自然

2022/09/19

散々なお天気

せっかくの秋の三連休というのに台風が上陸して西日本は荒天.我が家がある関東でも暖湿流が吹き込んで積乱雲が発達し,断続的に強い雨が降ったり青空が出て日が射したり.まるでシンガポールのようなお天気.

雨が降り込むので南側のガラス戸を開けたり閉めたり忙しかったのですが,雨戸と網戸の隙間にアマガエルが潜んでいました.体色がアルミサッシの色になっていました.二階のここまでどうやって上がってきたのか?雨戸を閉めるようなことになると,轢死させてしまいそうなので,バルコニーの手すりに避難してもらいました.

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遠くには積乱雲の黒い雲が湧いていますが,雨雲レーダーで見る限り遠くをかすめて通過しそう.昨晩は蒸し暑くて大変寝苦しかったのですが,今日はどうかな?

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2022/09/16

暑いけどクズが満開

九月も後半に入りましたが,特に西日本では猛暑が続いているようです.当地でも今日は30度近くまで気温が上がる予想なので散歩はお休み.まだ夏が頑張っているということなのでしょう.早く秋が来ないかな?

しかし自然の生き物たちは秋から冬への準備を着々と進めています.夏の間勢力を振るったクズは今が開花の盛り.すでに豆の果実をつけた穂もたくさんあります.

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川岸のマント群落がクズで覆い尽くされ,クズの花をちりばめた壁のようになっていました.

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2022/09/15

オオオナモミの赤ちゃん

当地の水田の周辺にはオオオナモミの大きな群落がいくつもあります.夏の間に草刈りがされていったんは地上部分は完全に刈り取られてしまうのですが,それからひと月以上経つと,またむくむと株が育ってきます.

今日の散歩で川沿いを歩いた時に,オオオナモミの群落が川に沿って続いているのを見かけました.すでに果実が付いており,あとはあの鋭い針と言うのか棘と言うのかが伸びて固くなるのを待つだけのようです.

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たまたまイナゴのようなバッタが乗っかっていました.佃煮にして食べたらいいかも.

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2022/09/11

コガモご一行様お着き

今日はアメリカ同時多発テロから21年目の日.あの時は帰宅してテレビの映像を見るなり本当に驚きました.あんなことが実際に起きるとは.さらに高層ビルが長時間の火災の後に一瞬で崩れ去ったことにも驚きました.

さて,今日は昨日のようには晴れ渡らず,曇り空の一日.涼しいと思って散歩に出かけましたが,やはり歩くと汗をかきました.コース途中の調整池にはたくさんのカルガモが溜まっていたのですが,その中に見慣れない群れが.

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おお,やはりコガモです.やって来たのです.当地では今年第 1 陣.オスはまだエクリプス.定着するかどうかわかりませんが,これから第 2 陣,第 3 陣と続くはずです.良い写真が撮れなかったのですが,一応証拠を出しておきます.

コガモが調整池に定着すると,それを狙ってオオタカがやって来るので,調整池はにぎやかになります.

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稲刈り作業を眺めながら川沿いの道に出ると,小さなヘビが道路の上で死んでいました.ジムグリの幼蛇のようです.車に轢かれたか?とてもきれいな鱗です.

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2022/09/09

クズの花が咲き始めた

英国のエリザベス女王が亡くなったそうです.70 年以上も女王としての重責を担い,かつ王室の権威を守ることに成功した立派な君主だったと思います.彼女にはマーガレットという妹がいたのですが,エリザベスが 10 歳のとき,父の兄のエドワード 8 世シンプソン夫人との恋を選んで退位したのです.その結果エリザベスは王位継承順位第一位を得たのですが,マーガレットは「えっ!あなた女王になるの?なんて可哀そうに!」と言ったそうです.それくらい国王の地位には国家と国民のために尽くす責任が重くのしかかり,自由な人生を送ることはできなくなるのです.しかしエリザベスはその責任を立派に果たしたと言えるでしょう.

さて今日は薄日が射して蒸し暑かったのですが,久しぶりに散歩に出かけました.行く先々で目立っていたのはクズの花です.マント群落に覆いかぶさるように繁るクズですが,花が咲くと花びらを次々に地面に落としていくので,地面にクズの花びらが落ちていれば,上を見上げるとクズが咲いているというわけです.この花を見ると夏も終わるのだなと実感できます.

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葉の上に偶然カマキリがいましたが,これは初秋の今ごろよく見かける光景です.

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2022/09/07

オオスズメバチが栄養交換

台風が引き連れてきた暖湿流が日本列島をおおっており,蒸し暑いことこの上ありません.おまけに当地ではお昼頃から雨が降りだしました.雷雨になるとの予報もあるので,気を付けています.

そういうお天気なのに,家人が我が家の玄関で変なものを見つけてしまいました.玄関わきにカクレミノという常緑広葉樹を植えているのですが,ちょうど今が開花期.いつもであればたくさんの昆虫が蜜や花粉を取りに来るのですが,今日はちょっと強面のお客さんがいました.オオスズメバチです.

それも 1 匹や 2 匹ではなく,ブンブンと羽音を鳴らしながら 10 匹以上はいるようです.と,その中に奇妙な塊りが.オオスズメバチ 3 匹が固まって顔を寄せ合っています.写真を撮ってよく見てみると,どうも口移しで何かをやり取りしているようです.

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その後調べてみると,オオスズメバチの働きバチは胴体が極端にくびれていて食道が細く,液体の栄養しか取れないのだそうです.それで肉団子を幼虫にあげる代わりに幼虫から栄養液 VAAM をもらったり,成虫同士で樹液を交換したりするのだとか.へぇー,初めて知りました.

しかし我が家の玄関先でやるのは勘弁してくれないかなぁ.

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2022/09/04

ツバメのねぐら入りを楽しむ

今日の午前中は湿度が高くて雲が湧き,ひょっとして雷雨になるか?と気を揉んだのですが,午後になると北東気流が強く入って雲を吹き払い,湿度も下がって来て快適な午後になりました.

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夕方からはツバメのねぐら入りの観察会に参加.稲刈りが終わったばかりの田んぼの農道で,日が暮れるのを待ちます.日没から 10 分くらい経つとツバメがどこからともなく集まってきます.上空をぐるぐると飛び回り,ヨシ原のどのあたりに落ち着くかねぐらの場所の品定めをしているのでしょうか?

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日没後 20 分くらいになると,旋回していたツバメたちは次々とヨシ原の中に突入していきます.その間わずか数分.日没後 30 分ころにはほとんどすべてのツバメがヨシ原に降りてしまい,かわりにコウモリがあたりを飛び始めます.ほぼ半月の月も明るく輝き始めました.

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2022/09/03

IOC List v12.2 released

IOC World Bird List v12.2 のドラフト版は 8 月上旬にはアップロードされていたのですが,その後正式版になったというアナウンスが無いままに 9 月に入ってしまいました. その間 8 月 23 日付で BOW ページが v12.2 に更新されたというアナウンスがあっただけです.このため 8 月 23 日で更新が完了したと見なしたいと思います.

これは 2022 年 2 回目のリリースです.前回 v12.1 のリリースが 2022 年 1 月 20 日だったので,今回は 6 か月 + 1 か月以上経ってからの更新となりましたが,これは他の主要な鳥類チェックリストとの統合の議論がある程度進捗するのを見極めてから更新作業を行ったためと思われます.この調子だと,鳥類チェックリストの大統合が予想外に早く達成されるかもしれません.

今回収録されたのはが 44 ,が 253,が 2,383 ,が 11,093 (うち絶滅種が 160 ),亜種が 19,880 です.

今回と前回 v12.1 との差分を調べてみると大きな変更はなく,他の主要チェックリストに合わせて 20 種程度の英名を変更したことが目立つくらいです.大規模な属の異動もありませんでした.例によって日本のバーダー向けに重要と思われる変更点を書いておきますが,今回はほとんど書くべきことがありません.強いて書くと,

  1. Pandion cristatus, Easterm Osprey, オーストラリアミサゴが P. haliaetus, Western Osprey, ミサゴの亜種にまとめられ,P. h. cristatus となりました.これに伴い,P. haliaetus の英名が Western Osprey から Osprey に変更されました.ちなみに日本で見られるミサゴは基亜種 P. h. haliaetus です.従って今後日本のミサゴの英名はただの Osprey となります.
  2. Strix davidi, Pere David's Owl, シセンフクロウが S. uralensis, Ural Owl, フクロウの一亜種に格下げされ,S. u. davidi となりました.ちなみに日本の本州島のフクロウは S. u. hondoensis, 亜種フクロウです,他の島のフクロウも S. uralensis の亜種なので,シセンフクロウと同列の扱いです.

と,この程度です.今回は英名の変更が多かったのですが,日本のバーダーにとっては影響はわずかでしょう.なお,IOC List が更新されるたびに別記事で紹介していた tautonym(反復名)ですが,今回は前回の v12.1 と全く同じなので省略します.


IOC 本家の Master List(学名と英名を収録した Excel ファイル)を編集して,Refsort/Ruby 用の辞書ファイル(拡張子が .ref のテキストファイル)を作りましたので,Microsoft One Drive 上に設けた “IOC List Archive„ にアップロードしました.

エンコーディングは UTF-8US-ASCII の2種類です.正版は UTF-8 版で US-ASCII 版は簡易版ですが,詳細についてはユーザーズガイドをご覧ください.


このオリジナル版の辞書ファイルと併せて,全ての掲載種に和名をつけた辞書ファイル 2 種と,IOC Master List の和名追加版(Excel ファイル)も同時にリリースしました.今回は山階鳥研論文誌に掲載されている目と科の新しい和名を参照して,目と科の和名を若干修正しました.さらに同じく山階鳥研の論文誌に掲載されたフクロウ目の種和名の改訂に関する論文を参照して,フクロウ類の和名の若干の改訂を行いました.変更部分は辞書ファイル中に明記してあります.元論文は辞書ファイルのヘッダー部分を参照してください.

和名追加辞書についても,UTF-8 でエンコードしてあるものが正版ですが,Windows などでの使い勝手を考慮して Windows-31J でエンコードしたものも同時にアップしてあります.詳細についてはユーザーズガイドをご覧ください.

単に種名を調べるためだけであれば,和名追加版の Master List(Excel ファイル)が最も便利です.ただし長大なワークシートなので,目的の名前をスクロールして探すのは非効率です.検索メニューからジャンプするのが良いでしょう.


これらのファイルは前述のとおり,Microsoft One Drive 上に設けた IOC List 専用のフォルダからダウンロードできます.それには,このブログ右側のコラムの最上段の Archive の中の IOC List Archive をクリックしてください.そうすると One Drive のフォルダに入ることができますので,あとは適当に選んでダウンロードしてください.


なお旧版の v12.1j について,何か所か和名の誤記が見つかったので,訂正版をリリースしています.ioclist_v121jp1 という総称で,それぞれ UTF-8 と Windows-31J でエンコードしたものがあります.旧版を使い続ける方はこちらをお使いください.

さて,本年秋のリリースが予定されていた 10 年ぶりの更新となる日本鳥類目録改訂第 8 版ですが, Covid-19 の影響を受けて検討作業が遅滞しているとのことで,リリースを 1 年延期して 2023 年 9 月とすることがアナウンスされています.しかも,これまでになかったような和名の変更がいくつか予告されており,興味深いものになるようです.例えば長すぎる和名を短くするとか,亜種の名前を種名と異なるものにする例外を設けるとか・・・こちらの記事が参考になります.一年先延ばしになってしまいましたが,ぜひ世界の進度に伍して行ってもらいたいと思います.


I am pleased to announce that I have posted reference files for Refsort/Ruby compiled directly from the latest IOC World Bird List v12.2. It contains 44 Orders, 253 Families, 2383 Genera, 11,093 species including 160 extinct ones, and 19,880 subspecies, respectively. Please try it out, and enjoy its capability and speed.

Note that the reference file "ioclist_v122u.ref" is encoded in UTF-8 in order to retain all European accents and umlauts with complete fidelity as they are in the IOC Master List.

For those who want to use Refsort/Ruby in universal ASCII environments, I have posted another reference file "ioclist_v122a.ref" encoded in pure US-ASCII. Note that characters with accents and umlauts have been simplified to their nearest neighbors. So please be careful in particular when you refer to authorities of species.

I have also posted two different reference files "ioclist_v122ju.ref" and "ioclist_v122jw.ref" (encoded in UTF-8 and Windows-31J, respectively) which include Japanese names for all species. If you want to know Japanese names, please refer to those files.

In order to sort a list properly using these reference files, you need to align the encoding of the input file to that of the reference file, and you should add a magic comment specifying the encoding in the first line of these files, such as

#!E -*- coding: UTF-8 -*-

or, add an option "-E UTF-8" into your commandline.

You can skip this process if your iput file is encoded in the default encoding of your platform, e.g., US-ASCII or Windows-31J for Windows, UTF-8 for macOS or Linux.

A master list in Excel format containing a column of Japanese names has been posted as well. This would be most convenient for quick reference.

You can download appropriate files from my area of Microsoft One Drive by clicking "IOC List Archive". Enjoy, and bon appétit.

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Refsort/Ruby v3.73 released

辞書参照型ソーティング・フィルタ Refsort/Ruby (新しいほうから *1 *2 *3 *4 *5)の改訂版 v3.73 をリリースしました.今回の改訂は機能の追加が主なものです.

まず,数値の大小で並べ替えを行うための --value, -e オプションの機能を拡張し,数字の直後に + または - 記号を最大で 5 個まで付けることで,付けなかった場合の数値よりも「わずかに」大きいまたは小さい数値を表現できるようにしました.これにより例えば,

100-- < 100- < 100 < 100+ < 100++

という大小関係が成立するようになります.野外での生物個体数のカウント,培養シャーレや顕微鏡視野内のカウントなどで,概数として + や - を付ける場合があることに対応しました.

なお, 100+ や 100++ は 100 よりも「ほんのわずか」大きいということだけに意味があるので,他の数値に対しては 100 とほぼ等価です.このため強いて書けば,

100+ < 100++ < 100.001

99.999 < 100-- < 100- < 100

という評価になることにご注意ください.

負の数についても,+ はわずかに大きい数,- はわずかに小さな数を表すので,

-100-- < -100- < -100 < -100+ < -100++

となります.

次に --showencoding, -g の機能を以下のように修正しました.まず BOM や コマンドライン,あるいは何も指定がない場合のデフォルトで初期設定されているエンコーディングを表示し,その後辞書ファイルや入力ファイルを読み込んだ段階で埋め込みオプションによりエンコーディングが変更された場合には,変更後のエンコーディングも表示するようにしました.これによりエンコーディングの初期設定・変更の過程がわかりやすく表示されます.

Refsort/Ruby とそれに関連するコンテンツのアーカイブを Microsoft One Drive に置いています.画面右側コラムの Archive の中の Refsort/Ruby Archive をクリックしていただくと,私の OneDrive 上に設けたライブラリが開きますので,そこから過去分も含めてファイルをダウンロードすることができます. Refsort 本体の refsort.rb は refsort_v373.rb というファイル名でアップロードされていますので,ダウンロード後に refsort.rb に変更するとよいでしょう.改行コードも CR/LF になっていますので,適宜変更してお使いください.エンコーディングは US-ASCII ですので,そのままでよいでしょう.ユーザーズガイドは,リリースが遅れている IOC List v12.2 が完全にリリースされてから改訂したいと思います.

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2022/08/31

これはギンネム?

暑かった 8 月は今日でおしまい.なのですが,今日から暑さが戻ってきました.天気図を見ると,確かに南風が吹き込む気圧配置.蒸し暑くて不快です.

先日散歩コースを回った時に改めて気づいたのですが,ここ 3 年ばかり休耕田になっているところが荒れ放題になっていて,オオブタクサが高くそびえ立ってしまいました.初夏のころに 1, 2 度草刈りが行われましたが,その後 2 か月も放っておくとこうなるという見本です.このままいくとオオブタクサの森になってしまうのではないかと心配.花粉は花粉症の原因物質ですし枯れ際が大変汚い.

背丈の低いマメ科の植物が果実をつけているのも目立っています.調べてみるとこうれはどうやらギンネム.(訂正 これはコメントにも書いた通り,ギンネムではなくて一年草のクサネムのようです.)若葉や芽にミモシンという有毒物質を持ち,さらにこれはアレロパシー物質でもあるので,本種が多い沖縄や小笠原では他種が駆逐され,ギンネムに占拠されてしまった耕作放棄地が多いそうです.

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一方,ミモシンの分解酵素を持つギンネムキジラミという昆虫がいて,強力な天敵となっているとか.一斉に食害されて群落全体が枯死することもあるそうです.へぇー

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