気象

2018/08/17

ついに秋風

本日未明,ついに待ちに待った秋の寒冷前線が本州を横断して南下しました.大雨に見舞われた東北地方の方々には気の毒でしたが,これで大陸の乾いた秋の空気がどっと本州に流れ込み,今朝はまるで高原にいるかのような快適な気温と湿度です.この幸運を大いに生かして溜まっていた雑事を片付けたいと思います.

もっとも,このさわやかさを味わえるのは本州の東半分.西日本は暖気一掃とまではいかず,これからも厳しい残暑が残るはずです.東日本は真夏でもときどき寒気が入ってくるので,ほっと一息つける日々があるのですが,私の九州での経験では,9月いっぱいは真夏です.

それにしても,今日は久しぶりに気持ちがいい.

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2018/07/16

酷暑の夕暮れ

酷暑が続いています.太平洋高気圧が日本全体を覆うほど勢力が強く,かつ上層にはチベット高気圧が張り出しているから,と説明されているのですが,これだけでは全く理解できません.太平洋高気圧は小笠原諸島付近に形成され,昔は小笠原気団と呼ばれていたものです.これがなぜ勢力を強めているのか,フィリピン東海上はどうなっているのか,日本全体を覆うほどになっているのに,なぜこれだけ湿度が高いのか,上層のチベット高気圧がなぜ影響を与えるのか,などなど疑問に思うことがたくさんあります.気象情報はもう少し解説のレベルを上げ,より正確で論理的な説明をしてほしいと思います.

Stars_2018_0006m

このような暑い日の夕暮れに,三日月と宵の明星が並んでいたので写真に撮ってみました.これから三日月が太っていき,やがて木星や土星,さらに大接近中の真っ赤な火星にも接近してくれると,また面白い画が撮れるのではないかと期待しています.

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2018/04/07

春の暴風

昨日,4月6日は低気圧が日本海に入り,それに向かって南風が吹き荒れて,日本の広い範囲で春の暴風となりました.このところ干天続きで畑の土が乾いていたため,台地の上の畑作地帯では砂塵がすごかったのではないかと思います.また倒木が電線を切ったり,電車の架線に農業用プラスチックフィルムが引っかかったりして,停電や電車の運休になったところもありました.

この現象は春先には頻繁に起こる風物詩のようなもので,特に珍しいものではないのですが,それでも一日中強風が吹いて電線がうなり,埃っぽいので外出すると目がゴロゴロし,落ち葉や千切れた花弁が大量の吹き溜まりを作ったりするので,無いにこしたことはありません.

なぜ低気圧が日本海に入ったくらいでこのように強風が吹くのか,天気予報できちんとした解説を聞いたことはありません.春先に低気圧が日本の南岸を進んで発達した場合は「南岸低気圧」と言って,関東地方に大雪を降らせることがありますが,このときも低気圧の南西側ではこのように強風が発達するのでしょうか?何とも不可解.

気象学的には今回のような低気圧のことを「日本海低気圧」と呼んでいますが,これでは単なる一般名詞としか思えません.もう少し気の利いた命名はできないものでしょうか?そもそも南岸低気圧と日本海低気圧は本質的に異なるところがあるのでしょうか?

下の写真は我が家に一昨年植えた若木のジューンベリーがつけた花.きれいな花が咲きましたが,この春の嵐で花弁がなくなってしまいました.ちゃんと実をつけるか心配です.

Springhome_apr2018_0012m

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2018/02/25

フキノトウが上がってきた

今シーズンの冬は気温が低めで,そのためにいろいろな植物の春の兆しが遅れています.それでもウメは本格的に咲き始めましたし,我が家の庭ではフキノトウが先週末から上がりだし,完全に薹(とう)が立ってしまったものもあります.こうなるともう食べられないので,地面からわずかに顔を出したばかりものを物色する必要があります.この辺りはタケノコ掘りと似ていますね.

Winterhome_feb2018_0005m

春が近づいてきた明確な証拠は,冬型の気圧配置が長続きせず,天気が周期的に変化するようになったことです.しかし関東地方ではこのために日射量が減って,かえって寒い日が多くなるという逆説的な効果もあり,なかなか難しいところです.今日はまさにそのようなお天気.

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2017/11/28

寒気が入って?波状の雲

先週末に散歩をした時のスナップの続きです.空を見上げると非常に高いところに波状雲が連なっているなぁと思っていたのですが,数分後に再び見上げると,波の波長が非常に長い波上雲が発達していました.よく見ると,大きなスケールの波の中にさらに小さなスケールの波が発達していて,大変興味深いです.小さなスケールの波はおそらくケルビン・ヘルムホルツ型不安定性によるものだと思います.さほど珍しくはなく,このブログでも過去に何度か紹介したこと(*1 *2)があります.

Fallaroundhome_nov2017_0128m

一方,波長が長いものは,ケルビン・ヘルムホルツ不安定にしては波長が長すぎるように思います.これはひょっとして内部重力波ではないでしょうか?しかしこの雲は数分後には崩れてしまいました.大陸から強い寒気が流入してきて1日程度経っていますので,寒気の吹き込みそのものによるものではないと思いますが,上空の成層の具合やシアーによってたまたまできたのでしょうか?山脈のようなものがなくても,内部重力波が励起されるのかなぁ?

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2017/09/03

絶好の秋晴れ散歩

今日は早朝から快晴で,気温と湿度も低め.かつ昨日の雨で地面はまだしっとりと湿っており埃も立ちません.こういう時が絶好の散歩日和.家人がクリの実を探したいというので,朝早めに近隣の森林公園を散歩しました.

Takasakiforest_sep2017_0011m

谷津田の稲は黄色く色づいたものが多く,すでに稲刈りが始まっています.コンバインを運転してきた農家の人と言葉を交わしましたが,まだ朝露で稲が湿っているので,もう少ししてから刈り始めるとのこと.

田んぼの縁や農機具を下ろす斜路のあたりの稲は,すでに手刈りしていくつもの小さな束にまとめてありました.これを自転車に乗せて帰っていくお婆さんがいたのですが,これは神事かお供えに使うものなのでしょうか?

Takasakiforest_sep2017_0003m

休耕田のある区画にはこのところコガマの立派な群落が成長しており,なかなかいい絵になります.

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2017/09/02

台風が東海上を通過中

大型の台風15号,アジア名Sanvuが日本列島の東海上を北北東に向けて通過中です.台風は反時計回りに渦を巻いているので,東海上を通過するときは,速度ベクトルが相殺されて,その西側にはあまり影響を及ぼしません.そのお蔭で,関東地方に対しては,涼しい北東気流が入ってくる以外は,ほとんど悪い影響はもたらしませんでした.

Nonta_2017_0047m

明日は台風も抜けて,陽光が戻ってきそうです.それに伴い気温も上昇する予報ですが,真夏のような30度を超えるような気温ではなく,28度程度の穏やかな陽気になる予想です.

このまま,秋に入ってくれれば良いのですが,ひょっとする暑さのぶり返しがあるのかもしれません.

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2017/08/27

秋の空気に包まれた

大陸沿海州から長大な寒冷前線がゆっくりと下りて来て日本海側に大雨を降らせましたが,関東に達するころには雲も厚みを失い,昨日はほんのちょっぴり雨が降っただけでした.関東地方は今朝から完全に前線の北側に入り,乾いた涼しい空気にすっぽりと包まれて快適です.

午前中から日差しに恵まれているのですが,気温も湿度も控えめなので,まさに秋の空気に包まれた感じです.この夏初めての寒冷前線通過だと思います.

というわけで,今日は部屋の物入れの扉を開け放して湿気取り.カメラやレンズも一つずつ収納袋から取り出して埃を掃って虫干しをしました.点検の結果,いずれにもカビが生えていなくてほっとしました.もう10年以上前に購入したレンズもあるのですが,私は防湿庫というような贅沢なものを持っていないので,梅雨から夏の時期には毎年カビのことが気になっています.

よく言われることですが,光学機械のカビを防ぐ最も良い方法は,物入れの奥にしまい込むのではなく,すぐに手の届くところに置いて日常的に使うこと.この場合,汗や手垢は当然付くので,日々の手入れはもちろん必要となり,この日々の手入れによってカビも防ぐことができるというわけです.

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2017/08/20

雨ばかりの夏休み

関東地方の今年の夏は,10年に一度かそれ以上という程度の冷夏だったと後に振り返って言うことになるのではないかと思います.私は本日までの10日間が夏休みだったのですが,日差しを見たのはほんの僅かで,毎日雨に降られるか,どんよりとした曇り空で湿度の高い日が多かったように思います.

天気図を見ると,太平洋高気圧の張り出しが弱く,オホーツク海高気圧が南まで張り出して,いわゆるやませを東北から北関東地方に吹かしている影響が大きいと思います.この北東気流は冷たい海上を吹き渡るうちに海霧を発生させ,それが雲となって日射を遮り,涼しく湿った風を太平洋沿岸に吹き付けます.

毎年の夏や冬の天候がどれほど典型的な「型」に沿っているか否かは,私たちの生活に直結しています.というのも,私たちは知らず知らずのうちに,典型的な型が正常で,それから外れたものには「異常」というラベルを張りがちだからです.毎年8月の天候は実は千差万別,日照りの年もあれば,今年のような梅雨のような年もある,その中間の年もある,それが真実であるはずなのですが,私たちは典型(平均とは限らない)を求め,それを基準に計画を立て,吉凶を判断しがち.そのような習性からすると,今年の夏は明らかに異常な夏と分類されるでしょう.

しかし長い期間の平均をとると,江戸時代から明治にかけての低温傾向はすでに終息し,夏はどんどん暑くなっているのが現実です.農業技術の進歩で過去のような飢饉になるほどの不作も起きません.

私はもともと暑さが苦手なので,今年のような冷夏はむしろ歓迎.暑い夏を待望する論調のメディアを見かけますが,それには反対です.あと数10年もすれば,関東地方でも真夏の最高気温は37-8度が当たり前になるでしょうから,むしろ今の農作物が作れなくなることのほうを心配すべきです.地球温暖化の最大の悲劇は,農作物や漁獲の産地移動とそれに伴う食糧紛争だと思いますが,それを声高に警告するメディアはほとんどありません.

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2016/10/15

ようやく秋晴れ

暑く湿った長い秋雨がようやく終わり,今日は今シーズン最初の乾いた秋晴れの一日でした.

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我が家の庭では,3週間ほど前から咲き始めた秋を代表するシオンには,チョウやハチが忙しそうにやって来ていて,さらにそれを狙うカマキリの♀が目立ちすぎるほど目立っていて,長過ぎた秋雨の季節の間に失ったものを今取り戻そうと懸命になっている姿が痛々しいほどでした.

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