天文・宇宙

2017/01/02

月と金星

今年のお正月は非常に穏やかなお天気で,快適に過ごすことができています.元日はまさにその究極の一日で,朝から快晴で風も弱く,日溜まりではポカポカと暖かく,午後は暖房が要らなかったほどです.

今日,1月2日は朝から雲が多かったのですが,途中でいくらか日差しにも恵まれ,暖かく過ごすことができました.初詣に出かけても全く寒さを感じることなく過ごすことができましたので,今年は今のところは暖冬傾向ということができるのではないでしょうか?

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一昨日に気が付いて毎日記録を取っていた金星のランデブーですが,今日は二つの星が非常に接近していて,近年稀に見るランデブーではなかったかと思います.月の地球照も美しく,お正月の最高のプレゼントとなりました.

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2016/12/31

最後の最後に

今日は朝から快晴で,しかも昨日からの風も収まり,まさに穏やかな年の瀬になりました.風がないので午前中に外を歩いても日向ではポカポカと暖かく,久しぶりに我が家で迎える大晦日お正月を思うと,寒空に忙しくしていた例年の年末が嘘のようです.

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さらに,ちょうど昨日が新月だったので,今日は非常に細い月が夕方の空にかかりました.宵の明星が離れた位置にありますが,これは明日1月1日はもっと近づくはずで,明日はこの写真を狙うことにしましょう.

今日の夕方感じたことですが,先週の冬至の頃に比べると,ほんの僅かながら日の入りの時刻が遅くなったように感じます.これは気分の問題ではなく,日本では日の出が最も遅いのは冬至の約半月後,日の入りが最も早いのは冬至の約半月前だそうで,従って冬至から1週間経過した大晦日では,日の入りがそれだけ遅くなっているということです.

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年の始まりをいつの時点にするのか,古代文明ではいろいろ考えたことだろうと思いますが,最も単純で実際多かったのは冬至を新年とする暦だったと思います.しかし,今日っ使用されているグレゴリオ暦はそうなっていません.これは,復活祭春分の日に合わせることから来ているようです.

しかし,宗教的な要素を取り除いて考えたとしても,昼間の長さが最も短い日から起算するよりは,ほんの僅かではあるものの,一日の長さが長くなり始めた冬至から1週間ほど経った今頃を新年とするほうが,新たな年を迎える気分になれたのではないでしょうか?

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2016/01/10

夜明けの天体ショー

暖冬が続いていますが,時々寒気が入って冬本来の寒さの日が来ています.こういう日がつらいのは,早朝の通勤があるからです.真っ暗なうちに眠くて寒いのを押して起きだし,朝食を済ませるとそそくさと家を出なければなりません.一年で最もつらい通勤の時期なのですが,時には楽しみもあります.

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先週は,明け方の東の空で月と金星がどんどん接近していく様を毎朝楽しむことができました.細っていく月の地球照も美しく,こういう美しいものが見られるのならば,少々霜が降りたくらいの寒さは気になりません.

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2015/12/23

火球!

昨日は冬至でした.昼間の長さが一年で最も短くなる日,なので日の出も最も遅い日,かというとさにあらず.なぜかというと,うまく説明できないのでこちらの解説記事をご覧ください.

そういうわけで,毎朝私が家を出る6時過ぎは,この季節では薄明が始まったころ.駅まで歩いているうちに空が次第に白んでくるという時間帯です.

冬至の昨日,家を出て2,3分,団地の境界を出るあたりで,東北の空に明るい恒星を見つけました.最初は人工衛星かと思ったのですが,ゆっくりとでも動いていないので ISS である可能性は即却下.では一体何だろう?と思ったのですが,星座を確認するには空が白み過ぎていてどの星座の星かわかりません.きちんと見えているのは明けの明星と火星と木星くらい.そのような空の明るさの中で見える星は1等星かそれよりも明るい星のはず.星の色も青白く見えたので,冬の明け方の東北の空ということで,こと座ヴェガと仮置き.

と,そのとき,0.2-3秒くらいの間の出来事だったのですが,青白く,非常に明るく輝く流星が視界の中を流れていきました.流れる途中で爆発的に明るくなりましたが,流星痕は残らず.特徴的だったのは流れる速度が非常に速かったこと.流星の中には非常に明るく火花を散らすようにゆっくりと流れる火球と呼ばれるものもあるのですが,今回のこいつは非常に速かった.地球の公転・自転の速度に対して逆向きに飛び込んできたのかもしれません.明るさは火球クラスと言ってよいと思います.

12月15日がピークとされていたふたご座流星群のはぐれ者だったのでしょうか?ちょっと得した気分で一日を始めることができました.

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2014/03/01

月と金星のデート再び

ちょうど一か月前に "明け方の天体ショウ" として金星の接近の様子をお伝えしましたが,それから一月後,再び月と金星が接近している姿を見ることができました.今回のほうが見かけ上近づいているように見えます.

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ただし,季節が一か月進んでいるので,日の出の時間が30分ほど早まっており,前回よりも明け方の薄暮が速く始まっているので,それだけ早起きしなければ子の天体ショウを見ることは難しくなっています.

来月の新月前にはこのような接近が見られるでしょうか?月による金星の掩蔽になるほど接近する可能性は少ないと思いますが.

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2014/02/01

明け方の天体ショウ

毎日夜明け前に家を出て通勤する人たちにとって,先週は気がかりな週だったはずです.なぜならば,明けの明星こと金星と,細った下弦とがかなり接近していたからです.

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地球照も美しく見えたのですが,写真に撮るときには,画面全体の露出を金星,月,地球照,空の薄明の全てに合わせることはできないため,バランスを取るのは結構難しいです.

もっと接近すれば月による金星の掩蔽(えんぺい)となるのですが,残念ながらそこまでは接近しませんでした.それにしても,毎朝寒さに震えながら歩いているときに,こういうものを見られるのは支えになります.

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2012/12/16

小春日和のような一日

昨日土曜日は曇り時々雨というお天気で,暗い空から冷たい雨が降る陰鬱な一日だったのですが,明けて今日は朝から快晴で暖かく,まるで11月の小春日和のような一日でした.今日を逃すともうチャンスは少ないだろうと思い立って庭木の手入れを行ったのですが,正解だったと思います.

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夕方になると,細い月が西の空に沈んでいきました.つい先日明け方に見た月が,夕方の空に見えるようになるというのも,当たり前ながら不思議な感じがします.

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2012/12/13

明けの明星と新月直前の月

冬至に近づくにつれて日の出がどんどんと遅くなっており,長距離通勤をする者として太陽が昇る前の薄暮の頃に家を出ることが多くなりました.このところ,明け方の東の空には明けの明星がギラギラと輝いて非常に目立っているのですが,今週前半は新月直前の非常に細くなった月が明けの明星とランデブーしていました.

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当地の明け方は連日氷点下まで下がっており,非常に寒いのですが,それでも東の空にこのような美しい天体を眺めながら出勤できるのは幸せです.

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2012/08/05

この見慣れない星の配置は?

毎晩,十分に日が暮れた後の夜空を眺めながら帰宅するので,季節ごとの星座の移り変わりを楽しむことが出来るのですが,このところ,南の空に妙に見慣れない星が見えます.てんびん座の西側,おとめ座の辺りなのですが,明るい星が二つ,南北に縦に並んでいます.一つは青白く,もう一つは赤みを帯びています.それらの西側にも明るく赤い星が一つ.いずれも1等星かそれ以上の明るさ.

Spica_mars_saturn

青白い星はおとめ座のスピカだろうとすぐに目星が付くのですが,残り二つがわかりません.というわけで,星空シミュレータソフト "Stellarium" を動かして調べてみたのが下の画像です.星空を斜めに突っ切っている赤い線は黄道

スピカと南北に並んでいたのは土星でした.へー,土星って今頃このあたりにいるのですね.西側の赤い星はやはり火星でした.黄道上にはこのように惑星がうろうろしているので,都会の明るい星空で見える星の数が少ないと,星座を見誤ることもあるので要注意.

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