自然

2017/09/17

ウリ坊は少なめ

昨日の午後散歩をした折,毎年秋になるとカラスウリを探す場所に立ち寄ってみました.この時期には熟す前のウリ坊状態のカラスウリの実が見られるはずだからです.しかしこの夏の天候は非常に不順で雨ばかりだったので,実際にどの程度見られるか不安でした.かつ,昨年はこの10年程度でもっともカラスウリが不作の年だったので,そこからどの程度回復したのかも確認しようと思っていました.

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行ってみると,カラスウリは非常に少なめ.昨年よりはマシのようですが,例年よりは非常に少ない感じです.カラスウリはマント群落に繁茂するのですが,夏の下草刈りでこのマント群落がどの程度影響を受けたのかも関係しているのかもしれません.一つだけ,青々つやつやした健全なウリ坊を見つけたので,写真を撮ったのが上の写真です.秋になるにつれて,もっと多くの実がぶら下がるようになることを祈っています.

一方,ススキが開花していました.これから種が熟して穂が開いてくるはずで,穂がふさふさした状態になるにはもう少し時間がかかりそうです.

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2017/09/16

キクイモの花が盛り

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クズの花とほぼ同時に咲き誇るのがキクイモです.すでに盛りを迎えており,関東地方ではあちこちで黄色い花を見ることができます.クズと同一の群落を作ることもあり,結構なボリュームのマント群落に成長することがあります.

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名前の通り,これから塊茎ができて,それが食用になるのだそうですが,このイモにはデンプンはほとんど含まれていないそうです.

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クズの花が満開

台風が接近中で,かつ梅雨前線の活動が活発になりそう,という予想だったのですが,本日の日中は何とか雨は降らずに済みました.これ幸いと,光線の具合は良くないながらも,自宅の周りを歩き回って,初秋の題材を拾ってきました.

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今年の夏は雨が多く,気温もさほど高くならず,冷夏と言ってもよいくらいだったと思いますが,それでもクズの花が満開を迎えていたのは非常にうれしく思いました.迷惑な植物ではあるのですが,夏の終わりから秋の初めにかけて,クズが鮮やかな色の花をつけているのを見ると,あぁこの花も日本の美の一部なのだなぁ,という思いを強くします.

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花穂は下から上へと咲いては枯れていくので,全体が咲き誇る様を見ることはできないのですが,クズの群落をよく観察すると,様々な段階の開花を見ることができます.

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2017/09/04

まだスイレンが咲いていた

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昨日の散歩の続き.森林公園の奥にある池に行ってみると,まだスイレンがたくさん咲いていました.すっかり秋になったと早合点していたのですが,確かに日なたを歩くと汗ばみますし,気温も28度くらいまでは上がったので,まだまだ晩夏というところでしょうか?

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スイレンの花の色にはいろいろなものがあるのですね.純白から濃いピンクまで,実に様々です.アフリカや東南アジアには青いスイレンというものもあるそうです.

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2017/09/03

絶好の秋晴れ散歩

今日は早朝から快晴で,気温と湿度も低め.かつ昨日の雨で地面はまだしっとりと湿っており埃も立ちません.こういう時が絶好の散歩日和.家人がクリの実を探したいというので,朝早めに近隣の森林公園を散歩しました.

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谷津田の稲は黄色く色づいたものが多く,すでに稲刈りが始まっています.コンバインを運転してきた農家の人と言葉を交わしましたが,まだ朝露で稲が湿っているので,もう少ししてから刈り始めるとのこと.

田んぼの縁や農機具を下ろす斜路のあたりの稲は,すでに手刈りしていくつもの小さな束にまとめてありました.これを自転車に乗せて帰っていくお婆さんがいたのですが,これは神事かお供えに使うものなのでしょうか?

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休耕田のある区画にはこのところコガマの立派な群落が成長しており,なかなかいい絵になります.

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2017/08/01

IOC List V7.3 の特徴

昨日ポストした記事の続きです.

今回の改訂にはいくつかの重要な変更が含まれています.日本のバーダーにとって影響がありそうな主なものを以下に列挙します.

(1) 日本のバーダーには関係ないと思いますが,エミュー科 (Dromaiidae) がヒクイドリ科 (Casuariidae) に統合されました.下位のエミュー属 (Dromaius) はそのままなので,エミューの学名はこれまで同様 Dromaius novaehollandiae です.

(2) カナダカモメ (Larus thayeri) が亜種に格落ちし,Larus glaucoides thayeri となりました.従って和名は無しとするか「亜種カナダカモメ」とすべきでしょう.

(3) トモエガモ (Anas formosa) が Anas から Sibirionetta という一属一種の属に異動し,Sibirionetta formosa となりました.

(4) シマアジの仲間,ハシビロガモの仲間のうち 10 種が Anas から Spatula に異動しました.すなわち,シマアジ (S. querquedula),アフリカコガモ (S. hottentota),プナシマアジ (S. puna),ギンイロシマアジ (S. versicolor),アカハシビロガモ (S. platalea),アカシマアジ (S. cyanoptera),ミカヅキシマアジ (S. discors),ケープハシビロガモ (S. smithii),ミカヅキハシビロガモ (S. rhynchotis),ハシビロガモ (S. clypeata) です.日本のバーダーになじみの深い種も含まれています.

(5) ヒドリガモの仲間 6 種が Anas から Mareca に異動しました.すなわち,オカヨシガモ (M. strepera),ヨシガモ (M. falcata),ヒドリガモ (M. penelope),ワキアカヒドリ (M. sibilatrix),アメリカヒドリ (M. americana),アムステルダムヒドリ (M. marecula) です.

(6) オオモズ (Lanius excubitor) が分割され,亜種 Lanius excubitor borealis が種に昇格して Lanius borealis (Northern Shrike) となりました.和名は暫定的に「キタオオモズ」としています.また,亜種オオモズ (L. e. bianchii) が L. borealis bianchii に,亜種シベリアオオモズ (L. e. mollis) が L. borealis mollis となりました.

(7) ベニヒワ (Acanthis flammea) の欧州の一亜種だった A. f. cabaret が種に昇格し,Acanthis cabaret (Lesser Redpoll) として独立しました.和名は暫定的に「ニシベニヒワ」としています.

これら以外では,ハイイロアジサシの属が異動,シロハラアナツバメの仲間で多くの種の分割が行われています.

私としては Anas マガモ属からの大量の移動がショック.しばらく混乱するだろうと思います.

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2017/07/31

IOC List v7.3 Released

IOC World Bird List v7.3 が2017年7月31日にリリースされました.前回 v7.2 のリリースが2017年4月22日だったので,今回は3か月の周期をかなりよく守った形のリリースとなっています.

今回は定性的に大きな変更,特に日本のバーダーにとっては気になる変更がいくつか目立つので,これについては日を改めてご紹介したいと思います.定量的には,特に大量の変更はありません..今回収録されたのは科が 240,属が 2,297,現生種が 10,693,絶滅種が 158,亜種が 20,074 です.

前回同様,上目 (Superorder) の PALEOGNATHAE(古顎類)NEOGNATHAE(新顎類)や,系統群であるNEOAVES がリストの最上位の階層にこっそりと載っています.

今回は大量の亜種の整理統合は行われていないので,亜種の統合はそろそろ終息させたのではないかと思います.


IOC 本家の Master List を編集して,Refsort/Ruby 用の辞書ファイルを作りましたので,このブログサイトと,Microsoft One Drive 上に設けた “IOC List Archive„ にアップロードしておきます.

今回もこの辞書ファイルの正式なエンコーディングは UTF-8 です.従って,Linux 上で使う分には問題は生じませんが,Windows 上で使う際には,入力ファイルは UTF-8 でエンコードされ(辞書ファイルと入力ファイルのエンコーディングを揃える),かつ最初の行に

#!E -*- coding: UTF-8 -*-

というおまじないを書いておかないとエンコーディングの解釈がうまくいきませんのでご注意ください.

しかし,Windows 上でのデフォルトのエンコーディングである US-ASCIIWindows-31J でも手間なく使えるように,エンコーディング指定なしの汎用 US-ASCII 版もアップしておきます.これはどのようなプラットフォームであっても,そのプラットフォームのデフォルトの Locale が無条件で US-ASCII を解釈できることを利用したものです.ただし,欧文のアクセントウムラウトを含む文字は,それらを含まない最も近い文字に置き換えられています.正版はあくまで UTF-8 なので,特に人名を含む種や,種の Authority を見るときにはご注意ください.


このオリジナル英語版の辞書ファイルに続いて,和名追加版2種と,IOC Master List の Excel ファイルに和名を追加したものも同時にリリースしました.和名追加版の辞書ファイルについても,UTF-8 でエンコードしてあるものが正版ですが,Windows などでの使い勝手を考慮して Windows-31J でエンコードしたものも同時にアップしてあります.ただし人名や地名のアクセントやウムラウトなどは,それらを含まない最も近い文字に置き換えてありますのでご注意ください.

和名追加版の辞書ファイルのうち,UTF-8 でエンコードしてある ioclist_v73ju.ref は,Linux などで UTF-8 でエンコードした入力ファイルをソートするときに使うことを想定しています.Linux 上で使う際には,入力ファイルの最初の行に上記のようなエンコーディング指定を書く必要はありませんが,Windows 上で使う場合には,入力ファイルは UTF-8 でエンコードされ(辞書ファイルと入力ファイルのエンコーディングを揃える),かつ入力ファイルの最初の行に

#!E -*- coding: UTF-8 -*-

というエンコーディングを指定しておく必要があります.

逆に,Windows 上で Shift-JIS や Windows-31J でエンコードされた入力ファイルを,Windows-31J でエンコードされた辞書ファイル ioclist_v73jw.ref を用いてソートする際には,入力ファイルの冒頭にエンコーディングの指定は必要ありませんが,この辞書ファイルを Linux 上で使う場合には,入力ファイルは Windows-31J でエンコードされ(辞書ファイルと入力ファイルのエンコーディングを揃える),かつ入力ファイルの冒頭に

#!E -*- coding: Windows-31J -*-

とエンコーディングを指定しておく必要があります.要するに,どのような場合でも辞書ファイルと入力ファイルのエンコーディングを揃え,かつそれぞれの入力ファイルのエンコーディング指定を冒頭に書いておくのが無難です.

これらのファイルをダウンロードするには,従来通りこのブログの右側のコラムで “自作ソフト„ の中から個々のファイルをクリックしても良いのですが,前述のとおり,Microsoft One Drive 上に設けた IOC List 専用のフォルダからもダウンロードできます.それには,このブログ右側のコラムの最上段の “Archive„ の中の “IOC List Archive„ をクリックしてください.そうすると One Drive のフォルダに入ることができますので,あとは適当に選んでダウンロードしてください.今後は One Drive のみに集約していく予定です.


I am pleased to announce that I have posted reference files for Refsort/Ruby compiled directly from the latest IOC World Bird List v7.3. It contains 10,693 extant species, 158 extinct species and 20,074 subspecies, respectively. Please try it out, and enjoy its capability and speed.

Note that the reference file "ioclist_v73u.ref" is encoded in UTF-8 in order to retain all European accents and umlauts with complete fidelity as they are in the IOC Master List. Therefore, your input file should be encoded in UTF-8 as well, and should contain a magic comment on the top of the file such as;

#!E -*- coding: UTF-8 -*-

For those who want to use Refsort/Ruby in universal ASCII environments, I have posted another reference file "ioclist_v73a.ref" encoded in 7-bit ASCII. Note that characters with accents and umlauts have been simplified to their nearest neighbors. So please be careful in particular when you refer to authorities of species.

I have also posted two reference files (encoded in UTF-8 and Windows-31J, respectively) which include Japanese names. If you want to refer to Japanese names, please see those files. In order to sort a list properly using these reference files, you need to align the encoding of the input file to that of the reference file, and you should add a magic comment specifying the encoding of the input file in the first line of the file, such as UTF-8, US-ASCII or Windows-31J.

A master list in Excel format containing a column of Japanese names has been posted as well. This would be more convenient.

You can download an appropriate file by clicking a link listed on the right column of this page, but you can also access files and folders built in my area of Microsoft One Drive by clicking “IOC List Archive„.

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2017/07/09

Refsort/Ruby v2.70 Released

辞書参照型ソーティングフィルターをスクリプト言語 Ruby で実装した Refsort/Ruby の開発を10年以上続けています(例えば新しいほうから順に *1 *2 *3 *4 *5 *6 *7 *8 *9 *10 *11 *12 *13 *14).もう仕様は落ち着いていて機能の追加をするつもりは(ほとんど)なく,細々とバグのメンテナンスを行っている状態です.

前回のリリースはつい先週2017年7月2日だったので立て続けの改訂ですが,Refsort/Ruby の改訂版である v2.70 をリリースしました.

今回の改訂内容は2点.一つは出力様式に関するものです.Refsort では,-e オプションや -t オプションを使用した場合,入力された文字列を内部で数値型や日付時刻型に変換し,それを基準にソーティングを行っていたのですが,問題はさらに -u オプションを加えた場合,型変換後のオブジェクトを出力するという,少々恥ずかしい不適切な仕様でした.このような使い方はあまり行わないので,これまで問題が顕在化することはありませんでした.しかし,最近 -t オプションを新たに実装し,テストを繰り返すうちにこの不具合が発覚.そのため,ロジックの深いところに手を入れて,どのようなオプションを使ったとしても,出力時には入力された文字列をそのままの形で出力するようにしました.

例えば,10, 20, 50, 50+, 100, 100+, 100++ という数値が一行に一つずつ書かれている入力を考えてみます.これを -e オプションでソートすると,全ての文字列は浮動小数点型の数値 10.0, 20.0, 50.0, 50.0, 100.0, 100.0 に変換され,比較・ソートされます.これを出力するときに,-u オプションがなければ,従来の仕様でも入力行をそのまま出力するので,10, 20, 50, 50+, 100, 100+, 100++ が出力されて問題なかったのですが,-u オプションを加えると,型変換後のデータ 10.0, 20.0, 50.0, 50.0, 100.0, 100.0 が出力されてしまっていました.

今回の改訂では,-u オプションを付けたとしても,10, 20, 50, 50+, 100, 100+, 100++ が出力されるようにしたものです.日付時刻のデータにしても同様です.

もう一つの改訂内容は,これは完全に内部的なものですが,出力処理を行っている部分に論理の冗長な部分があり,速度を阻害しているように見えたので,冗長な部分を取り除きスクリプトを最適化しました.これもアルゴリズムのかなり深いところに手を入れています.はるか昔に書いた部分なので思い出すのに一苦労しました.将来のためにソースコード中にコメントを残しておきました.

このところ,-M オプション,-e オプションと -t オプションに関係する部分の不具合を直してきましたが,これで一段落付いたと思いますので,Refsort 本体の改訂は一休みできると思います.

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2017/07/02

ガマの穂

今日は梅雨の晴れ間の非常に蒸し暑い一日となりました.明日はさらに気温が上がるそうで,もっと不快になるのでしょう.嫌な季節がやってきました.

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さて,一昨年,そして昨年と,このブログで近所にガマの群落があることをお伝えしましたが,今年もガマの穂の季節がやってきました.今年は6月前半まで気温が低めだったので,例年に比べると生育がやや遅れているようですが,それでもガマの群落は,穂の数を増やすなど,全体としては健全です.

Summeraroundhome_jul2017_0033m

今日の午前中は薄日が差す程度のお天気だったので,ガマのような細かく一様なテクスチャの被写体は,コントラストが付かずに大変撮りにくいものです.さらに,新しいカメラの露出制御はどうも保守的過ぎるようで,1EV程度露出が少なめです.レタッチして露出が適正になるようにしていますが,コントラストが低くて大変眠たい画になってしまいました.

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Refsort/Ruby v2.63 Released

辞書参照型ソーティングフィルターをスクリプト言語 Ruby で実装した Refsort/Ruby の開発を10年以上続けています(例えば新しいほうから順に *1 *2 *3 *4 *5 *6 *7 *8 *9 *10 *11 *12 *13).もう仕様は落ち着いていて機能の追加をするつもりはなく,細々とバグのメンテナンスを行っている状態です.

前回のリリースはつい先週,2017年の6月25日だったのですが,今回の修正は2点.一つは,辞書を参照しないソーティングのオプションに,文字エンコーディングそのものに基づくソーティングである -a オプションと,数値の大小に基づくソーティングである -e オプションに加えて,日付時刻に基づく新たなオプション -t を設けたことです.このオプションは,日付時刻の国際標準である ISO 8601 に準拠した文字列を日付時刻と認識して,その昇順にソートするというものです.日付はグレゴリオ暦に基づいていますので,グレゴリオ暦が制定される以前の年代については少々注意が必要ですが,基本的にどのような紀元前の年代であっても,あるいははるかな未来であっても,対応は可能なはずです.

もう一つの修正は実にマイナーなもので気付くこともないと思いますが,数値の大小に基づく -e オプションにおいて,数値が整数であれば整数型のオブジェクトである Integer として扱い,その結果として,出力するときにも整数として出力し,余分な .0 付加しない洗練されたものになっています.

日付時刻の -t オプションは,私自身これまで全く使用したことがなかったので,もう一段の最適化が必要ではないかと思っていますが,とりあえずリリースしてしまいます.

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