射出するようなロボット,自動走行の除草ロボットなどが開発されています.日本の家族経営の零細な農業がこれからも持続していくためには,身の丈に合った安価な自動化・効率化が求められていると感じます.技能実習生という名の出稼ぎ労働者は,日本の低賃金に愛想をつかしていずれ来てくれなくなるので.

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