四季折々

2018/09/17

キクイモ

初秋の今頃,河原や耕作放棄地などで黄色い花をつけているのがキクイモ.クズに覆い隠されそうになっても,その高い背丈のおかげで花を突出させることができています.電車の車窓からこの花が一面に咲いているのを見ることもありますので,日本に定着した代表的な外来植物の一つであることは間違いありません.

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イモというからには,地下にデンプンを蓄えた塊茎か塊根があると思うのですが,自分で掘り出して確認したことはありません.

ところがWikipediaの記事によれば,キクイモの根茎にはデンプンは含まれておらず,多糖類のイヌリンを含む食物繊維が主成分であるとのことです.もちろん食用になり,飼料や果糖の原料にもされているそうです.

イヌリンは人間の消化器官そのものでは消化できず,大腸内の腸内細菌によってはじめて代謝され,かつ低カロリー.またカルシウムやマグネシウムの吸収を促進し,腸内細菌(特にビフィズス菌)の活動を増進させるとのことです.

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2018/09/16

クズの花咲くころ

今年の夏は猛暑が続いたものの,9月に入ると猛暑はおさまり,初秋らしい日々が続いています.初秋というのは気温は低めながらも秋雨前線がウロウロしているということなので,当然湿りがちで湿度が高い日が多いということになります.

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この時期は,夏の間に光合成でたっぷりと養分を蓄えた植物たちの実りの時期でもあります.我が家の周辺では,はびこり過ぎているクズが花をつける時期に当たります.クズは塊根にたっぷりとデンプンを蓄えているはずなのですが,地上では赤紫色の豪華な集合花を咲かせ,ブドウに似た香りを放って存在をアピールしています.

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今日,クズの根茎を掘り出してデンプンを取ることはなく,またクズの長く丈夫な地上茎を農作業用の紐として使うこともないため,クズは大いにはびこり日本全国を覆いつくそうとしているのですが,これを何とか抑制するような手段は無いものかと毎年夏になると思います.日本では古くからデンプン源や薬,繊維として活用され,人名に使われるほど親しまれてきた植物なのですから,名誉ある活用法を考え出せないものかとも思います.

アメリカ南部ではすでに完全に定着してはびこり,有害外来生物の烙印を押されているので,そのうちアメリカで何らかの薬剤か生物農薬が開発されるのではないかと予想しています.

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2018/08/18

ねぐら探しは空振り

昨日の夕方は夏恒例のツバメのねぐら探し.昨年夏,それまで毎年ねぐら入りを楽しめた湖畔のアシ原にツバメが集まらなくなったので,気を揉みながら再度挑戦しに行きました.

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例年のように,空の広い湖畔で夕暮れを楽しみ,暗くなるのを待ってツバメの様子を見守っていたのですが,今年も完全に空振り.どうやら昨年からねぐらを移動したようで,このアシ原は今はねぐらとして使われなくなったようです.

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それでも,サギ類,スズメなどはアシ原をねぐらとして利用し続けており,暗くなるころにはゴイサギの群れが出勤して行ったのですが,全体に鳥影が薄く,生き物の数が減ってきたように感じられるのが大変気になります.

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2018/08/17

ついに秋風

本日未明,ついに待ちに待った秋の寒冷前線が本州を横断して南下しました.大雨に見舞われた東北地方の方々には気の毒でしたが,これで大陸の乾いた秋の空気がどっと本州に流れ込み,今朝はまるで高原にいるかのような快適な気温と湿度です.この幸運を大いに生かして溜まっていた雑事を片付けたいと思います.

もっとも,このさわやかさを味わえるのは本州の東半分.西日本は暖気一掃とまではいかず,これからも厳しい残暑が残るはずです.東日本は真夏でもときどき寒気が入ってくるので,ほっと一息つける日々があるのですが,私の九州での経験では,9月いっぱいは真夏です.

それにしても,今日は久しぶりに気持ちがいい.

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2018/08/15

湿った風でも無いよりまし

昨日の日中は湿度が高いうえに気温も上がって不快なことこの上なく,午後はいつものようにエアコンを点けた室内に閉じこもっていました.夕方近くになって部屋を出てみると,部屋の中とさほど気温差がありません.あれ?

開け放してある窓際に行ってみると南風がびゅうびゅうと吹き渡り,たっぷりと湿った空気ではあるものの結構涼しいではありませんか.強風のおかげで室内や小屋裏にたまった熱気を吹き飛ばしてくれたのでしょう.西の空を見ると,三日月が金星に近づいていたので,久しぶりに星の写真を撮ってみました.

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湿度が高くても適度に風が吹くのはありがたいものです.おかげで昨晩は扇風機を点けずに眠ることができました.夜半にふと目が覚めて窓越しに空を見上げたその瞬間,太く明るく光る流れ星が空を走りました.ペルセウス座流星群

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2018/06/13

アジサイ再び

台風が日本の南海上を通過して梅雨前線の活動が活発になり,ここ二日ほどは涼しく湿ったお天気だったのですが,今日はお昼ごろからようやく日差しが戻り,たっぷりと日射が届くとともに気温も上がってきました.

ふと気が付くと日が傾きだしているので,慌てて庭のアジサイの写真に再チャレンジ.青空が広がっているので日陰の色温度は大変高く,ホワイトバランスを “日陰” にして試し撮りしてみたのですが,青い花がピンクになってしまってあまり調子が良くありません. “太陽光” で撮ったものが実物の印象に近いのですが, “オート” で撮ったものとほとんど同じなので,結局はカメラに任せてしまいました.この辺りは,対象によって,そしてまた日によって異なってくるので,試し撮りは重要だと思います.

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アジサイ自身はすでに盛りを過ぎて花弁の痛みが目立つようになってきましたが,まだ何とか持ちこたえている段階.あと数日もするとシミや穴や傷が目立つようになってくるので,これが最後のチャンスです.

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私がこだわっている花弁のテクスチャは何とか表現できたのではないかと思いますが,陰影や立体感はどうもいまいち.光をもっとうまく演出しなければならないのでしょうが,私の実力をはるかに超えるので,この辺りで妥協しようと思います.

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2018/06/05

アカンサスの花穂伸びる

これも例年紹介しているアカンサスの花.例えば昨年の記事はこちら.今年も花穂がシューッと伸びてきて,花をつけ始めました.この花が咲き始めるとさわやかな初夏はそろそろ終わり,蒸し暑くなって本格的な暑さの季節がやってきます.

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最初は一株だけだったこの植物,今では数株に増えて庭のあちこちで背の高い花穂を伸ばしています.

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2018/06/04

梅雨入り前の好天

日本の南海上にはすでに梅雨前線が形成されて北上の機会をうかがっているので,もう間もなく関東地方も梅雨入りするのではないかと思いますが,ここ数日ほどは好天が続いています.湿度も低く,非常のさわやか.この貴重な好天は大いに楽しむべきでしょう.

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我が家の庭ではアジサイが満開に近づいてきました.わたしは例年,このホンアジサイではないガクアジサイの花の写真を撮ることにしていたのですが,昨年くらいからガクアジサイの元気がなくなり,今年も花の付きが良くありません.周囲の植物が育ってきたので,日照や養分が足りていないのかもしれません.

アジサイは雨に似合う花ではありますが,好天の下でも十分に楽しめる大ぶりの花です.しかし直射日光が当たっているときに写真を撮ると,コントラストが強すぎて花弁表面の微妙なテクスチャが失われてしまいます.アジサイの花弁は,このテクスチャにこそ特有の色気があるので,これを失いたくありません.

今回の写真は完全な日陰にあるものを撮ったので,この場合もテクスチャの表現がいまいちです.色温度の設定にも不満が残ります.理想的には薄曇りくらいの光が良いと思いますが,レフ板を使ったり,ディフューザ付きのストロボ光を使うのも良いと思います.ただしその分手間はかかるので,手軽なスナップというわけにはいきません.

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2018/05/22

センダンの花が満開

今日は朝から鳥の調査の下見で里山を2時間ほど歩きました.歩き終わって森林公園の縁で休憩していると,目の前に白っぽい花が満開になった大きな木があることに気が付きました.

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これはセンダン.私が通っていた九州の保育園の庭にもあった木で,黄色い実がなるとそれを取って遊んだりしていました.水に入れると石鹸のような泡が立ちます.でも花をちゃんと見たのはこれが初めて.保育園児の時は視点が低すぎて花が目に入らなかったのでしょうか?

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“栴檀(センダン)は双葉より芳し” ということわざがありますが,花が満開の割には何の香りも漂ってきません.変だなぁと思っていると,Wikipedia によれば,これはセンダンではなくビャクダンのことだそうです.へぇ?知りませんでした.中国ではビャクダンのことを栴檀というのだそうです.

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ジューンベリーが豊作

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一昨年,若木の状態で我が家にやって来たジューンベリー.昨年は実をつけたものの,葉を毛虫に食われて散々な状態になってしまいました.翌年実をつけるのかと気をもんでいたのですが,今年は豊作.丈も高くなり,体格が二回りくらい大きくなった感じです.青い実も二日程度で真っ赤に熟すので,初夏の庭先を美しく彩ってくれます.

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早春に寒肥をたっぷりとやったのが良かったかな?

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