天文・宇宙

2021/09/08

木星を背景にツバメが乱舞

昨日は久しぶりに一日中陽ざしに恵まれ,気温も上昇して肌寒さが解消しました.お天気が良かったことと,終息時期に興味があったので,またもツバメのねぐら入りを見に行きました.

日を替えて数回見に行った感想として,鳥たちの様子は毎回違います.ムクドリの大群が飛び回ってヨシ原に入る一方,ツバメがほとんどねぐらに入らない日があるかと思えば,その逆があったりします.この変動はどうしてなのだろうと思いますが,なかなか良い仮説を思いつきません.

Fallaroundhome_sep2021_0079m

昨日は最盛期なみにツバメの数が多く,大群が乱舞してはヨシ原に急降下していきました.乱舞する間に双眼鏡を覗いていると,ちょうど東の空に高く昇ってきた木星とツバメの群れが重なって見えて,面白い光景でした.ちなみに双眼鏡でもガリレオ衛星が 3 個まで見えました.

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写真で確認すると, 4 個のうち 2 個が非常に接近していて 3 個に見えていたことがわかりました.

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2020/12/20

土星と木星の四大衛星

冬至の前日,最接近を迎えた木星土星の写真を,デジカメの手持ち撮影でぎりぎり狙ってみました.35 mm 換算の焦点距離は 600mm なのでそれほど解像できるわけではありませんが,それでも,木星の円盤像,土星と輪の円盤像,そして木星の四大衛星を捉えることができました.もちろん思い切り露出補正をかけ,さらにフォーカスの試行錯誤のために何十枚も撮った中でたった一枚の成功です.

Starsplanets_2020_0029m

本来であれば,三脚に据えたもう少し長い望遠レンズ,または天体望遠鏡の直焦点に一眼カメラを取り付けて撮るべき対象ですが,毎日散歩に持ち出しているカメラでここまで撮れるとは,よい時代になったものです.

子供のころ,買ってもらったばかりの天体望遠鏡で土星を視野に入れ,リングが見えたときの感動は今でも忘れられませんが,あの時の感動が戻ってきた感じです.

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2020/12/17

木星,土星,月

明日,明後日ころに木星土星が見かけ上非常に接近します.木星の4大衛星の軌道の内側に土星が見えるはずで,こういうことは200年ぶりだとか.

Starsplanets_2020_0004m

今日はその前夜祭ということで,細い月と木星,土星が近づいています.寒く風の強い冬の夕方ですが,明日こそは身支度をして木星と土星を狙いたいと思います.

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2020/01/12

懐かしのベネット彗星

数年前に実家を整理した時に発掘した古いアルバムの中から,私が中学生の時に撮って,自分で現像・プリントしたベネット彗星の写真が出てきました.

1970年3月末ころだったと思いますが,早朝の犬の散歩に出歩いていた母から彗星が見えると教えられ,起きてみてびっくり!巨大な彗星が明け方の東の空に垂直に突っ立っていました.明るさも十分で,三脚に固定したカメラで十分に写りました.レンズはニッコールS 50mm/F1.4,フィルムはトライX,現像はパンドールだったと思います.

Img_20200110_00092

明瞭なダストテイルだけではなく,うっすらとイオンテイルも写っています.

20世紀で最も明るくなった彗星の一つで,私自身最も印象深く覚えている彗星です.もうこういう彗星を見ることはないのでしょうか?

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2019/11/29

冬の夕暮れに惑星が大集合

このところぐずついて寒い日々が続いていたのですが,冬型の気圧配置となって今日はようやく冬晴れ.午前中は北風が強かったのですが,午後からは穏やかになりました.

夕方,西の空は冬晴れ特有のオレンジから紺色へのグラデーション.非常に美しいです.月齢 2.7 の細い月とともに,月の右下には明るく輝く金星,さらに右下に明るい星.ん?水星にしては高度が高すぎるし,明るすぎる,何なんだろうと思って調べてみると,なんと木星でした.星座はいて座.こんなところにいたのですね.

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実は月の左上には土星もいたのですが,トリミングしたので上の写真には写っていません.これで火星でも近くにあったら “惑星直列!” だったのですが.

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2019/02/01

月と明けの明星と

数日前から,細っていく明けの明星に近づいていくのに気づいていたのですが,今朝がそのクライマックスでした.昨夜からの雪が夜半に止んで,早朝には快晴だったことも素晴らしい.

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目覚めるとすぐに東の空を確認し,慌てて写真を撮ったのですが,暗がりの中で設定をいじるのに失敗し,ちょっと露出オーバー.またこのレンズの特性なのかパープルフリンジが目立ち,手振れも加わってよい写真にはなりませんでしたが,まあ今年最初のアルテミスビーナスの邂逅です.右端のやや暗い星は木星


一昨日から Windows Update に接続できなくなっている現象は,私以外のユーザでも多発しているらしく,どうやら日本マイクロソフトのデータセンターが何かやらかしたらしい.Windows Update に接続できないだけではなく,ソフトウェアをインストールしようとするとスマートスクリーンが起動できないという訳の分からないメッセージが出たり,Realtek のオーディオドライバが起動時にエラーメッセージを吐いたりと,奇怪な現象をもたらしています.現時点でも不具合は継続しており,困ったものです.

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2018/08/15

湿った風でも無いよりまし

昨日の日中は湿度が高いうえに気温も上がって不快なことこの上なく,午後はいつものようにエアコンを点けた室内に閉じこもっていました.夕方近くになって部屋を出てみると,部屋の中とさほど気温差がありません.あれ?

開け放してある窓際に行ってみると南風がびゅうびゅうと吹き渡り,たっぷりと湿った空気ではあるものの結構涼しいではありませんか.強風のおかげで室内や小屋裏にたまった熱気を吹き飛ばしてくれたのでしょう.西の空を見ると,三日月が金星に近づいていたので,久しぶりに星の写真を撮ってみました.

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湿度が高くても適度に風が吹くのはありがたいものです.おかげで昨晩は扇風機を点けずに眠ることができました.夜半にふと目が覚めて窓越しに空を見上げたその瞬間,太く明るく光る流れ星が空を走りました.ペルセウス座流星群

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2018/07/16

酷暑の夕暮れ

酷暑が続いています.太平洋高気圧が日本全体を覆うほど勢力が強く,かつ上層にはチベット高気圧が張り出しているから,と説明されているのですが,これだけでは全く理解できません.太平洋高気圧は小笠原諸島付近に形成され,昔は小笠原気団と呼ばれていたものです.これがなぜ勢力を強めているのか,フィリピン東海上はどうなっているのか,日本全体を覆うほどになっているのに,なぜこれだけ湿度が高いのか,上層のチベット高気圧がなぜ影響を与えるのか,などなど疑問に思うことがたくさんあります.気象情報はもう少し解説のレベルを上げ,より正確で論理的な説明をしてほしいと思います.

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このような暑い日の夕暮れに,三日月と宵の明星が並んでいたので写真に撮ってみました.これから三日月が太っていき,やがて木星や土星,さらに大接近中の真っ赤な火星にも接近してくれると,また面白い画が撮れるのではないかと期待しています.

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2017/01/02

月と金星

今年のお正月は非常に穏やかなお天気で,快適に過ごすことができています.元日はまさにその究極の一日で,朝から快晴で風も弱く,日溜まりではポカポカと暖かく,午後は暖房が要らなかったほどです.

今日,1月2日は朝から雲が多かったのですが,途中でいくらか日差しにも恵まれ,暖かく過ごすことができました.初詣に出かけても全く寒さを感じることなく過ごすことができましたので,今年は今のところは暖冬傾向ということができるのではないでしょうか?

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一昨日に気が付いて毎日記録を取っていた金星のランデブーですが,今日は二つの星が非常に接近していて,近年稀に見るランデブーではなかったかと思います.月の地球照も美しく,お正月の最高のプレゼントとなりました.

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2016/12/31

最後の最後に

今日は朝から快晴で,しかも昨日からの風も収まり,まさに穏やかな年の瀬になりました.風がないので午前中に外を歩いても日向ではポカポカと暖かく,久しぶりに我が家で迎える大晦日お正月を思うと,寒空に忙しくしていた例年の年末が嘘のようです.

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さらに,ちょうど昨日が新月だったので,今日は非常に細い月が夕方の空にかかりました.宵の明星が離れた位置にありますが,これは明日1月1日はもっと近づくはずで,明日はこの写真を狙うことにしましょう.

今日の夕方感じたことですが,先週の冬至の頃に比べると,ほんの僅かながら日の入りの時刻が遅くなったように感じます.これは気分の問題ではなく,日本では日の出が最も遅いのは冬至の約半月後,日の入りが最も早いのは冬至の約半月前だそうで,従って冬至から1週間経過した大晦日では,日の入りがそれだけ遅くなっているということです.

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年の始まりをいつの時点にするのか,古代文明ではいろいろ考えたことだろうと思いますが,最も単純で実際多かったのは冬至を新年とする暦だったと思います.しかし,今日っ使用されているグレゴリオ暦はそうなっていません.これは,復活祭春分の日に合わせることから来ているようです.

しかし,宗教的な要素を取り除いて考えたとしても,昼間の長さが最も短い日から起算するよりは,ほんの僅かではあるものの,一日の長さが長くなり始めた冬至から1週間ほど経った今頃を新年とするほうが,新たな年を迎える気分になれたのではないでしょうか?

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